子どもも大人も“遊び”を通してゆる~くつながる。中野の居場所「ゆるナカふぇ」【まるっと中野】

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更新日:2026年9月8日

こんにちは!中野区で二人の子どもを育てている、ナカノ観光レポーターの「ももここ」です。
育休中、「子どもと一緒に外でゆっくりお茶がしたいな」「中野区で出会ったママ友さんと気軽におしゃべりしたいな」と思ったことはありませんか?
でも実際には、子連れでゆっくり過ごせる場所って意外と少ないもの。私自身、第一子を妊娠していた頃は、どこに行けばいいのか分からず、居場所探しに苦戦した経験があります。
そんな私が今回訪れたのは、なかのZEROの近くにある「ゆるナカふぇ」。
何度も通ったことのある道なのに、「こんな場所があったんだ!」と驚いた、知る人ぞ知るコミュニティカフェです。

思わず長居したくなる、まちの居場所

お店に入ると、まず目に飛び込んでくるのは木のおもちゃたち。
子どもたちは自然と遊び始め、大人はコーヒーを片手にひと休み。
気づけば初対面同士でも会話が始まり、子育てのことや地域のこと、おすすめのお店のことまで話が弾みます。
ここは単なる親子カフェではありません。
「子どもも大人も“遊び”を通してゆる~くつながる」
そんなコンセプトのもと、人と人との距離が自然と近づく場所です。

おもちゃ

絵本おもちゃ、本、ボードゲームなどなど、大人も子どもも楽しめる遊びがたくさん!

店主・大隅涼子さんの“遊び”への深い愛情

ゆるナカふぇを運営しているのは、大隅涼子さん。

取材時、私がごはんを食べているときに子どもたちと遊んでくれました。毎日おもちゃの広場開催中取材時、私がごはんを食べているときに子どもたちと遊んでくれました。毎日おもちゃの広場開催中。

これまで高齢者向けのケアやアクティビティディレクターの育成に携わり、その後は東京おもちゃ美術館の運営にも関わってきた元スタッフ。
店内に並ぶおもちゃは、どれも大隅さんがこだわって選んだものばかり。
木のおもちゃや手作りのおもちゃ、海外製の玩具、光や重さ、手触りを感じられるものなど、一つひとつに選ばれた理由があります。
取材中に印象的だったのは、
「赤ちゃんが何でも口に入れるのは、口の中の感覚で『これは何だろうと』確かめているのですよ。」
というお話があり、
普段何気なく見ている子どもの行動にも意味があることを知り、思わず聞き入ってしまいました。
ただ遊ぶためのおもちゃではなく、子どもの発達や感覚に寄り添った遊びを大切にしていることが伝わってきます。

見たことのない新しいおもちゃに釘付けの息子。見たことのない新しいおもちゃに釘付けの息子

息子と一緒に過ごした、幸せな時間

今回、息子(7か月)と一緒に取材へ伺いました。
店内にあるおもちゃで遊んでいると、大隅さんが「こんな遊び方もできますよ」と声をかけてくださり、おもちゃの魅力や遊び方をたくさん教えてくださいました。
「一つのおもちゃで10通り以上の遊び方を考えるのがおもちゃコンサルタントです」と大隅さんは言います。
同じおもちゃでも、少し見方を変えるだけで遊び方が広がることに驚き、私自身もとても勉強になりました。
何より印象的だったのは、息子が終始楽しそうだったこと。

写真で息子の顔は見えませんが、満面の笑顔でした。写真で息子の顔は見えませんが、満面の笑顔でした

私も大隅さんとの会話を楽しみながら、親子でゆったりとした時間を過ごすことができました。
床に座って過ごせるスペースがあるので、まだ首がすわっていない赤ちゃんでも安心して過ごせるのも嬉しいポイント。
「赤ちゃん連れだから外出先に困る」という方にも、ぜひ知ってほしい場所だと感じました。
息子と一緒にたくさん笑って、たくさん遊んで。
とても幸せな時間でした。

「やってみたい」を応援する場所

大隅さんの活動は、カフェの運営にとどまりません。
子育て支援、高齢者支援、若者支援、地域交流など、
ジャンルを問わず、「こんなことをやってみたい!」という人たちの背中を押しています。
さらに、産前・産後ケアにも力を入れており、妊娠中の方や子育て中の保護者が安心してつながれる居場所づくりにも取り組んでいます。
実際に、地域の人たちの声から生まれたイベントやワークショップも多数開催。
木のおもちゃ、編み物、ボードゲーム、麻雀など、大人も子どもも楽しめる企画が盛りだくさんです。
話を聞いていると、「居場所を作っている」というより、「人と人をつないでいる」という表現の方がしっくりきました。

キラキラするおもちゃは子どもたちのお気に入りだそうです。キラキラするおもちゃは子どもたちのお気に入りだそうです

子どもも遊べる。でも、大人も楽しめる

子連れで出かけると、つい「子どもが楽しめるか」を優先しがちですよね。
でも、ゆるナカふぇは少し違います。
子どもたちが夢中で遊んでいる横で、大人はコーヒーやお茶を楽しむ。
時にはお酒を片手に、ほっとひと息つく。
たまたま隣に座った人と会話が始まる。
親だって、ひとりの人として楽しんでいい。
そんなメッセージが、この場所にいると感じられました。
保育園のママ同士が偶然再会して会話が弾んだり、初めて来た人同士が仲良くなったり。
地域のつながりが自然に生まれているのも、この場所ならではの魅力です。

実はコーヒー好きにもおすすめ

取材中に驚いたのが、大隅さんのおもちゃや子育てに関する知識の豊富さ。
……だけではありません。
実はコーヒーにもとても詳しく、コーヒーの楽しみ方についてもいろいろなお話を聞かせてくださいました。

美味しいアイスコーヒーを淹れてくださいました。先ほども書きましたが、コーヒーだけでなくアルコールも楽しめます美味しいアイスコーヒーを淹れてくださいました。先ほども書きましたが、コーヒーだけでなくアルコールも楽しめます。

絶品のお茶菓子!オーダーした飲み物によってお菓子も変えてくださるホスピタリティに感動でした。絶品のお茶菓子!オーダーした飲み物によってお菓子も変えてくださるホスピタリティに感動でした

地域の話から、子育ての話、さらには世界のおもちゃ事情まで。
大隅さんとの会話はどんどん広がっていきます。
店内でいただけるコーヒーやお茶菓子も、ぜひ楽しんでほしいポイント。
子どもたちが遊んでいる様子を眺めながら過ごす時間は、忙しい毎日の中のちょっとしたご褒美のようでした。

メニュー紹介

メニュー

メニューメニュー(2026年春時点)

中野にこんな場所があるのがうれしい

取材を終えて感じたのは、「また来たいな」という気持ちでした。
それは、おしゃれなカフェだったからでも、珍しいおもちゃがあったからでもありません。
大隅さんの人柄に触れたから。
そして、自分もその輪の中に入れてもらえたからです。
妊娠中の方、育休中のママ・パパ、おじいちゃんおばあちゃん、地域で何か始めてみたい人。
世代や立場を問わず、誰かとゆるやかにつながりたい人に訪れてほしい場所です。
大隅さんは「自分が欲しかった“行きたい場所”」を作ったと仰っていました。
そこは大隅さんだけでなく、私にとっても“行きたい場所”だとインタビューを通じて感じました。

きっと息子にとってもまた“行きたい場所”になりそうです。きっと息子にとってもまた“行きたい場所”になりそうです

なかのZEROへ向かう途中、少しだけ寄り道してみませんか?
きっと、ほっとできる居場所と、素敵な出会いが待っているはずです。

ゆるナカふぇ

住所|東京都中野区中野2丁目14ー24
営業時間|10時00分~19時00分(イベント等により変動あり)
定休日|火曜日・隔週金曜日
アクセス|中野駅南口から徒歩5分程度
料金|大人1500円、子ども1000円(ドリンク・おやつ代込み)
支払方法|現金、カード、交通系、バーコード決裁各種、ナカペイ、子ども商品券
HP:新規ウインドウで開きます。https://yurunaka.notion.site/p/cdb2fc8d25c04bacac734222dd0843f8(外部サイト)
Instagram:新規ウインドウで開きます。@yuru_naka_info(外部サイト)
※貸切営業可能

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このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。

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