沙央くらまがご案内 中野のアチコチいいところ「原点はここに!宝塚受験校『東京アートスクール』で恩師・三井まこ先生に特別インタビュー(前編)」【まるっと中野】

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更新日:2026年5月15日

こんにちは。宝塚歌劇団出身、現在は俳優として活動している沙央(さおう)くらまです。
中野区野方の住宅街に、全国から夢の舞台を志す子どもが集まる場所があります。宝塚歌劇団の受験校として知られる「東京アートスクール」です。

東京アートスクール看板と沙央氏

かくいう私も宝塚を目指して東京アートスクールに通った出身生のひとり。今回は、宝塚歌劇団出身で、東京アートスクール校長の三井まこさんにお話を伺いました。

東京アートスクールのはじまり

ポーズをとる沙央氏と三井氏

沙央 「早速ですが、まこ先生の自己紹介と東京アートスクールとはどんな場所か教えてください」

三井 「私は宝塚歌劇団の出身で、退団後にアートスクールを設立しました。クラシックバレエ、ジャズダンス、声楽などをトータルで教える宝塚受験校として設立して、現在までに宝塚歌劇団に9名と OSK日本歌劇団に1名、合計10名のトップスターを誕生させて現在に至ります。宝塚受験校はたくさんありますが、宝塚歌劇団に9名、OSK日本歌劇団に1名のトップスターを出した学校として一定の成果を上げることが出来たので、実績としてはいい学校だと思います。

今は全ての時間をディナーショーに使いたいと思っていて、指導時間を減らして、その分をディナーショーに振り向けています。だから普通の学校とはちょっと違うので、来たい人が来れば教えるし、やめたいと言われたら全然引き止めないで自由にやっています」

沙央 「設立して何年経つのですか」

三井 「40年くらいかな」

沙央 「宝塚受験スクールは色々なところがあるのですが、私はたまたま中野に住んでいてここに出会え、本当にバレエをやりたくて入って、ジュニアクラスというレッスンを受けていました。ある時、まこ先生に中野のレストランでお会いしてご挨拶をする機会がありました。それまでは先生にもお会いできていないぐらい、小さい子たちのクラスでした。その時に『あなたも他のレッスンを受けてみたら』とおっしゃっていただいて、毎週土曜日にやっているオープンクラスを受けてみました。その当時人数が多くて65人ぐらいいたかもしれません。そういう環境の中で、みんな宝塚に入りたくて、地方からここに住み込みで来ていた子もいたぐらいです」

三井 「九州から上京してきた生徒もいました」

沙央 「みんなここに通えば受かる可能性が上がるっていうのを信じていました。まこ先生が本当に前向きな方で、ネガティブなこと言わないんですよね。よくなるためのアドバイスを前向きに、いい意味でスパルタな指導をしていただいて、1週間のうちのほとんど毎日いましたね」

舞台を志す子ども・若者への指導

三井 「レッスンを受けたことない子がほとんどだったので、出来上がってない状態から教えていました。宝塚は受験年齢が15歳から18歳に限られるので、密度を濃く教えるしか他に方法がないんです。

結局、バレエを3歳からやっていましたとか、10年やっていましたって子がゾロゾロ受けに来るところで、何もやってない子は課題すら全然踊ることができないぐらい難しい課題が出る。それに勝つためには毎日やるしかないと徹底的に教える方法をとっていました」

ポーズをとる沙央氏

沙央 「私は学校が終わったらそのままここに来て、声楽の練習からダンスのレッスンまでだいたい2、3授業ぐらい受けて帰るっていう生活を毎日送っていました。お休みの水曜日以外は日曜日までずっとそうでした。それでも本当に受かる子たちは何十人も受けたうちのひと握りですが、それでも私の同期は4人くらい受かりましたね」

三井 「1番多い年で7人受かりました。受験校としては徹底的に私が教えるという方法を取っていました。点数を取らなきゃ入れないので。生徒みんながバレエ経験者というわけではなく、ほとんどの子は初歩からなので忘れないうちに教え込むっていう方法です」

沙央 「そして、年に一度は必ずなかのZEROホールで発表会を」

三井 「一番すごいときは大ホールで何年間かやりました。宝塚の先生がアートスクールのためにオリジナルミュージカル作ってくれました。昔からすごく運が強くて、小さい時からくじ引きとかは絶対当たるんですよね。ホールの使用は抽選なんです。だから抽選では必ず私が一番を引いて、好きな日を選べました」

沙央 「すごいエネルギーなんですよ。本当に。
当時私も例えば夜中に悩んで家出とかしたらここに来てたんです。するとまこ先生が作業していて、『何やっているの!ミーティング!』みたいな感じで話聞いてもらいました。

受験するまでの青春時代というか。中学3年のとき私は1回で受かったのは本当にありがたかったのですけれども、やっぱり前向きに怖がることなく挑めたのは、ここでまこ先生に前向きに、ポジティブな気持ちでやらないと絶対受からないと教えてもらえたからですね。

みんなキラキラして受験してくるので容姿も見られますし、実力だけあればいいわけでもなく素質も見られる。でも実力がないと落ちるという、すごくバランスを問われる世界です。

だから本当に保護者の人たちの応援がないと、これだけのレッスン量を受けられないです。先生は子供だけじゃなく、親御さんのこともちゃんとケアしてくださって、学校よりも濃厚だったんじゃないかっていうぐらいです。この写真に囲まれながら毎日宝塚、宝塚っていう空気を受けながら、ずっと宝塚のことだけに集中してお稽古に挑む、励むことができる環境って、他にはないですね」

東京アートスクール内の様子

東京アートスクール内の様子2

沙央 「歴代の先輩方も休みの時にレッスンにいらっしゃるんですよね」

三井 「くらまさんもやりましたけど、アートスクールから入った場合は、公演のレッスンは一切無料なんですね。個人レッスンで徹底的に教えて、舞台で花咲くようにと思って指導していました」

沙央 「こっそり関西から抜け出してここに来て。
細かいところや、自分の見えないところを客観的に指摘してくださるのはまこ先生だけです。自分の小さい頃からの悪い癖とかを知っているし、良いところもちゃんと認めてくださるから、そういうことは新しい学校の先生や、宝塚の先生には言ってもらえないことなので、自分の育った場所は本当にここだなと思えますね」

東京アートスクール

所在地:東京都中野区沼袋3-17-11
TEL:
問合せ 03-3571-4358
スタジオ 03-3385-8668
HP: 新規ウインドウで開きます。http://tokyo-art-school.com/(外部サイト)

三井まこ

宝塚歌劇団出身
宝塚音楽学校 皆勤賞 努力賞 受賞
宝塚歌劇団財団中 新人賞 努力賞 舞踊賞 受賞
ボリショイバレエ団のメッセレル先生に個人指導を受けボリショイバレエ学校へ留学予定も、歌も学びたく宝塚へと進む。
宝塚歌劇団在団中より、JAZZダンス・TAPダンス・バレエレッスンとブロードウェイミュージカル観劇のために、毎年一人で渡米。
退団後は、自身の夢であるディナーショー活動をするため、ベースの仕事としてクラシックバレエ、ジャズダンス、声楽をトータルで指導する東京アートスクールを設立。

イベント情報

三井まこ パリ祭 ディナーショー
開催日 2026年7月13日(月曜)
セルリアンタワー東急ホテル ボールルーム(地下2階)
ディナータイム 6時00分~7時15分PM
ショータイム 7時30分~8時40分PM
35,000円(料理・飲み物・税金・サービス料含む)
チケットお申し込み先 03-3571-4358

お問い合わせ

このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。

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