ダラットの農園から届く温かさを味わう、ベトナムコーヒーテイクアウト専門店「TSURUGA COFFEE Lab.」【まるっと中野】

こんにちは。ナカノ観光レポーターの「いととこナカノ」です。
今回は、11月4日にオープンしたばかりのベトナム産スペシャルティコーヒーテイクアウト専門店の「TSURUGA COFFEE Lab.」を紹介します。

東京メトロ丸ノ内線「新中野駅」から青梅街道沿いを西に5分ほど歩くと、TSURUGA COFFEE Lab.が見えてきます。コンクリート打ちっぱなしのカウンターが、その名の通り、実験室のような様相です！

メニューはこちらです。

どれを飲もうかな～と悩んでいると、店主の敦賀（つるが）さんが優しく案内してくれるので安心です。
味わいを軸にしたテイストマップがあるので、その日の気分に合わせて好きな味わいを選べるのも嬉しいポイント。

早速いただきます。
まずは、「日替わりドリップコーヒー」から。

この日の日替わりは「カティモールハニー」。
一口飲むと、とても深い味わい。後味は甘さが引き立ちます。
寒い季節、震える体に染み渡り、思わず、あ～美味しい、と声が漏れてしまいます。

私のおすすめは、「ラテ」。

とにかくまろやかで、クリーミーな味わいです。
また飲みたくなる味わいの秘訣を店主の敦賀さんに聞いてみると、
豆の挽き方の工夫に加え、牛乳にお店の看板商品の一つでもある北海道・標茶町（しべちゃちょう）の「しべちゃ牛乳」を使っているところにあるそうです。

ミルク本来の甘さがあり、ラテとの相性は抜群です。
敦賀さんが学生時代を北海道で過ごした経験から選んだというお店ならではのこだわりが詰まっています。

オープンから間もないのに、すでに何度も訪れるお客さまがいると伺いました。
実は私もその1人です。
その魅力は、コーヒーのおいしさだけではありません。
注文してから出来上がるまでの時間も、とにかく心地がいいのです。
敦賀さんの柔らかな語り口で、何気なく交わすやり取りが、ふっと気持ちを軽くしてくれます。

そんな素敵な敦賀さんに、お店づくりの背景を伺いました。

―どうしてベトナムコーヒーのお店を出そうと思ったのですか？
敦賀さん：ベトナムのダラットに滞在し、現地の農家の方々と一緒にコーヒー作りに取り組んできました。栽培から精製までの工程に向き合う彼らの誠実さや品質へのこだわりを、もっと多くのひとに知ってもらいたいという思いで、お店を始めました。

ただ美味しいコーヒーを提供するだけでなく、その背景にある生産者の思いや土地のストーリーごと味わって欲しい、そんな思いがTSURUGA COFFEE Lab.には込められています。

実はもうひとつ、私が通いたくなる理由があります。
それは「朝8時から開いていること」。
幼稚園の送迎の後や仕事前に立ち寄ってほっと一息ついたり、ゆっくりと静かな朝時間を過ごしたり、日常のスタートを支えてくれる存在です。
散歩の途中の1杯、仕事のおともにテイクアウトで1杯と、どんな1日にもそっと寄り添ってくれるお店でもあります。ぜひこの心地よさを体験してみてください。

所在地：東京都中野区本町6-27-12 TAS NAKANO 103
アクセス：東京メトロ丸ノ内線「新中野駅」より徒歩5分
営業時間：8時00分～16時00分
定休日：土曜日・日曜日・祝日
Instagram：@tsuruga_coffee_lab（外部サイト）