【まるっと中野】明るいママがお出迎え、ディープな韓国料理店「ぼうずママ」

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更新日:2023年10月19日

こんにちは!私たちは、明治大学国際日本学部 佐藤ゼミナールの「Team Global Reporters」です。
今回、ちびナカノさんと中野を巡って発見した、知る人ぞ知る韓国料理店「ぼうずママ」を紹介します。
お店は、ビルの2階にあります。見逃してしまいそうな場所にあるので、こちらの写真を目印にしてみてください。

アイボリーファーストビル
(アイボリーファーストビル)

階段
(階段)

正面写真
(正面写真)

お店に入ってみましょう!

入口
(入口)

奥の席
(奥の席)

店内は、二人用のテーブル2席とカウンター5席があります。店主の工藤興市さんが一人で切り盛りできるよう、狭いこの場所を選んだとか。店主とお客さん、お客さん同士の距離が近く、「第二のおうち」のような雰囲気です。

カウンター席
(カウンター席)

カウンター入口
(カウンター入口)

珍しいお酒と釜山の郷土料理

こちらが取材当日のメニューです。薬膳酒、人参酒、まつたけ酒など珍しいお酒があります。釜山の郷土料理は、私たちの知らないメニューがいっぱい。

ドリンクメニュー
(ドリンクメニュー)

フードメニュー
(フードメニュー)

店主へのインタビュー

ここからは店主の工藤興市さんの人柄を知ってもらうため、チームを代表してルーペンがインタビュー形式でお伝えします。

店主の工藤さん
(店主の工藤興市さん)

ルーペン:工藤さんはどうしてお店を開こうと思ったのですか?
工藤さん:「LGBTQや一人親家庭など、孤独を感じがちな人たちを受け入れるママがいたらいいな」という想いでこの店を開いたんだ。妻が韓国人だから、韓国料理を始めたんだよね。

お店のロゴは、ぼうずママの「ず」の文字が下から支えるように伸びています。この独特な形には、人々の支えになりたいという想いが込められているようです。素敵ですね!

ルーペン:お店の魅力は何ですか?
工藤さん:大切にしている3つのコンセプトは、「俺のキャラクター」、「俺の料理」、「お客さん同士の空間」だね。オープンして6年経つけど(2023年現在)、一度もお客さんと喧嘩したことがないからね。実家のような居心地のお店づくりを心掛けているよ。

モデル、先生、探偵、作家など幅広い職種の方々が来店するとのこと。きっと、実家のような安心感を求めて、足を運んでいるのかもしれませんね。

ルーペン:工藤さんのおすすめ料理は何ですか?
工藤さん:薬膳のジャージャーメンだね。あとは薬膳の冷麺とか。他にもデジカルビや、コンニパリがおすすめだよ。

今回、「前菜三種盛り」「デジカルビ」、「ジャージャーメン」をいただきました。
前菜三種盛りは、韓国産のモズク、キュウリのキムチ、大豆の葉っぱ。どれもおいしいですが、辛いものもあるので苦手な人は要注意です。
デジカルビは、肉汁たっぷりで、スパイスがほんのり香ります。下に敷かれたキャベツと食べると、豚肉の油が中和され、爽やかな味になります。
ジャージャーメンは、ソースが染み渡っていて奥深い味わい。さすがお店の定番メニュー。ちびナカノさんも見入っています。

前菜三種盛り
(前菜三種盛り)

デジカルビ
(デジカルビ)

ジャージャーメン
(ジャージャーメン)

ルーペン:お店のアピールポイントは何ですか?
工藤さん:韓国の薬膳料理を出していることかな。化学調味料を使わないオーガニック料理を提供しているんだ。あとは、ベビーカーで来てくれた親御さんにドリンク1杯をサービスしているよ。

ルーペン:ほかにも、小さいお子さんと遊んであげたりしているそうですね。なぜ親御さんを支援しようと思ったのですか?
工藤さん:子どもの世話をしながらだと料理を熱いうちに食べられないんだよね。だから僕が託児所みたいに子どもの面倒を見ることで、親御さんも料理が冷める前に食べてもらえると思ったんだ。おかげさまで、今は予約でいっぱいです(笑)

ルーペン:中野を選んだ理由は何ですか?
工藤さん:中野が好きなんだよね。18歳で岡山県から上京して以来、ずっと中野に住んでるからね。だからここで店をやりたいと思って、選んだ感じだね。中野はいいまちだよ。どことなく温かみと懐かしさがあって(笑)
中野のあたたかさと、工藤さんの優しい雰囲気が、自然と結びついたのかもしれませんね!
ルーペン:最後に、これからの目標は何ですか?
工藤さん:お店をながーく続けることだね。今はオープン6年目だけど、長く愛されるお店づくりが目標だよ。
ちなみに、工藤さんがつけている「LOVE DYNAMITE」のエプロンには、お客さんにたくさんの愛をばら撒けるように、という想いが込められているそうです。

工藤さんにインタビューしている写真

取材を終えて

「異文化交流会みたいなもんかな。仕事でも恋愛でもみんなでいろんな話をする感じ」という工藤さんの言葉どおり、ここには様々な経験を持つ人が集まります。みんなの心の拠り所になっているのだと思います。

記念撮影
(工藤さん、ハウス加賀谷さんと記念撮影)

中野と人を愛する「ぼうずママ」。実家に帰ってきたかのような空間には、今夜も様々な人が訪れます。みなさんもママの愛と美味しい韓国料理を味わいに、訪れてみてはいかがでしょうか。

ぼうずママ

所在地:中野区上高田2-54-8アイボリーファーストビル201
アクセス:西武新宿線「新井薬師前駅」から徒歩5分
電話:090-6958-1045
営業時間:19時00分~翌2時00分
定休日:日曜日
駐車場なし

お問い合わせ

このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。

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