<NAKANO街中まるごと美術館!アール・ブリュット>日常がアートになる1カ月!(2)―作品編【まるっと中野】

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更新日:2026年5月14日

中野アール・ブリュットでは毎年異なるテーマに沿って作家が選ばれています。2026年のテーマは「であうココロ、まじわるキオク。」 人と人が出会い、交わることで生まれる記憶 ーーそんなテーマのもと、会場となったなかのZERO本館には、刺繍、絵画、木工など素材も技法もまったく異なる8名の作家たちの作品が一堂に集まりました。異なる個性がひとつの空間に共存する、アール・ブリュットならではの展示をご紹介します。

アール・ブリュット展

なかのZERO本館地下2階展示ギャラリー。なかのZERO本館地下2階展示ギャラリー

尾澤 佑貴(おざわ ゆうき・2008年長野県出身)の作品。尾澤 佑貴(おざわ ゆうき・2008年長野県出身)の作品

尾澤 佑貴作「いすゞエルフ 消防車」(2003年)。尾澤 佑貴作「いすゞエルフ 消防車」(2003年)

尾澤さんの作品は、厚紙や段ボール、グルーガンといった身近な素材でつくられた立体作品です。小学3年生から実物の24分の1サイズで乗り物を作り始め、自宅に「中澤オート」と名付けたミニチュア整備工場を構えるほどの車好き。外装だけでなく内装まで精巧に再現された作品には、乗り物への深い愛情が感じられます。1点を仕上げるのに約1年をかけ、近年は曲線表現も増えるなど技術的な深化も見どころです。(紹介文キャプションより抜粋)

西岡 弘治(にしおか こうじ・1970年大阪府出身)と尾澤 佑貴の作品。西岡 弘治(にしおか こうじ・1970年大阪府出身)と尾澤 佑貴の作品

西岡 弘治作「楽譜 15.Allegro」(2008年)。西岡 弘治作「楽譜 15.Allegro」(2008年)

西岡さんの作品は、紙にインクで描かれたクラシックやアニメソングの楽譜の模写です。2005年頃から通う〈アトリエコーナス〉で制作を始め、施設に寄贈されたピアノとともに持ち込まれた楽譜との出会いがきっかけとなりました。鼻歌を歌いながら描かれる五線譜は、右目の視力の影響からかゆるやかな曲線を描きながら右下へと流れ、音符や文字までもが歌うように並ぶ譜面は音楽そのものが乗り移ったかのよう。これまでに1000枚以上を描き、現在は平日ほぼ毎日1枚のペースで制作を続けています。(紹介文キャプションより抜粋)

作品

嶋津 仁(しまづ ひとし・1963年京都府出身)の作品。嶋津 仁(しまづ ひとし・1963年京都府出身)の作品

嶋津さんの作品は、紙にオイルパステルで描かれています。あたたかみのある色彩と、人物や動物の顔を大胆にクローズアップした構図が特徴です。幼少期から電車を描くことが好きで、通所する〈京都ふしみ学園〉が2008年に設けた「アトリエやっほぅ!!」でほぼ毎日制作を続けています。作品は写真や記憶をもとに描かれ、リクエストに応じることもあるそうです。近年はアクリル絵の具も併用し、輪郭を描いた後に色を塗り重ね、手やパレットナイフで削るなど多彩な質感を生み出しています。(紹介文キャプションより抜粋)

阿山 隆之作「カツオとマアジとサバとタイとカツオの赤ちゃん」(2014年)・「ヨーロッパヒキガエルとガマガエル」(2013年)。阿山 隆之作「カツオとマアジとサバとタイとカツオの赤ちゃん」(2014年)・「ヨーロッパヒキガエルとガマガエル」(2013年)

阿山 隆之(あやま たかゆき・1972年東京都出身)の作品と清水 千秋の作品(写真奥)。阿山 隆之(あやま たかゆき・1972年東京都出身)の作品と清水 千秋の作品(写真奥)

阿山 隆之作「アリンコさんとモグラさんと虫さんの地下の世界」(2015年)の細部。阿山 隆之作「アリンコさんとモグラさんと虫さんの地下の世界」(2015年)の細部

阿山さんの作品は、木にバーニングペンと色鉛筆で描かれています。輪郭を焼き付けた後、150色もの色鉛筆を使い分けて丁寧に色を塗り重ねることで、力強い発色と複雑な色彩が生み出されます。木に描くようになったのは、削って再利用できる素材の特性と、通っている木工品の工房に木材が集まる環境がきっかけだったそうです。写真を参考にすることが多い一方、幼い頃の絵本や童話の記憶をもとに描くこともあり、色鮮やかな愛らしい生きものたちは観る人にさまざまな物語を想像させてくれます。(紹介文キャプションより抜粋)

清水 千秋作「ジョニーデップ」(2015年)。清水 千秋作「ジョニーデップ」(2015年)

清水 千秋(しみず ちあき・1967年滋賀県出身)作「お母さん」(2019年)とドローイング作品(奥に見えるのは岡本 智美の作品)。清水 千秋(しみず ちあき・1967年滋賀県出身)作「お母さん」(2019年)とドローイング作品(奥に見えるのは岡本 智美の作品)

清水さんの作品は、布に刺繍糸で制作されています。1987年から〈やまなみ工房〉に所属し、30年以上刺繍の創作に取り組んできました。タレントやアイドル、家族など人物を中心に、独自の視点による存在感のある構図とユーモラスな表情、インパクトのある色彩が印象的です。50色以上の刺繍糸を感覚で選びながらチェーンステッチで輪郭を縫い、色を塗るように内側を埋めていく丁寧な制作で、小さいもので3、4ヶ月、大きいものは1年ほどかけて仕上げます。年々針目は細かく密度を増していきましたが、2022年頃から認知と視力が低下し、出展作品「お母さん」が最後の刺繍作品となりました。本展ではその後に描かれた躍動感あふれるドローイング作品も併せて紹介されました。(紹介文キャプションより抜粋)

最終編は「中野から世界へ!」

配電地上機器にアール・ブリュット作品を展示した中野ミューラルプロジェクト。配電地上機器にアール・ブリュット作品を展示した中野ミューラルプロジェクト

次回「中野から世界へ!」では、引き続き3名の作家の作品紹介と、中野区で日常的に楽しめるアール・ブリュットスポットをご紹介します。アール・ブリュットの魅力は、まだまだ続きますーーぜひ最終編もお楽しみに!

ナカノ観光レポーターKana Nakaがお届けしました。

NAKANO街中まるごと美術館!

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令和7年度中野区地域連携型商店街事業

主催:NAKANO街中まるごと美術館実行委員会

主要団体:中野ブロードウェイ商店街振興組合/中野サンモール商店街振興組合/中野駅前南口町会/社会福祉法人愛成会(実行委員会事務局)

協力団体:中野南口駅前商店街/中野レンガ坂商店会

協賛:中野区

協力:中野マルイ/学校法人織田学園/もみじ山共栄千光会/三井住友信託銀行中野支店/西武信用金庫本店/東京建物株式会社/中野セントラルパーク/株式会社YELLOW/ザワメキサポートセンター(長野県障がい者芸術文化活動支援センター)/社会福祉法人京都障害者福祉センター京都/ふしみ学園アトリエやっほう !! /社会福祉法人みぬま福祉会 工房集/社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房/特定非営利活動法人コーナス アトリエコーナス/特定非営利活動法人木馬工房/特定非営利活動法人結の会

後援:中野区商店街連合会/社会福祉法人テレビ朝日福祉文化事業団

お問い合わせ

このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。

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