寺田屋【まるっと中野】

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更新日:2026年5月28日

初めまして!この度、ナカノ観光レポーターに就任しました、いるかと申します。中野生まれ中野育ちで30年以上この街に住んできました。中野に住んでいる方も、まだ来たことがない方も、皆さんが行ってみたくなるスポットを、私らしく隅々までレポートしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
「ここって中野?杉並?」
そんな“区境”にあるお店、気になったことはないでしょうか。“ほぼ境目ウォーク” と題し、中野区の境目を歩きながら気になるお店をレポートしていきます。第一回は、そんな区境で愛される一軒を訪ねました。中野区大和町にある「寺田屋(てらだや)」を紹介します!お隣の婦人服店「リンキング」は住所が杉並区なので“真の境目”と言えるお店です。

地図のスクリーンショットGoogleMapより。青線より北が中野区、南が杉並区。

寺田屋とは?

店の外観

高円寺・大和町エリアで深夜まで営業する「寺田屋」は、かすうどんと肉料理が楽しめる居酒屋です。常連客でにぎわう店内は、どこか肩肘張らない空気感。仕事帰りにふらりと立ち寄る人もいれば、常連客同士で酒を酌み交わす姿も見られるアットホームな雰囲気のお店です。

格闘家を目指して上京、高円寺で飲食の道へ

店主「寺田屋」店主、寺田さん

店主の寺田さんは、大阪府南大阪市出身。10代のころ、格闘技をやるために東京へ。上京後に暮らしたのは、中野区大和町。アルバイト時代を経て高円寺高架下にあった「豚豚(ツートン)」で働くことに。格闘技と並行しながらも、「いつかは飲食をやりたい」という気持ちはずっとあったそう。やがて働いていた店を買い取る形で、「豚豚(ツートン)寺田屋」となって自分の店を持つことに。その後、高円寺駅高架下再開発の時に立ち退きが決定。次の場所を探していたところ、20年来の飲食業仲間、「ラーメン健太」の健太さんに声をかけて、"ラーメン健太の間借り"というかたちで営業を開始しました。

お酒が進む一品料理と、高円寺の夜

新玉ねぎの冷たいスープ

この日の突出しは、「新玉ねぎの冷たいスープ」。
やさしい甘みが広がり、最初の一口からほっとする味でした。

梅大根

「梅大根」はさっぱりとした箸休めにぴったりの一品です。

高円寺サワー

「高円寺サワー」は、ほんのり柑橘を感じる一杯。
ついつい飲みすぎちゃう爽快感!

レバー食べ比べ

炭火で焼いた「レバー食べ比べ」は、レバニラとレバ味噌の2種盛り。1個1個が大きくて食べ応えがあります。ぷりっとしたレバーは臭みがなく、お酒によく合います!通常より小さめサイズで提供していただきました。そんなに食べれないけどちょこっとつまみつつ飲みたい!という時に小さいサイズがあるのは嬉しいですよね♪
「産地にこだわるというより、その日いちばん良いものを肉屋さんから入れてもらっています」と店主。肩肘張った“こだわり”ではなく、人との縁を大切にしているのが伝わってきます。

焼き豚足

「焼き豚足」は、表面が香ばしく焼かれ、中はやわらかく大根おろしとポン酢ダレでさっぱりいただけます。
炭火の香りと脂の旨みが広がり、思わずお酒が進みます。

自家製チョリソー

自家製チョリソーは、ピリ辛でジューシー。スナップエンドウとズッキーニが彩りを添えています。ズッキーニはサービスでいただきました。
店内のホワイトボード「今日のおいしいもん」やメニューには他にも魅力的なあてが沢山・・・!きっとお気に入りの一品がみつかるはずです♪

手書きメニュー

“自分が食べたい”から始まった、かすうどん

「自分が食べたいかすうどんが東京になかったんですよね。」
店主の寺田さんはそう話します。
今では少しずつ都内でも見かけるようになったかすうどんですが、お店を始めた当時はほとんどなかったという。だからこそ、自分で作ろうと思ったそうです。
実際にいただいたかすうどんは、昆布だしをしっかり効かせたやさしい味わい。
油かすの旨みはありながら重すぎず、飲んだあとでもするすると食べられます。
飲みの〆としてはもちろん、これを目当てに訪れたくなる一杯です。

かすうどん

「うどんだけでも来てほしい」

営業時間は午後7時から深夜2時。炭火は0時に落とす。街の雰囲気を感じながら夜遅くまでお酒や食事を楽しめるのも寺田屋の魅力です。常連のお客さんも多いですが、寺田さんは「初めてでも入りやすい店にしたい」と話していました。
「飲まずに、うどんだけでも大丈夫ですよ」
夜のまちを歩きながら、気になる店の灯りに惹かれふらっと入る。
そんなまち歩きの楽しさを、改めて思い出させてくれる一軒です。気になった方は立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

店内

寺田屋(てらだや)

所在地:東京都中野区大和町1丁目66ー6 1階
アクセス:JR中央・総武線「高円寺駅」より徒歩7分、西武新宿線「野方駅」より徒歩19分
営業時間:19時から26時(炭火を使うメニューは、24時まで)
定休日:不定休
支払方法:カード不可、電子マネー不可、QRコード不可
Instagram:新規ウインドウで開きます。@zhuton_teradaya(外部サイト)

お問い合わせ

このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。

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