【まるっと中野】中野区沼袋で愛され続けるお米屋さん、「伊藤精米店」でいただく絶品おにぎり。
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更新日:2025年2月21日
こんにちは。ナカノ観光レポーターの「ぼんじり」です。中野で家族3人暮らし、現在1歳になる男の子を育てています。
今回ご紹介するのは、西武新宿線「沼袋駅」から歩いて3分、昭和26年創業の「伊藤精米店」です。
お店のマスコットキャラクター、たぬきの「とくさん」。
店内には全国から選りすぐりのお米がずらり。約30銘柄を販売しているそうです。
そして大人気なのが、こちらのおにぎり。具の種類が豊富で、手のひらにおさまるちょうど良いサイズなのも嬉しいです。
おにぎりのご飯は、こちらの羽釜で炊きあげているとのこと。精米したてのお米を使っているので、お米の美味しさが引き立っています。
リニューアル一周年を記念して2024年7月に行われたおにぎりの人気投票「Oni-1(オニワン)グランプリ」で、一位に輝いたのは「とくさん」。
「とくさん」は揚げ玉と青のりをご飯に混ぜ込んだおにぎりで、その珍しいネーミングはお店のマスコットキャラクターの名前からだそうです。私も来るたびに必ず買ってしまうので、一位になるのも納得のおいしさ!
店主の伊藤武夫さんにお話を伺いました。
「創業以来この場所で営業し続けて、自分で3代目になります」
歴代のお店の外観写真も見せてもらいました。
こちらは創業当時の姿。「『働く人』という題材で、生活科の教科書に載ったこともあるんですよ」と伊藤さん。
こちらは2代目の姿。この頃からおにぎりの販売も始めたそう。
「おにぎりの販売は、30年ほど前からはじめました。良い意味でこだわらないというか、家庭的な味を目指しています。お客さんからも『ホッとする味』『なんだか懐かしい』と言ってもらえることが多いです」
店内には昔の看板も飾られています。お店に来た際は、ぜひ探して見てくださいね。
お米の消費量が減る中、「お米屋さんでお米を買う人も少なくなり、現状はなかなか厳しい」と伊藤さん。そんな中でも「米屋にしか出来ないこと」で勝負をしていると話します。強みは、「品数の多さ」。出来るだけ産地に赴き、生産者の方と直接会うようにしているそうです。
店内の立て看板は、すべて伊藤さんの手作り。現地で撮影した写真つきのものもあり、生産者の顔がわかるのも安心です。
玄米派の方には嬉しい、無農薬の玄米も。好みを伝えれば、それに合わせた銘柄を紹介してもらえます。自分好みのお米が見つかるのも、お米屋さんならではですね。
「買いにいらした際に、その都度精米できるのも米屋の強みです。精米したてのお米はやっぱり美味しいですよ」と伊藤さん。玄米を好みの白さに精米してくれるのも、お米屋さんだからこそ。
季節限定のおにぎりも個性豊か。
夏に沖縄の新米を入荷した時のおにぎり。
ハロウィンの時にはこんな可愛いおにぎりも。
「季節を通してお客さんに楽しんでもらえるよう工夫しています」と伊藤さん。
さらにこんな工夫も。なんとお店の真横に田んぼがあるんです!お店をリニューアルした際に伊藤さんがこだわって設けたもので、昨秋に収穫も行ったそうです。
「近所の子どもたちが覗き込んで、めだかを見たりしていますよ」と伊藤さん。お米がどのように作られるかを知る良い機会にもなりますね。
買ったおにぎりを近くの公園で食べるのも楽しい。
1歳の我が子も大きなお口でぱくり。安全なお米で作られたおにぎりは、小さいお子さんにも安心です。
Instagramでは、お店の最新情報が定期的に更新されています。そちらもチェックしてみてくださいね。
伊藤精米店
所在地:中野区沼袋4-26-14
アクセス:西武新宿線「沼袋駅」北口より徒歩3分
営業時間
- 月曜日から金曜日:9時から20時
- 土曜日、祝日:9時から19時
定休日:日曜日
電話:03-3386-5651
HP:https://itouseimaiten.co.jp(外部サイト)
Instagram:https://www.instagram.com/itouseimaiten/(外部サイト)
取材当時の価格です。
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このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。