【まるっと中野】ヘルシーかつガッツリな南インド料理!「南印度ダイニング」でマサラ三昧
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更新日:2023年8月3日
こんにちは。ナカノ観光レポーターの「奥山 行(おくやま ゆき)」です。
今回は「南印度ダイニング」で、南インドの定食「ミールス」をエンジョイします。通常2,500円のバナナリーフベジタリアンミールスと、3,000円のバナナリーフノンベジタリアンミールス(肉使用)が、開店17周年を祝って8月13日(土曜日)限定で特別価格1,600円(税抜)で楽しめる!というイベントを耳にしたので、さっそく予約して行ってきました。
(ベジタリアンミールス 2,500円(税抜))
(これは行くしかない)
その名の通り、大きなバナナの葉っぱにカレーや付け合わせをどっさり乗せて食べます。テーブルに案内されるやいなや、次々にカレーが配られはじめます。ミールスは既に始まっている…!
バナナリーフに、直接食べ物を盛り付けてくれます。まずはカレーから。
鍋ごと運ばれてくるバスマティライス。すごい勢いで盛られていく。
ほっかほかのパパドとチャパティが並べられ…
チャナ豆の揚げ物、ワダ(ライスの隣)を乗せて完成!
一品配られるたびにおいしそうな色と香りの洪水に大喜びしていると、あっという間にミールスの完成です!カトラリーはもちろん揃っていますが、手だけ使って完食する「通」のお客さんも。
手前がベジタリアンミールス、奥がノンベジタリアンミールス。
ちぎったチャパティにカレーをつけて食べます。うまい!
(怒涛のカレーラッシュに圧倒されつつ、食欲を解放するちびナカノさん)
インドの甘いミルクティー、チャイをいただいてフィニッシュ。アイスとホットが選べます。目の前で注いでくれるサービスがうれしい!高いところから注ぐと、香りがより引き立つのだとか。
ホットのチャイは高いところから注いでくれます。鮮やかな手さばき。
口コミで訪れるお客さんが多く、YouTubeで取り上げられたことも。リピーターが多いのが特徴で、遠方からわざわざ食べに来る人や、海外からのお客さんにも人気だそうです。一人客から家族連れまで、いつも幅広い層の人々で賑わっています。
青とオレンジを基調にした華やかな外観。情報が多くてわくわくします。
(店長のダスさん)
店長のラヤパン アマラダスさん(通称ダスさん)は、ムンバイやボンベイでシェフの経験を積み、鷺宮で働いた後に現在の薬師あいロードで「南印度ダイニング」を開きました。当時の日本には南インド料理の専門店がほとんどなく、何度も日本と南インドを行き来しながら研究を重ねるなど、お店が軌道に乗るまでは大変な苦労をされたそうです。
居心地のいい店内。面白い展示物がたくさんあって退屈しません。
カウンター席を賑わせるウェルカムボードと魚たち。
「店の入り口の看板に『医食同源』とあるように、南インドのカレーは食べると元気が出ます」とダスさん。「ルーを使うカレーは、温め直すと油っぽくなってしまいます。南インドのカレーはルーを使わず、毎日作ってその日のうちに食べるので、胃に負担をかけずさっぱりと楽しめるんですよ。」と教えていただきました。
(ご友人お手製「医食同源」の看板と、店で使われる元気なハーブたち)
目にも鮮やかなお店の看板は、ダスさんが毎回自分でデザインを考えています。1〜2年ごとにこまめに変えているので、来店時にチェックしてみてください。
南インドでは豚や牛を食べない人がほとんどで、食肉の80%が羊の肉だそう。「南印度ダイニング」では、羊肉と鶏肉がメニューの中心です。さらっとした口当たりのものは「カレー」、どろっとしているのが「マサラ」なんですって。
(タンドリーバーベキューセット 1,480円(税抜))
(味も栄養も最強の薬膳カレー!特に5と7にはお世話になっています)
ナンの大きさとカレーの辛さは選べます。唐辛子がついてわかりやすい。
常備されているおすすめ薬膳カレーは、メニュー内の3、5、7、8、9、11、12、13番。聞き慣れない材料もたくさん使われていますが、どれも口で言い表せないほどおいしくてびっくりしますよ!体調に合わせてぜひチャレンジしてみてください。
(野菜ビリヤニセット 1,000円(税抜))
(ナンとライスがとっても豊富!どれも人気メニューです)
ターメリックライスでおなじみのタマリンドは、南インドでよく食べられる果物。大きな木にすっぱい実がたくさんなります。ダスさんによれば「日本で梅干しをよく食べるように、南インドではみんなタマリンドが大好き」とのこと。ちなみに、ダスさんが好きなライスはレモンライスとトマトライス。「南インドは暑い国なので、お弁当が悪くならないようライスに味をつけるんですよ」と話してくれました。日本と似ていて面白いですね。
締めのデザートには、インドの手づくりアイス「クルフィアイスクリーム 各400円(税抜)」をぜひ食べてみてください。3種類の味から選べて、一番人気はピスタチオです。
(バナナリーフパーティーの様子を紹介するボード。お店のイチ押しです。)
(バナナリーフパーティーのテーブルセット(準備中))
(お店の看板にも使われている、バナナリーフパーティーの写真)
バナナリーフミールスは2名~、パーティーメニューは5名~25名まで受け付けており、どちらも前日までに予約が必要です。パーティーは120分飲み放題付(生ビール、ウイスキー、焼酎、カクテル、ソフトドリンク)、オードブルセットとカレーセットにナン、ライス、チャイが揃って3,000円(税抜)。
特別な日のお祝いに、ロマンチックなデートに、そしてなんでもない日の楽しい食事にぴったり。「南印度ダイニング」で、皆さんも爽やかな南の香りを感じてくださいね!
南印度ダイニング 中野店
所在地:中野区中野新井1-23-23(薬師あいロード沿い)
アクセス:JR中央線「中野駅」北口より徒歩10分
電話:03-3388-0373
営業時間:平日 11時30分〜15時00分、17時30分〜23時00分、土日祝 11時30分〜23時00分
定休日:第2・第4月曜日
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このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。