【まるっと中野】「桃園川緑道」を歩こう!春夏秋冬、草花めぐり
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更新日:2024年11月22日
こんにちは。ナカノ観光レポーターの「ちいたん」です。ちびナカノさんはお休みです。
今回は、桃園川緑道の四季の草花をご紹介します。ちいたんは、中野区役所の公園課が1994年に発行したリーフレット「-緑の風に誘われて-桃園川緑道」をお供に、一年間密着しました。
桃園川緑道は、杉並区側(中野区中野三丁目11番先)から神田川(中野区中央一丁目12番先)にかけて約2.3キロメートルにおよぶ遊歩道です。1985年から1994年にかけて、緑や花を楽しみながら歩ける道に整備されました。
秋
両脇に赤レンガの花壇が並ぶ道を散策します。道には枯れ葉が落ちていて秋を実感。「ピラカンサスの実」が見られます。
(ピラカンサスの実)
「ランタナ」にアゲハチョウが蜜を吸いにきています。
(ランタナとアゲハチョウ)
あ!あのハチドリのような蛾はホウジャクです。写真でも見えますか?高速で羽ばたきながらの静止飛行は凄いです。
(ホウジャク)
おもしろい形の花を見つけましたよ。メキシコ産の「コエビソウ」です。
(コエビソウ)
まだ「キンモクセイ」はつぼみでしたが、もうすぐあの独特の香りがしてくるのではないでしょうか。色づく前の柿の実も見ることができました。
(キンモクセイ)
冬
木や花の名前がついた看板を眺めながら歩くのも楽しいですね。「寒椿」が咲いていました。
(寒椿)
緑道の脇は住宅街になっていて、とても静かです。都会の喧騒をはなれるとはまさにこのこと。途中に病院や小学校もあり、生活にかかせない道になっています。
散見する「椿」に癒されました。
(椿)
あれは「柊の実」でしょうか、真っ赤な実が華やかです。
(柊の実)
春
まず目を引いたのは、鮮やかに咲く「ツツジ」。「中野区の花」なので、たくさん植えられているのでしょうか。きっちり刈り入れられていて、遊歩道がスッキリしています。
(ツツジ)
(サツキ)
ツツジに似た「サツキ」も満開。ちいたんが歩いたゴールデンウイークには、いろいろな花が咲きこぼれ、辺りからいい香りがしていました。
植物と花の意外な組み合わせも発見。多肉植物の「サボテンギク」にはこんな花が。
(サボテンギク)
「ユキヤナギ」でしょうか、白い花が見事に咲いていました。
(ユキヤナギ)
花壇に咲く名前が分からない賑やかな色合いの花。オシロイバナにしては葉が違うような…。
こちらは、看板で名前が分かりました。「サフィニア」です。
(サフィニア)
こちらの花は、紫色が美しい「シラン」。
(シラン)
つぼみがアポロチョコみたいな花「カルミア」が咲いていました。かわいいですね。
(カルミア)
アゲハチョウそれもアオスジアゲハが飛んでいて、気分が上がります。他にも、シジミチョウ、花の蜜を集めるクマバチ、テントウ虫の幼虫を発見。虫取り網を持った家族にもすれ違いました。
ふと足元を見るとかわいい花が、これは「ハハコグサ」。皆さんもよく見かける花だと思います。
(ハハコグサ)
名前が分からなかったものも含めて、辺り一面いろいろな草花が咲いていて、見どころ満載の散歩になりました。
夏
ごめんなさい!連日、記録的な酷暑で散歩するには厳しい状況でした。きっと、木々が生い茂って青々としていたことと思います。また来年チャレンジしようと思います。
花めぐりと銘打ったにもかかわらず、名前が分からない花や草木が多く、アプリも使って調べながら歩くのも楽しかったです。今回ご紹介できたのはほんの一部で、緑道にある草花は90種類とのこと(1994年発行のリーフレットより)。
皆さんも桃園川緑道で四季を感じてみませんか?
桃園川緑道
所在地:中野区中央一丁目12番先から中野三丁目11番先まで
アクセス:JR中央線「中野駅」南口から中野通りを約5分歩くと、緑道と交差します。
駐車、駐輪はできません。
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このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。