【まるっと中野】中野とエチオピアのハーモニー。カレーの王国「サファリカレーショップ」

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更新日:2024年2月6日

こんにちは。ナカノ観光レポーターの「奥山 行(おくやま ゆき)」です。
アフリカのスパイスが香る「サファリカレーショップ」に行ってきました。JR中野駅南口を出て徒歩6分。赤い看板とのぼりがトレードマークです。

外観

私の夫は、料理が趣味のスコットランド人。海外の料理動画で知ったエチオピアのスパイス料理「ドロワット」を、東京で食べられるお店はないかな…とインターネットで検索したところ、なんとすぐ近所にあることが判明!

今回は店長の安部美紀さんにお話を伺いました。

店長の安部さん

安部さん「明るくハッピーな世の中を目指して、『元気モリモリ、おいしいたのしいスパイシー!』を合言葉にしています。お客さんにパワーをお裾分けできるよう、毎日元気に働いています」

合言葉の、おいしい、たのしい、スパイシー

私たちのお気に入りは、2種類のカレーとスペシャル定食(1,540円)。お店の看板メニューの「ドロワット」、日本風の「チキンカレー」、野菜をたっぷり煮込んだトマトシチュー「トマトマ」。この3つから2つを選びます。

2種類のカレーとスペシャル定食

辛めのドロワットにはゆで卵、甘口のトマトマには冷たいビーンズサラダを添えて。
ドロワットとは、エチオピアのスパイスを20種ミックスした「バルバレ」を使う、スパイシーな鶏肉のカレーです。エチオピアで使われるアムハラ語で「ドロ=鶏肉、ワット=惣菜(煮込み料理)」という意味だそう。

安部さん「サルサソースのようなビーンズサラダは、野菜たっぷりでヘルシー。お客さんに『ガッツリ食べた!』と満足してもらえるよう、量も心がけています」

カレーとビーンズサラダ

チキンカレーは日本のカレーで、甘口仕立て。

安部さん「オプションのクックル(羊のすね肉のスープ)は濃厚な味が自慢です。レモン汁で味変すると一気にさわやかに!お酒が飲める方は、ぜひマンゴービールを試してください。甘いマンゴーの香りに、ほろ苦いビールの味が引き立ちます」

お店の味を家庭で再現できるよう、スパイスも販売しています。

スパイスの販売

ドロワットの素は、ミックススパイスのバルバレでできています。醤油のような万能調味料で、煮込み料理に入れたり、肉料理にかけたりしてもよく合います。エチオピアの七味唐辛子「アンチ ミトゥミタ」は、ちょっと辛さを足したい時にぴったり。

さっそく、夫がドロワットを作ってみました。

自宅で作ったドロワット

ドロワットの素をたっぷり使って、お店の味より若干辛めに。たくさんの香りが混じり合う濃厚な仕上がりになりました!煮込むほどにどんどんおいしくなります。

店内は隅々まで目が届く広さ。お客さんとスタッフの距離が近く、気軽にコミュニケーションを取れるのも魅力です。
安部さん「中野でちょうど気に入った物件を見つけることができました。お店をはじめるならゼッタイ持ち帰り用の窓口がほしい!と思っていたんです」

カウンター

安部さん「カウンター越しにお客さんと言葉を交わせる距離感を大切にしています。『おいしいね』と声をかけてもらえると嬉しいですね」

インテリアもアフリカンな雰囲気。

お店のインテリア

安部さんがドロワットと出会ったのは16年前(2023年現在)。友人に誘われて行ったエチオピア料理店でひとめぼれしました。
安部さん「食事のおいしさと温かいおもてなしに感動しました。こんなお店が日本にもっと増えてほしい!と思い、お店をやることを決めたんです」

ファンアート

お客さんが描いてくれたお店のファンアート。元気モリモリで素敵!

お客さんからのイラスト

安部さん「お子さんから大人まで、いろんなお客さんが来てくれます。ひとりごはんも大歓迎なので、お気軽にご来店ください!」

店内

テーブル席

お客さんに元気をくれる、みんなのお姉さんのような店長。輝く笑顔とおいしいカレーに、ぜひ会いに来てください。

笑顔の店長

エチオピアと中野をつなぐ「サファリカレーショップ」で、暮らしにアツいスパイスを取り入れてみませんか。

ちびナカノさん

お店


サファリカレーショップ

所在地:中野区中野2-14-20
アクセス:JR中央線「中野駅」南口より徒歩6分
電話:03-3381-5888
営業時間:11時00分から21時30分(ラストオーダー21時00分)
定休日:火曜日、水曜日
URL
新規ウインドウで開きます。https://safaricurryshop.com/(外部サイト)

お問い合わせ

このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。

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