【まるっと中野】東北色に染まる2日間!秋の大祭【2024なかの東北絆まつり】(前編)
ページID:905727171
更新日:2024年11月19日
こんにちは。9月生まれで一番好きな季節も秋、ナカノ観光レポーターの「ねむねこ」です。
中野で秋といえば、「なかの東北絆まつり」!中野区民であれば、毎年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
このお祭りは、2011年の東日本大震災で被災した地域の復興を支援するために、2012年から「東北復興大祭典なかの」の名称でスタート。2022年に「なかの東北応援まつり」、2023年に「なかの東北絆まつり」と名称を変え、復興への思いとともに東北各県と中野区との「絆」が一層深まるように願いが込められています。
2024年は10月26日と27日に開催。衆議院議員選挙により、ねぶたのパレードや秋田竿燈まつり妙技披露などが中止になりましたが、グルメやステージを中心に大盛況。東北出身の中野区民と楽しんだ2日間を振り返っていきたいと思います。
お祭りスタート!中野区役所で「小型ねぶたの展示」を発見
1日目のお昼に一緒に回ったのは、宮城県仙台市出身の信夫さん。
12時20分に、5月に移転して新しくなった中野区役所に到着。人が集まっていたので近寄ってみると、小型ねぶたが展示されていました!
小型といっても、迫力があります。近くでじっくり見られるのは嬉しいですね。
1階「ナカノのナカニワ」にもありました。
迫力の大鍋!山形名物「芋煮」
中野四季の森公園のグルメブースへ。
見たこともないような大きいお鍋。こちらは、山形名物の「芋煮」です。
具材は、里芋、牛肉、ネギ、こんにゃく、舞茸。醤油ベースのスープに牛肉のうま味が溶け込み、とっても美味しかったです。
信夫さん「僕が住んでいた仙台の町内会でも毎年秋に芋煮会をやっていて、2種類の芋煮を作っていたよ。1つは豚肉入りの味噌味で、もう1つは山形風だった。地域によって具材や味付けが違うんだよ」
山形県だけでなく、宮城県でも郷土料理として親しまれているんですね。
別名、海のパイナップル!宮城の珍味「ホヤ」
宮城県石巻市から来た「カイタク商店」のブースで、中野では珍しい「蒸しホヤ」を買ってみました。
「ホヤは五味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)すべてを味わえるよ!皮は柔らかいけど、食べないように。宮城出身の人に食べ方を教えてもらってね」
信夫さんから食べ方を教わり、カラフルな皮から身をはずしていただきました。
貝の甘味とうま味、磯の塩味の後に、肝と思われる苦味が追ってくる独特な味わい。ホヤを食べられる機会はなかなかないので、とても良い経験でした。
ほかにも、春巻きリンゴ(青森県上北郡六ヶ所村)、みそつけたんぽ(秋田県鹿角市)、アロニアのオレンジジュース割り(岩手県盛岡市)、レモン&ハーブ味のフランクフルト(福島県田村市)を堪能。
「ヤー!」の掛け声に誘われて。「すずめ踊り」
東北6県のグルメを制覇し一度会場から離れようとしたところ、ステージから和楽器の音色と威勢の良い掛け声が。
「仙台すずめ踊りだ」と信夫さんが教えてくれました。
カラフルな扇子を2つ持ち、「やあー!」と声をあげながら鮮やかに舞う踊り手たちは、とてもかっこいい。
信夫さん「すずめ踊りは僕も小さい頃に踊ったよ。仙台では新入社員が練習して、地域のお祭りで踊る会社もあると聞いたよ」
仙台市民なら誰もが知っている踊りなのですね。見ていて元気をもらいました。
ステージはほかにも盛りだくさん。信夫さんとはここでお別れし、続きは後編でご紹介します。
お問い合わせ
このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。