予防接種を受けるときの注意

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更新日:2024年6月17日

小冊子「予防接種と子どもの健康」をご一読ください。

小冊子「予防接種と子どもの健康」(予防接種ガイドライン等検討委員会監修)

参考
  • 生活実感として1つ歳をとるのは「誕生日の当日」ですが、法律上は「誕生日の前日」に1つ歳をとります。
    (例)2021年3月1日生まれのお子さんの1歳から2歳になるまでの間とは、1歳になる日(=1歳の誕生日(2022年3月1日)の前日)である2022年2月28日から、2歳になる日(=2歳の誕生日(2023年3月1日)の前日)である2023年2月28日までとなります(期間としては、誕生日の前日から、次の誕生日の前日までの、1年+1日)。
  • 生後2か月になる日は、誕生月の2か月後の誕生日と同じ日にちの前日です。
    (例)2021年1月1日生まれのお子さんの場合、生後2か月になる日は、誕生月の2か月後の誕生日と同じ日にち(2021年3月1日)の前日の、2021年2月28日となります。
  • 誕生日と同じ日にちがない場合は、その月の最後の日に、1か月が経過したとして数えます。
    (例)2021年1月31日生まれのお子さんの場合、生後3か月になる日は、誕生月の3か月後の誕生日と同じ日にち(2021年4月31日)がないので、誕生月の3か月後の月の最後の日(2021年4月30日)の前日の、2021年4月29日となります。
  • 週数を数えるときは、起算日の曜日を基準にして、同じ曜日がきたとき週数を増やします。
    (例)2021年3月25日(木曜日)に、4週後とは、4回後の同じ曜日の、2021年4月22日(木曜日)となります。
  • 定期予防接種は接種する年齢や期間が定められていて、その年齢や期間をはずれると任意予防接種となりますので、ご注意ください(新規ウインドウで開きます。厚生労働省 定期の予防接種における対象者の解釈について(外部サイト))。
  • 予防接種は、体調のよいときに受けるのが原則です。
    お子さんの健康状態を確認し、責任をもって予診票に記入してください。
    予診票は、接種をする医師の判断を助ける大切な情報となります。
  • 医療機関で接種の記録をしますので、母子健康手帳を持参してください。
  • 保護者の代わりに、祖父母などが同伴する場合は、委任状も持参してください。

次の方は予防接種は受けられません

  • 発熱(通常37.5度以上)がある方
  • 重い急性疾患にかかっている方
  • その日受けるワクチンの成分で「アナフィラキシー・ショック(全身のじんましんや、嘔吐、呼吸困難、血圧低下などの激しい全身アレルギー症状)」を起こしたことがある方
  • 医師が不適当と判断した方

参考

  • 予防接種を受けたあと30分間は、急な副反応が起こることがあるので、接種場所でお子さんの様子を観察しましょう。
  • 接種当日は、はげしい運動はやめましょう。
  • 入浴は差し支えありませんが、注射の場合、接種部位はこすらないように注意しましょう。
  • 接種後、生ワクチンでは1か月、不活化ワクチンでは1週間は、健康状態に注意しましょう。
  • 予防接種のあとに、熱が出たり、きげんが悪くなったり、腫れたり、しこりが出たりすることがありますが、このような好ましくない変化が副反応です。
  • ワクチンの種類によりますが、副反応のほとんどはワクチンに対する生体の一時的な反応で、2~3日で自然に治ります(新規ウインドウで開きます。日本ワクチン産業協会 副反応ってな~に?(外部サイト))。
  • 注射部位のひどい腫れや、高熱・ひきつけ・嘔吐など体調の変化があったら、速やかに医師の診察を受けてください(PMDA 新規ウインドウで開きます。重篤副作用疾患別対応マニュアル(外部サイト))。
  • 保健所は区民に情報を提供するために、随時健康被害の情報収集や調査をしています。
  • 医師の診察を受けた場合だけでなく、何か気付いたことがありましたら、下記お問い合わせ先まで。
  • 病院・診療所の開設者または医師は、予防接種を受けた者が、一定の病状を呈していることを知ったときに、国に報告することが義務づけられています。
    詳しくは、予防接種の副反応疑い報告のお願いへお進みください。
  • 「生ワクチン(ロタウイルスBCGMRおたふくかぜ水痘(みずぼうそう)など)」同士の接種は、27日以上空けてください。
  • 不活化ワクチン同士の接種には、接種間隔の規定はありません。
  • 「mRNAワクチン(新型コロナウイルスワクチン)」は、他のワクチンとの接種間隔を2週間以上空ける必要があります。
    詳しくは、新規ウインドウで開きます。厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A(外部サイト)をご覧ください。
  • 医師が必要と認めた場合には「同時接種(=同じ医療機関で続けて同時に接種を行うこと)」ができます。
  • 「同日接種(=同じ日に、違う医療機関を回って、違う種類の接種を行うこと)」も制限が緩和されています。
    詳しくは、かかりつけ医にご相談ください。
  • 不活化ワクチンで「感染症を予防する効果(抗体)」を得るためには、同じ種類のワクチンを複数回に分けて接種することが必要です。
  • ワクチンによって異なる接種間隔が法定されていますが、これを守らないと、免疫力がつかないことがあるだけでなく、任意予防接種扱いで有料となったり、健康被害が起こったとき救済されなかったりすることがあります。
  • ただし、「予防接種(ワクチン接種)」は「医師の判断(診察)」が必要な医療行為なので、実際に接種できるかどうかは、かかりつけ医とよくご相談ください(次の方は予防接種は受けられません)。
  • 予定していたスケジュールどおりに予防接種が進まない場合は、かかりつけ医と相談して、予防接種のスケジュールを立てましょう。

参考

予防接種による健康被害への補償は、予防接種法に定められた定期予防接種と、任意予防接種で異なります。

定期予防接種による健康被害

定期予防接種によって、副反応が現れて、医療を必要とする状態になったり、障害が残ったり、死亡したりなどの健康被害が起こったときは、予防接種法による医療費・障害年金等の補償が受けられる場合があります。
お問い合わせ・ご相談は、下記お問い合わせ先まで。

参考

任意予防接種によって健康被害が起こったときは、医薬品医療機器総合機構法による救済制度があります。
お問い合わせ・ご相談は、医薬品医療機器総合機構 救済制度相談窓口 フリーダイヤル 0120-149-931(祝日・年末年始を除く平日9時~17時)まで。

参考

関連情報

お問い合わせ

このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。

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