B型肝炎予防接種
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更新日:2024年2月7日
- B型肝炎は、B型肝炎ウイルスに汚染された血液や体液が、出産や輸血、性交渉などによって体内に入り、B型肝炎ウイルスに感染して発症する病気です。
B型肝炎ウイルスに感染して保有者になると、そのおよそ10人に1人が数十年後に慢性肝炎になるといわれています。 - B型肝炎ワクチンは20年以上前に認可され、世界中で使用されている、効果も安全性も高いワクチンです。
B型肝炎予防接種をしても、およそ20人に1人のお子さんには抗体ができませんが、予防効果は20年以上続くといわれています。 - B型肝炎予防接種をすると、およそ10人に1人のお子さんに、倦怠感、頭痛、接種部位が腫れる・赤くなる・痛む、などの副反応が見られます。
参考
- 医薬品医療機器総合機構 組換え沈降B型肝炎ワクチン(外部サイト)
定期予防接種としての、B型肝炎予防接種の対象者は、下記1から4までのすべてに該当するお子さんで、費用は無料です。
- 中野区にお住まい(東日本大震災に伴う被災者を含む)
- 2016(平成28)年4月1日以降に生まれた
- 接種当日に満1歳(生後12か月)未満
なお、長期にわたる療養(予防接種法施行規則(外部サイト)第2条の4)や特別の事情(同規則第2条の5)のため、予防接種が受けられる状態になってから2年以内であれば、無料でB型肝炎予防接種ができます(予防接種法施行令(外部サイト)第1条の3第2項)。
詳しくは、長期にわたる疾患などのために定期予防接種が受けられなかった方へ(長期療養特例)へお進みください。 - 母子感染予防のために抗HBs人免疫グロブリン(外部サイト)と併用してB型肝炎ワクチンの接種を受けたことがない(この場合は健康保険が適用されるため、定期予防接種の対象外)
- 摂氏37.5度以上の熱がある
- 重篤(外部サイト)な急性疾患にかかっている
- 今までにアナフィラキシー・ショック(外部サイト)を起こしたことがある
- 医師が不適当な状態と判断した
- 27日以上の間隔で2回接種後、1回目から139日以上の間隔で1回接種します(合計3回)。
標準的な接種期間は、生後2か月から8か月までです。
予防接種は医療行為であり、医師の判断によって、法定された接種間隔で接種できない場合もあります。
実際の接種に際しては、予防接種スケジュール(PDF形式:75KB)などを参考に、医師とよく相談して、接種漏れがないようにしましょう。
- 医師が必要と認めた場合には、同時に違う種類のワクチンを接種することができます。
接種前
- B型肝炎予防接種は、受けたい方が各自で医療機関と日時を調整し、その医療機関に出向く個別接種です。
医療機関によって、接種の曜日・時間などが異なりますので、必ず事前に各医療機関にお問い合わせの上、予約をしてお出かけください。 - B型肝炎予防接種が受けられる中野区内の実施医療機関の詳細は、子どもの予防接種実施医療機関一覧へお進みください。
- 中野区内の実施医療機関以外の医療機関での接種を希望する場合は、中野区外で接種を受けるにはにお進みください。
- 接種当日は、母子健康手帳と予診票を、医療機関にお持ちください。
- 保護者の代わりに、祖父母など普段からお子さんの健康状態をよく知っている方が接種に同伴する場合は、委任状も医療機関にお持ちください。詳しくは、定期予防接種を受けるには原則保護者の同伴が必要ですにお進みください。
- 予防接種を受けるときの注意にお進みください。
関連ファイル
お問い合わせ
このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。
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