【まるっと中野】中野で夢を叶えよう!未来に羽ばたく「パティスリー・オダ」
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更新日:2024年12月5日
こんにちは。ナカノ観光レポーターの「ちいたん」です。ちびナカノさんも一緒です。
今回は、地域に愛される洋菓子店「パティスリー・オダ」を紹介します。
中野駅北口から線路沿いを新宿方面へ歩いて5分。5月から7月と、10月から1月の原則水曜日にケーキを販売しています。
織田製菓専門学校の2年生が授業の一環で開いているお店で、教員の指導のもと、商品作りから販売まで学生たちが行っています。
この日はなんと2時間近く並び、ケーキと焼き菓子に1組につきそれぞれ6個までの購入制限がかかるほど大人気。接客する学生の皆さんは、真剣なまなざしです。
早速、購入したケーキをいただきます。
くちどけのいい「いちごのショート(税込み330円)」。
卵が濃厚!ハート型のイチゴがかわいい「ハートのプリン(税込み260円)」。
たくさんの栗が入ってリッチな「ロールケーキ(カット)(税込み200円)」。
かわいい帽子の形「シャルロット(税込み290円)」。
かぼちゃが味わい深い「ムースポティロン(税込み270円)」。
ショコラのコクがクセになる「ムースショコラ(税込み300円)」。
どのケーキも一つひとつ、丁寧さが伝わってきます。
あまりにかわいいので、焼き菓子も購入。バラフィナンシェ、オレンジクグロフ、ディアマンショコラの3種類が入って税込み300円と、とってもお得!
こんなに購入したのに全部で2,000円しないなんて夢みたい!このお値打ち価格も人気の秘密です。
商品作りの様子を取材させてもらいました。先生にしっかり確認しながら、次々に完成するお菓子たち。チームプレイが光ります。
1回につき6から8種類の生菓子と、約8種類の焼き菓子を400から600個作るのだそう。こんなに手間暇をかけて作られているとは…感動しました。
織田製菓専門学校2年生の廣澤茉咲(ひろさわまさき)さんにお話を伺いました。
―秋の人気商品を教えてください。
「ダントツでモンブランです。すぐ売れてしまうので、『食べたかった』と話すお客さんも多いです。メレンゲでできている土台の上に栗を乗せて、モンブランクリームをくるくると絞るのですが、難しいので限られた時間の中で頑張っています」
売り切れで食べられなかった「モンブラン」の写真を提供していただきました。かわいいですね!
―お菓子作りへのこだわりはなんですか?
「可愛かったり、きれいだったり、見た目で『食べたいな』と思えるようなものを作れるよう心がけています。それから、食感や食べやすさも大切にしています」
―どんなお客さんが多いですか?
「長く応援してくださる地元の方が多く、時々家族や友達も来てくれます。最近は、織田学園他校の人も来てくれます」
―中野の好きなところを教えてください。
「飲食店がたくさんあるところです。お昼ごはんを裏路地に食べに行ったりしますし、オムライスやラーメンなど気になった個人経営のお店に友達と行くこともあります」
―実習の感想や、大切にしていることを教えてください。
「大量に作っていると、少しのミスでも多数に影響が出るので緊張感があります。それから、時間を考えて効率よく。実習台をきれいにすることも気をつけています」
―これからどんな姿を目指していきたいですか?
「個人的には、商品のクオリティを上げていきたいです。まずは見た目を安定させるところから頑張りたいです」
商品は学生たちが授業で作ったとは思えない質の高さですが、「これからも学生たちを応援してくださると嬉しいです」と担当の平出(ひらいで)先生は微笑みます。
きっとここから、素敵なパティシエが、羽ばたいていくのでしょう!楽しみだね、ちびナカノさん。
パティスリー・オダ
所在地:中野区中野5-30-1 織田製菓専門学校第2校舎1F
アクセス:JR中央線「中野駅」北口より徒歩5分
電話:03-3228-2111
営業期間:5月から7月と、10月から1月
ケーキ販売は、原則水曜日の11時から売り切れまで。
詳しくはホームページをご覧ください。
https://seika.oda.ac.jp/(外部サイト)
お支払いは、現金のみです。
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このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。