【まるっと中野】路地裏のパン屋さん「CROIX(クロワ)」の現在とこれから
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更新日:2025年5月1日
ハロー!ナカノ観光レポーターの「Kimder Garden(キムダーガーデン)」です。中野駅北口から徒歩13分のパン屋さん「CROIX(クロワ)」を紹介します。
私たちKimder GardenがCROIXと出会ったのは5年前。朝食のバゲットを探していた時、早稲田通り沿いの看板がきっかけで問い合わせて以来、毎週通い続けています。
オープン当時のお話
2024年4月に10周年を迎えたCROIX。その時の様子はナカノ観光レポーター「ちいたん」さんの記事をご覧いただきたいのですが、あらためてオーナー兼パン職人の榎本淳(えのもとじゅん)さんにお話を伺いました。
(榎本さんとちびナカノさん)
自分のお店を持つのが夢だった榎本さんに転機が訪れたのは、通っていたパン教室の先生がお店を構えた時のこと。
自宅兼店舗での開業を手伝った榎本さんは、自分も自宅1階の寝室をパン屋にしようと決意しました。
オープン前に近隣への貼り紙やホームページで告知したものの、オープン初日はなかなかお客さんが訪れず、たまたまお店の前を通りかかった男性が記念すべき一人目のお客さんになったとのこと。
その2か月後に中野経済新聞で紹介されると、たちまちお客さんが訪れるようになり、今に至ります。
パン屋さんにもハイシーズンがある!?
毎月ラインナップが変わる、曜日限定のパンも。取材した時期は、キッシュがしめじとソーセージ、ベーグルがココア&チョコクリームでした。北海道産小麦や沖縄産の塩、キビ糖など、パンの材料にもこだわっています。
榎本さんによると「パンが一番売れる季節は冬」とのこと。ちなみに、バゲットにオリーブオイルと塩をつけて食べるのが榎本さんのオススメだそうです。
お店以外でもCROIXのパンに出会える!
パン専門のオンラインストア「パンスク」や、東京都中央区日本橋の直売広場「わくわく広場 コレド室町3店」でも、CROIXのパンを購入できます。
また、中野や高円寺のカフェやバーで、CROIXのバンズ(ハンバーガー用の丸型パン)を使っているお店が3つあるとのこと。残念ながらお店の名前は秘密ですが、気づかないうちにCROIXのパンを食べているかもしれません。なお、CROIXのお店でバンズを購入することもできます(事前予約が必要です)。
パン職人・榎本さんの一日
発酵に3時間かかるパンもあり、榎本さんは早朝6時に起きるのだそう。9時頃を目途に焼きはじめ、焼きあがったものから冷まして袋詰めすると、10時の開店を迎えます。
その後、ランチタイムのお客さんに間に合うように、サンドイッチなどの総菜パンを調理。
16時頃にはほとんどのパンが売り切れてしまうので、閉店時間の18時を待たずに営業終了することも多いそうです。翌日の仕込みをして、一日の仕事を終えます。
CROIXのこれから
最後にこれからの目標を伺ったところ、「地元のお客さんを大切にしながら、次の10年を目指したい」と話してくれた榎本さん。今後も楽しみですね。
閑静な住宅街にある名店「CROIX」に、ぜひお立ち寄りください。See you!
CROIX(クロワ)
所在地:中野区野方1‐44‐6
アクセス:JR中央線「中野駅」北口より徒歩13分
電話:03‐6310‐9996
営業時間:10時から18時(売り切れ次第終了)
定休日:日曜日、月曜日
・お支払いは現金、PayPay、ナカペイが使えます。
・臨時休業や限定パンなどの情報はSNSでご確認ください。https://x.com/croixpan(外部サイト)
お問い合わせ
このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。