【まるっと中野】まちを見守るちょうどいい銭湯 沼袋「一の湯」

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更新日:2023年10月16日

こんにちは。ナカノ観光レポーターの「よしを」です。

地に足の着いたというよりも生活に根ざして「もうこの土地に永住したい」と思えるほど「すごくちょうどいい」銭湯が、西武新宿線 沼袋駅から徒歩一分のところにある。
そう、「一の湯」だ。

外観


沼袋駅北口から飲食街を進み、ほどなく入店。燦然とライトアップされた一の湯の看板の下にある下足入れに靴を預け、顔はめパネルの誘惑を振り払い、お掃除中のルンバを飛び越えて女将さんのいる番台へ。
PASMOで500円を支払って、追加料金なしのタオルを二枚お借りして(女将さん毎度すみません!)浴場に入れば、もうそこは「ちょうどいい」銭湯が広がっている。

浴場内


浴場内は見事な鶴のタイル画を背景に、ホットバス、岩盤泉、ミクロバイブラ、ハイパワージェット、座風呂ジェットを完備。ミストサウナや、露天風呂(男風呂のみ)まである充実度だ。地下から汲み上げた軟水を沸かした風呂は肌触りが柔らかい。

風呂


露天風呂から見る中野の空の高さや、ラベンダー湯やカボチャ湯といった色とりどりの変わり湯イベントなど「ちょうどよくて」好きなところはたくさんあるけれど、個人的な一番の推しはミストサウナだろうか。
昨今珍しく銭湯の料金だけでミストサウナが利用できる。このご時世に本当にすごい。
ワンコインで、ミストサウナ→冷水シャワー→露天風呂を繰り返すだけで、都心の一時間2,000円ぐらいの激込み超人気サウナに週一で行くよりも、ここに週四回通った方が幸せになれる。そんな超理論的な計算ができるぐらい、一の湯のホスピタリティは素晴らしい。

ちびナカノさん1

ちびナカノさん2


沼袋駅の反対側の平和の森公園でランニングして一汗かいてから来てもよし、仕事帰りに手ぶらでふらっとお邪魔して、露天風呂にダシが出るほど浸かってもよし、休日の午後にミストサウナ目当てで来て、近所の居酒屋のビールの旨さにブーストかけてもよし。
週四と言わず、なんなら毎日来てもいいような気もしてきた。

沼袋というまちを70年以上見守ってきた一の湯は、それぐらい生活に根ざした「ちょうどいい」銭湯なのだ。

一の湯

所在地:中野区沼袋1丁目39-10
アクセス:西武新宿線「沼袋駅」北口から徒歩1分
電話:03-3386-2836
営業時間:16:00~ 男風呂26:00、女湯25:30まで
定休日:水曜日(年末年始・祝日は営業)
入浴料:大人500円、中学生300円、小学生200円、幼児100円
大人1人につき幼児2人まで無料
URL:新規ウインドウで開きます。https://ichino-yu.jp/(外部サイト)

中野区内には一の湯以外にも銭湯がたくさん!
ひとっ風呂浴びながら、中野散策してみては?

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このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。

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