ポリオ(急性灰白髄炎)予防接種
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更新日:2024年2月7日
ポリオ(急性灰白髄炎)は、有効な治療法がなく、予防接種が予防の唯一の手段とされ、予防接種法(外部サイト)第2条第2項に定められている感染症です。
現在、日本ではポリオは発生していませんが、予防接種を受けない人が増え、免疫を持たない人が増えると、南西アジアやアフリカから持ち込まれたポリオウイルスが免疫を持たない人から持たない人へと感染し、ポリオの流行が起こる可能性が高まります。
- ポリオ予防接種には、DPT-IPV(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオの四種混合ワクチン)(外部サイト)またはポリオ単独ワクチン(外部サイト)が使用されます。
いずれも不活化ワクチン(外部サイト)なので、接種後にポリオにかかったときと同じ症状(手足の麻痺)が出ることはありません。
- 7歳半までに、4回接種してください。
厚生労働省の専門家会議では「これまでの副反応報告によって、その安全性において重大な懸念は認められない」とされています(厚生労働省 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(外部サイト))。
定期予防接種としてのポリオ予防接種の対象者は、中野区にお住まい(東日本大震災に伴う被災者を含む)の、生後2か月から7歳6か月(90か月)になるまでのお子さんで、費用は無料です。
- 予防接種を受けるには、接種する予防接種ごとに予診票が必要です。
- 「東日本大震災に被災し避難してきた」「生後3か月以降に中野区に転入した」「接種に行ったが医師の判断で接種しなかった(医師の診察を受けると、接種しなくても予診票は使用される)」「紛失した」など、「DPT-IPV第1期予診票がない場合」は、予防接種予診票の再交付申請をお願いします。
- 以前に、DPT(三種混合ワクチン)を接種したので、「ポリオ単独予診票が欲しい」場合も、予防接種予診票の再交付申請をお願いします。
- ポリオ予防接種は、受けたい方が各自で医療機関と日時を調整し、その医療機関に出向く個別接種です。
- 医療機関によって、接種の曜日・時間などが異なりますので、必ず事前に各医療機関にお問い合わせの上、予約をしてお出かけください。
中野区内で接種できる医療機関の詳細は、中野区予防接種実施医療機関一覧にお進みください。 - 中野区内の実施医療機関以外の医療機関での接種を希望する場合は、中野区外で接種を受けるにはにお進みください。
接種当日
- DPT-IPV第1期予診票またはポリオ単独予診票と、母子健康手帳を、医療機関にお持ちください。
- 保護者の代わりに、保護者以外の方が接種に同伴する場合は、委任状も接種当日会場にお持ちください
- お子さんの健康状態を確認し、体の調子が良いときに受けるようにしてください。
ポリオ不活化ワクチン注射の副反応には、
- 注射部位が赤くなる
- 注射部位が腫れる
- 傾眠状態
- 37.5度以上の発熱
- 注射部位の痛み
- けいれん
などがあります。
接種のあと、もし体調の変化が現れたましたら、副反応かどうかわからなくても、速やかに医師の診察を受けてください。
お問い合わせ
このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。
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