水痘(みずぼうそう)予防接種
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更新日:2024年7月23日
- 水痘は、何かに付着している水痘・帯状疱疹ウイルスを触ったり、空気中に漂っているウイルスを吸い込むことによって起こる感染症です。
- ウイルスが増えると通常13~17日後に発病します。
- 特徴的な症状は、かゆみを伴う発疹です。
まず、斑点状丘疹が現れ、3,4日で水疱になり、そのあと顆粒状のあとが残り、それも消えて治ります。 - 一般に症状は軽いですが、伝染力の強い感染症の1つで、すべての発疹がかさぶたになって治癒証明書をもらうまで、保育園・幼稚園・学校は休まなければなりません。
- 水痘予防接種の副反応はほとんど見られませんが、時に発熱・発疹、まれに局所の発赤・腫れ・しこり・アナフィラキシー・ショック(=全身のじんましんや、嘔吐・呼吸困難・血圧低下などの激しい全身アレルギー症状)などが見られます。
参考
- 子どものホームケアの基礎 目で見てわかる子どもの病気 水痘(外部サイト)
- 日本学校保健会 学校において予防すべき感染症の解説(外部サイト)
- 医薬品医療機器総合機構 乾燥弱毒生水痘ワクチン(外部サイト) | 重篤副作用疾患別対応マニュアル(外部サイト)
定期予防接種としての、水痘予防接種の対象者は、下記1から4すべてに該当するお子さんで、費用は無料です。
- 中野区にお住まい(東日本大震災に伴う被災者を含む)
- 1歳(生後12か月)以上3歳(生後36か月)未満
なお、長期にわたる療養などで、3歳までに水痘予防接種を受けられなかった場合、予防接種が受けられる状態になってから2年以内であれば、無料で水痘予防接種ができます。詳しくは、長期にわたる疾患などのために定期予防接種が受けられなかった方へ(長期療養特例)にお進みください。 - 過去に水痘にかかったことがない
- 今までに水痘ワクチンを接種回数分受けたことがない
- 摂氏37.5度以上の熱がある
- 重篤な急性疾患にかかっている
- ワクチンの成分などによってアナフィラキシー・ショックを起こしたことがある
- 医師が不適当な状態と判断した
- 3か月以上(標準的には6か月)の間隔をあけて、2回(初回+追加)接種します。
予防接種は医療行為であり、医師の判断によって、法定された接種間隔で接種できない場合もあります。
実際の接種に際しては、予防接種スケジュールなどを参考に、医師とよく相談して、接種漏れがないようにしましょう。 - 医師が必要と認めた場合には、同時に違う種類のワクチンを接種することができます。
- 水痘ワクチンは生ワクチンですので、接種後27日間は、他の生ワクチン(ロタウイルス、BCG、MR、おたふくかぜ)は接種できません。
参考
- 国立感染症研究所 予防接種スケジュール(外部サイト)
接種前
- 水痘予防接種は、受けたい方が各自で医療機関と日時を調整し、その医療機関に出向く個別接種です。
医療機関によって、接種の曜日・時間などが異なりますので、必ず事前に各医療機関にお問い合わせの上、予約をしてお出かけください。 - 中野区内の実施医療機関以外の医療機関での接種を希望する場合は、中野区外で接種を受けるにはにお進みください。
関連情報
お問い合わせ
このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。
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