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最終更新日 2020年3月17日
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ノロウイルス食中毒に注意して下さい

ノロウイルスによる食中毒は、年間を通して発生しており、特に冬季に多発します。大規模な食中毒も発生しています。

ノロウイルスとは?

ノロウイルスは、食中毒や感染性胃腸炎の原因となるウイルスです。人の腸管内でのみ増殖するという特徴があります。感染力が非常に強く、少量のウイルスで感染・発症するため、家庭内で感染が拡大することがあります。また、60℃で10分程度の加熱では病原性を失わず、消毒用アルコールに対して抵抗性があります。

ノロウイルスの感染経路

ノロウイルスの感染経路は、1.食品を介して感染する場合(食中毒)と、2.人から人へ感染する場合(感染症)の2つがあります。

  1. 食品を介して感染する場合(食中毒)
    ノロウイルスに汚染されたカキなどの二枚貝類を生又は十分に加熱しない状態で食べた場合、感染することがあります。
    また、用便後の手洗いが不十分なノロウイルス感染者が、調理を行い、食品をノロウイルスで汚染し、その食品を食べることにより、感染することがあります。
  2. 人から人へ感染する場合(感染症)
    ノロウイルス感染者の便や吐物に接触したり、飛沫を吸入したりすることで感染することがあります。 

主な症状

食後、24~48時間で、吐き気やおう吐、下痢、腹痛、発熱(38℃以下)などの症状を呈します。通常3日以内で回復します。風邪のような症状で終わることや、感染しても症状が出ないこともあります。

予防方法

  1. 手洗い
    外から帰った時、料理・食事の前、トイレの後、生ものを触った後は、よく手を洗いましょう。
    汚れは、手首、指先、爪の間、手のしわに残りやすいです。手を洗う時は、爪が短いか確認を行い、指輪や絆創膏を外し、泡立てた石けんで洗浄すると効果的です。
  2. 加熱調理
    加熱が必要な食品は、中心部までしっかりと加熱しましょう。食品の中心が85~90℃の状態で、90秒以上加熱すると効果的です。

    牡蠣

  3. 加熱した食品にも注意!
    加熱後の食品も、手や調理器具によりノロウイルスに汚染されて、食中毒の原因となることがあります。料理の盛り付けをする時は、手をよく洗い、清潔な調理器具を用いて行いましょう。調理器具の消毒は、0.02%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液で行うと効果的です。

家族がノロウイルスに感染したら

  1. タオルの共用はしない
    手洗い等に使うタオルは共用せず、個人ごとで使用するか、ペーパータオルを用いてください。
  2. 便・吐物は正しい処理を
    患者の便やおう吐物の処理をする場合には、使い捨ての手袋やマスクを使用し、処理後は手指をよく洗いましょう。
    汚物が衣類についてしまった時は、衣類をビニール袋に入れ、周囲を汚染しないようにします。汚物を十分に落としてから、85℃で1分間以上、熱湯消毒するか、0.02%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液に30~60分間浸してください。消毒後は、他のものと分けて最後に洗濯してください。

消毒液の作り方について

ノロウイルスの消毒には塩素系漂白剤である次亜塩素酸ナトリウムが有効です。次亜塩素酸ナトリウムを希釈して使用します。市販の次亜塩素酸ナトリウムは1~12%など製品により濃度が異なります。おう吐物や便の処理に使用する場合、次亜塩素酸ナトリウムを0.1%に薄めてから使用します。また、調理器具や衣類、トイレなどの消毒に用いる場合、次亜塩素酸ナトリウムを0.02%に薄めてから使用します。使用する目的により次亜塩素酸(原液)の量が変わりますので、確認を行ってから使用してください。以下に示した例は市販されている5%次亜塩素酸ナトリウムを使用した時の説明になります。

(例)次亜塩素酸の濃度が5%の時

・おう吐物や便の処理に使用する場合
 最終的に必要な濃度 0.1%(=1000ppm)


500mlペットボトル使用時は、まず500mlペットボトルに漂白剤である旨、飲用できない旨の表示を必ず行います。ペットボトルに水を半分ほど入れ、そこにキャップ2杯分(5ml×2=10ml)の次亜塩素酸を入れます。
最後に水を加えて全体を500mlとし、ふたをしてよくかき混ぜます。

  ノロ 1

2Lペットボトル使用時は、まず2Lペットボトルに漂白剤である旨、飲用できない旨の表示を必ず行います。ペットボトルに水を半分ほど入れ、そこにキャップ8杯分(5ml×8=40ml)の次亜塩素酸を入れます。
最後に水を加えて全体を2Lとし、ふたをしてよくかき混ぜます。

ノロ 2

・調理器具、衣類、トイレなどの消毒に使用する場合
 最終的に必要な濃度 0.02%(=200ppm)


2Lペットボトル使用時は、まず2Lペットボトルに漂白剤である旨、飲用できない旨の表示を必ず行います。ペットボトルに水を半分ほど入れ、そこにキャップ2杯分(5ml×2=10ml)の次亜塩素酸を入れます。
最後に水を加えて全体を2Lとし、ふたをしてよくかき混ぜます。

ノロ 3


塩素濃度1%=10000ppmです。

次亜塩素酸ナトリウムについての注意点
・金属を腐食させるので、金属に使用した場合は10分程度経過後、水拭きをしてください。
・皮膚に対する刺激が強いため、手指の消毒などに使用しないでください。
・消毒の際に塩素ガスが発生する可能性があるので、使用時は十分換気を行ってください。
・使用する際には手袋をつけて下さい。万が一手指に付着した場合は、すぐに流水で洗い流してください。
・次亜塩素酸ナトリウムは時間が経過すると塩素が揮発し、効果が減っていきます。作り置きはせず、使用時に薄めてください。
・塩素は日光により分解されるため、原液はふたつきの容器に入れて光の当たらない場所に保管し、早めに使用するようにしてください。
・消毒液が入った容器などには調味料と混同することのないよう、明確に表示し、食品と区別して保管するようにしてください。

バザーや餅つき大会等で食品を提供される方へ

都内でもバザーや餅つき大会で提供した食品を原因とするノロウイルス食中毒が発生しています。
バザーやお祭り等で食品を提供する場合、事前に保健所への届出が必要となります。詳しくは、行事開催届・臨時出店届をご覧ください。

関連ファイル

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このページについてのお問い合わせ先

健康福祉部 生活衛生課 食品衛生係

保健所2階 3番窓口

電話番号 03-3382-6664
ファクス番号 03-3382-6667
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受付時間 月曜日から金曜日までの午前8時半から午後5時まで(土・日・祝日、年末年始を除く)

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