【まるっと中野】聖地巡礼 小説「海辺のカフカ」の舞台、中野区野方を散策してみた

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更新日:2023年8月3日

こんにちは。ナカノ観光レポーターの「中野賢二」です。
アニメ・小説・コンテンツ等、サブカルチャーの魅了溢れるまち中野について、書き綴っていきたいと思いますので、どうぞお付き合いください。

今日は小説「海辺のカフカ」の舞台である中野区野方を散策したので、聖地巡礼の体験記としてご紹介したいと思います。
皆さんは、中野区野方が「海辺のカフカ」の舞台であることをご存知でしたか。
「海辺のカフカ」といえば、村上春樹先生の名作のひとつですね。日本だけでなく、世界中の言葉で翻訳され、海外でも広く親しまれている素晴らしい作品です。
何を隠そう、私も彼の著書「職業としての小説家」を読んで以来、ファンなのです。
村上春樹先生のファンの一人として、中野区民として、舞台となった野方のディープな街歩きのすばらしさを知っていただけたらと思います。

中野区野方って、どんな街?

・新宿方面からのアクセスは、西武新宿線 西武新宿駅から約14分野方駅下車
・中野区の中心地ブロードウェイ付近から、北西方面約2kmほど離れた場所に位置

中野区民としては、商店街があったり、飲食店がたくさんあったりと、昔ながらの良さも残る住みやすいまちといった印象です。
前提知識がついたところで、それでは、小説の世界観を想像しながらLet’s Go

西武新宿線野方駅からスタート

野方駅

駅は比較的新しいです。本日は晴天のため、白い駅舎が映えますね。ちびナカノさんもウキウキです。

プラットフォーム

プラットフォームも趣があります。

商店街北側の様子

商店街北側

駅を出たら、すぐに商店街です。
小説にある「空から2000匹の魚が降ってきて、住民を驚かせた」シーンは、この辺りでしょうか。
「北原通り」という名前だそうです。

商店街南側の様子

商店街南側

南側は、飲食店が立ち並んでいます。
野方駅前商店街と大きな看板がありますね。1928年から存在する歴史ある商店街であることが読み取れます。小説の主人公の少年も、このまちで生まれ育ったのです。

ヤッホーROAD

ヤッホーROADの画像

商店街南側をすすむと、ほどなくヤッホーROADというアーケード街にたどりつきます。
野方を音読みするとヤホウ、というところからきているそうな。
晴天の天気をさえぎるアーケード内の空間。タイムスリップしたかのような不思議な感覚に包まれます。

猫に出会えそうな小道

小道

小説中の重要な役割をなす「猫」。今日は出会えませんでしたが、商店街周辺には素敵な小道がたくさんあります。運が良ければ、猫さんたちに出会えるかもしれませんね。

おわりに

いかがでしたでしょうか。野方駅を降りてすぐに商店街があり、北口から南口まで1時間ほどで散策できました。「海辺のカフカ」の舞台となった中野区野方を聖地巡礼して、あなたも小説の世界観を感じてみませんか。
商店街は飲食店や商店で賑わっており、寄り道しながら散策するのもオススメです。

ちびナカノさんと電車
 (名残惜しそうに電車に手を振るちびナカノさん)

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