【まるっと中野】ニンニク、ニラなし餃子の元祖!?「野方餃子」
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更新日:2024年12月16日
ハロー!ナカノ観光レポーターの「Kimder Garden(キムダーガーデン)」です。西武新宿線「野方駅」北口から徒歩6分、野方北原通り商店街を抜けた新青梅街道沿いにある「野方餃子」をご紹介します。
野方にお店を開いた理由
オーナーの大釜和也さんにお話を伺いました。
大釜さんは大好きな餃子でお店を開こうと、約2年かけて餃子を食べ歩き、メニューを開発。あらゆる世代の人が暮らす野方が、老若男女に愛される餃子店のイメージにぴったりで、2013年に開業しました。
ニンニクとニラを使わない餃子の誕生
大釜さんは、塩味(えんみ)よりも採れたて野菜を食べたときのような甘みにフォーカスして、試作を繰り返しました。ところが、定番のニンニクとニラが肉と野菜の甘みを消してしまっていると実感。思い切ってニンニクとニラを抜いてみると、求めていた餃子ができあがりました。
「他では食べられないおいしい餃子を作りたい」という想いが、その後の予定を気にせず食べられる餃子の完成につながったのですね。「餃子にはニンニク」という方もご安心ください。別皿のおろしニンニクで、好みのタレが作れます。
野方餃子のこだわり
南部鉄器の餃子焼き機は大釜さんのこだわり。開業前の食べ歩きで「おいしい」と思ったお店は、鉄器の餃子焼き機が多かったそうです。熱伝導率の高さから餃子が格段においしくなり、蓄熱効果で省エネにもなっているのだとか。
羽根付きのきれいな長方形、「乾酪(チーズ)餃子」と「紫蘇(しそ)餃子」。乾酪餃子は酢胡椒、紫蘇餃子は醤油がオススメです。
食べ終わりの絶妙なタイミングで運ばれてくる「スペアミントティー」。来てくれたお客さんに感謝の気持ちを込めて、オープン当初から出しているそうです。
(なめらか杏仁豆腐)
野方餃子の人気メニュー
お店一番の人気メニューは、意外にも「もつ鍋」。「博多醤油もつ鍋」と、近所にある味噌ラーメンの名店「味噌麺処 花道庵」のスープを使った「味噌もつ鍋」の2種類を、夜の営業時間に提供しています。
大釜さんと花道庵のご主人が大学の同期という縁で、夢のコラボメニューが誕生。今は冬限定ですが、通年メニュー化を検討しているほど大人気です。
(柔らかもつ煮込み)
「中野の逸品グランプリオンライン2020」でグランプリに輝いた、「麻辣坦々水餃子」も絶対に食べてほしい逸品。プラス198円で、三つ葉をパクチーに変更できます。
「お子さんにも食べて欲しいので、あまり辛くせずに仕上げています」と大釜さん。
(汁なし麻辣担々麺(平日ランチ限定))
(自家製ピクルス盛合わせ)
これからの野方餃子
(オーナーの大釜さん(左)、スタッフの鈴木さん(中央)と山下さん(右))
最後に、大釜さんが今後の出店計画を教えてくれました。
「2025年2月に青森県八戸市で新店舗をオープンします。店名の『八方(はっぽう)餃子』には、八戸の『八』と野方の『方』を組み合わせて想いを込めました」。
古民家を改築し、1日2組限定の宿泊施設を併設。2026年には、都内ターミナル駅に隣接する大型施設への出店計画もあるそうです。
野方で生まれた唯一無二の餃子が、近い将来、海外でも味わえる日が来る予感です。
See you!
(スタンプカード)
野方餃子 本店
所在地:中野区野方6-18-8 杉山ビル1F
アクセス:西武新宿線「野方駅」から徒歩6分
電話:03-3338-1747(予約可)
営業時間:11時30分から14時30分(14時10分ラストオーダー)、17時00分から23時00分(22時30分ラストオーダー)
定休日:なしhttps://www.nogatagyoza.com/(外部サイト)
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このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。