【まるっと中野】暮らしとつながる街のリビング「NAKANO HAKO」前編
ページID:319914439
更新日:2025年7月23日
こんにちは。ナカノ観光レポーターの「ちいたん」です。ちびナカノさんも一緒です。
今回紹介するのは、「中野駅」周辺の再開発で誕生した複合ビル「ナカノサウステラ」の奥まった場所にある「NAKANO HAKO」です。2024年4月23日にオープンしました。
JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」南口から徒歩1分にあります。アクセスが良く、気軽に利用できるのがいいですね。
「NAKANO HAKO」は、利用料(※一時利用:一時間1,200(税込)、30分延長:550円(税込)、一日最大:3,400円(税込))を払えば、コワーキングスペースを利用できます。
コワーキングスペース(Coworking Space)とは、「Co(共同の・共通の)」と「Work(働く)」を組み合わせた造語で、異なる目的を持つ人々が、作業スペースを共有できる空間のこと。共創やイノベーションを目指す働き方ができるそうです。
仕事や勉強ができる「PRIVATE BOX」と、私設公民館的な活用ができる「COMMUNITY BOX」に分かれていて、アイデア次第で多目的に使える自由な場所になっています。
PRIVATE BOXは、集中エリア・会話可能エリア・休息エリアに分かれていて、用途に応じて快適に過ごせます。
奥にある個室は、集中力を高めるにはもってこい。作業も効率的に進められそう。
COMMUNITY BOXは4部屋あり、サークル活動等で利用できます。
「ところで、COMMUNITY BOX の“私設公民館”って、なんだろうね?ちびナカノさん」
「NAKANO HAKO」を運営している西松地所の飯田典子さん、岡本舞香さん、富士村彩花さんにお話を伺いました。
―NAKANO HAKOとは、どんな施設・役割なのでしょうか?
岡本さん「コワーキングスペースは仕事や勉強が主な利用用途となります。一方で地域の施設公民館としてのCOMMUNITY BOXはただの貸しスペースではなく、自然に人が集まり、趣味を広げ、多くの世代の方がつながるような、あたたかい街の居場所かなと思っています。それぞれの興味や関心を持ち寄り共有して、みんなで交流ができる魅力的な空間を目指しています。再開発の中にありながらも、人の声やぬくもりを感じられる場所として、地域や行政、企業と一緒にゆっくり育てていくところです」
―どんな利用が人気ですか?
富士村さん「コワーキングスペースは仕事や勉強で利用される方が多いです。中高生がひとりで来て勉強していることもあります。新型コロナウイルス感染症の流行以降、リモート会議なども盛んですので、オープンスペースを利用される方も増えています。一方COMMUNITY BOXでは、ワークショップや講習会などの利用がメインとなっています。おばあちゃんたちが定期的に集まってお茶会を開いていることもありますよ。幅広い年代の方が利用されている印象です」
―「こんな使い方ができるよ」という例があれば、教えてください。
富士村さん「仕事や勉強といった定番の使い方に加えて、ゼミやサークル活動にもおすすめです。またCOMMUNITY BOXでは、定期的に行き場のない『うさぎの譲渡会』を開催して里親を募集しているのですが、こちらも盛況です」
「ちいたん」が驚いたのは、フリースナック&フリードリンクコーナーの充実ぶりです。
岡本さん「ちょっとした楽しみになるように、毎月、店長がお客さんの反応を見ながら選んでいます。店長自身が試食して人気商品の他にも季節感のあるものをバランスよく準備しています」
さらに、たくさんのアメニティが気軽に無料レンタルできるんです。
飯田さん「女性には、加湿器が人気なんですよ」
快適の秘密がまだまだたくさん。ここからは後編で、具体的な「NAKANO HAKO」の工夫に迫ります。
NAKANO HAKO
所在地 中野区中野二丁目24番9号 ナカノサウステラ レジデンス棟2階201
アクセス JR中央線、総武線、東京メトロ東西線「中野駅」南口駅徒歩1分
電話番号03‐5328‐0885/FAX 03‐5328‐0886
営業時間 9時から21時30分
支払い方法 各種クレジット、電子マネー、QRコード決済可
HP https://nakano-hako.com/(外部サイト)
お問い合わせ
このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。