【まるっと中野】動物と人をつなぐ、ペット用品・雑貨・絵本・カフェ「gufo(グーフォ)」
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更新日:2025年6月26日
はじめまして。
2025年度のナカノ観光レポーターになりました「Shimada-R」と申します。
中野区の好きなところは、サブカルな雰囲気と良い銭湯がたくさんある点です。
これから色々な地域を巡りながら、中野区の魅力を発信できればと思います。
突然ですが、ワンちゃんや猫ちゃんはお好きでしょうか?
僕は猫を飼っているのですが、どちらも可愛くて大好きです。
猫を飼い始めてからというもの、雑貨を見るときも猫のデザインばかりに目がいってしまいます。
今回は、そんな動物好きにはたまらない野方のお店「gufo(グーフォ)」を紹介します。
ペット用品・雑貨・絵本で彩る、心ときめく空間
店内に入ると、たくさんのペット用品や動物モチーフの雑貨、絵本が並び、テンションが上がります!
(犬用のペットフードやおやつ)
(猫用のペットフードやおやつ)
(ペット用品)
僕は猫を飼い始めてから、ペット用品の展示会やイベントに足を運ぶようになりましたが、それでも知らない商品がたくさんあります。
(シャンプーやケア用品なども)
動物に関する書籍や絵本も充実していますね。
(動物が登場する絵本)
そんな素敵なお店の店主さんに、お話を伺いました。
店主さんにインタビュー
―開店してからどれくらい経つのですか?
「今年で10周年です。野方にお店を開いたのは、たまたまなんです。うろうろしてたら良い物件を見つけたので(笑)」
―ペット用品や雑貨が昔から好きだったんですか?
「もともとは絵本屋さんをやろうと思っていました。動物看護師やトリマーの資格を持っていて、そういうお友達も多かったのでペット用品も扱うことにしました」
―珍しい商品もたくさんありますが、仕入れの際に意識していることはありますか?
「“ペットファースト”のお店なので、飼い主さんの使いやすさよりも犬・猫にとって良いものを選んでいます。お食事はもちろん、おもちゃなども、体に優しいものや、口にくわえても安心なものを意識しています」
―僕も猫を飼っているので、ペットに良いものが買えるのはすごく嬉しいです。
「あとは、飼い主さんが『これいいよ!』って教えてくれるものを調べて仕入れることもあります。うちは基本メーカーさんと直接取引しているので、電話で事情を話して取り扱わせてもらっています」
(店主さんおすすめの、ワンちゃんに負担が少ないハーネス)
※イタリアでは保護犬のトレーニングにも使われているとのこと
― 雑貨や絵本も素敵なものが多いですよね。作家さんのハンドメイド雑貨も置いてるんですね。
「最初はデザインフェスタ*に行って仕入れていたんですけど、だんだん作家さんの方から売り込みに来るようになって、そのご縁で置かせていただいています」
※デザインフェスタ:東京ビッグサイトで開催される、アーティストやハンドメイド作家による国際的なアートイベント
―Instagramを見たら、店舗でイベントも行っているんですね。
「貸し切りの写真撮影会がメインですね。年に3~4回ほど開催していて、こういう冊子を作るんです」
―なるほど、写真集のような仕上がりですね。この撮影会は、プロのカメラマンが撮影してくれるんですか?
「はい。完全予約制で、店内の商品をすべて片付けて、広々とした空間で自由に走り回る様子を撮影します。にゃんこの場合は、隠れる場所をなくして、ドアを締め切ります。大人気で、1日に5組ほどしか対応できないので、すぐに予約が埋まっちゃいますけど(汗)」
―『ドローイング』というイベントの告知も見たのですが、どのような内容ですか?
「これも予約制で、作家さんが、ペットを見ながら、その場で描いてくれるイベントです。写真だとペットの感情が伝わらないので、実際に動いてる姿を見て描くことで、より素敵な作品になるんです。」
プロのカメラマンや作家さんにペットを撮影・スケッチしてもらうひとときは、作品そのものだけでなく、撮影や制作の過程までもが大切な思い出になります。
過去には、後に有名になった作家さんが描いていたこともあるそうです。
ペットとの記憶を残す選択肢のひとつとして、ぜひ覚えておいてはいかがでしょうか。
カフェでコーヒーとパンを楽しむ
「gufo(グーフォ)」では、ペット用品や雑貨などの販売だけではなく、カフェも併設しています。
(とても明るくて開放的なカフェスペース)
ワンちゃんや猫ちゃんなどの動物も同伴可能なので、お散歩の途中に立ち寄ってひと休みするのもおすすめです。
※ワンちゃんがお座敷席に上がるときは、足を拭いてタオルなど敷物をご用意ください。
今回は、エスプレッソをシェイカーで急冷した「アイスグーフォ」と「デンマーク式バニラスコーン(クリームチーズ添え)」をいただきました。
コーヒー豆は、イタリアの伝統あるロースター「イリー」より仕入れた豆を使用。お水は桜島の温泉水(天然アルカリイオン水)を使うというこだわりぶり。
「アイスグーフォ」は、ほどよい苦味とスッキリとした味わいで、とても美味しい!
バニラスコーンは温かく、しっとりと柔らか。クリームチーズとの相性も抜群です。
スコーンといえば、硬めで軽い食感をイメージする方が多いかもしれませんが、それは「英国式」のスコーンだと、店主さんが教えてくれました。
改めてメニューを見ると、「バドワイザー」や「ハイネケン」などのビールもありました。
休みのお昼にこの空間でビールを楽しむ…想像するだけで最高です。
まとめ
店主さんはペットフードにとても詳しく、気さくにおススメの商品を教えてくれます。
その“ペットファースト”精神は、ホームページやインタビューの随所から伝わり、ペットへの深い愛情と温かいお人柄が印象的。
僕がカフェスペースで過ごしている間も、お客さんがワンちゃんを連れて来店すると自然に会話が生まれていました。
ペットを飼っている方はもちろん、飼っていない方でも、素敵な可愛い雑貨や絵本、美味しいコーヒーを楽しめるお店です。
ただのペット用品店ではなく、人・ペット・作家さんがカフェやイベントを通してつながるがる場所。野方の「gufo(グーフォ)」にぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
(gufo=イタリア語でフクロウの意味)
gufo(グーフォ)
所在地:中野区野方5-26-3 パークサイド野方104
アクセス:西武新宿線「野方駅」から徒歩2分
電話:03-5356-9774
営業時間:9時30分~19時00分
定休日:お休みのお知らせはInstagramをご確認ください
HP https://gufo.jp(外部サイト)
Instagram @nogatagufo(外部サイト)
お問い合わせ
このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。