日本脳炎予防接種
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更新日:2024年2月7日
- 日本脳炎ワクチンについて(ワクチンの安全性、副反応)
- 日本脳炎第1期(対象者・費用、接種回数)
- 日本脳炎第2期(対象者・費用、接種回数)
- 日本脳炎特例措置(対象者・費用、接種回数)
- 日本脳炎第3期(14歳以上16歳未満)は廃止されました
- 接種方法(予診票、委任状、同意書、医療機関に予約、接種当日)
- 日本脳炎の予防接種は、マウス脳由来の日本脳炎ワクチン(以下「旧ワクチン」)を接種した後に、ADEM(アデム=急性散在性脳脊髄炎)(外部サイト)を発生した事例があったので、2005年5月から旧ワクチン接種の積極的勧奨を差し控えていました。
「積極的勧奨」とは、国の指示に従い区市町村が、広報紙・ポスター・インターネットなどを利用して、接種を受けるよう勧奨することに加えて、標準的な接種期間の前に、対象者やその保護者に対して、接種を促すハガキなどを個別に郵送して勧奨することをいいます。 - 現在の日本脳炎予防接種は全て乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン(外部サイト)(以下「新ワクチン」)で、2009年6月2日から第1期に、2010年8月27日から第2期に使用しています。
厚生労働省の専門家会議では「これまでの副反応報告によって、その安全性において重大な懸念は認められない」とされています(厚生労働省 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(外部サイト))。
日本脳炎についてやワクチンの副反応の詳細については、厚生労働省 日本脳炎ワクチン接種に関するQ&A(平成28年3月改訂版)(外部サイト)や、次の参考リンク先をご覧ください。
参考リンク先
- 日本ワクチン産業協会 よぼうせっしゅのはなし(日本語、English)(外部サイト)
- 医薬品医療機器総合機構 乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン(外部サイト)
対象者・費用
- 日本脳炎第1期の対象は、生後6か月から7歳6か月(90か月)になるまでのお子さんです。
- 接種費用は無料です。
接種回数
- 日本脳炎第1期は、初回接種(6日以上の間隔をあけて2回)と追加接種(初回完了後6か月以上の間隔をおいて1回)の合計3回接種します。
なお、予防接種は医療行為であり、医師の判断によって、推奨される接種間隔では接種できない場合もありますので、実際の接種に際してはかかりつけ医とよく相談してください。
- 第1期初回の標準的接種年齢は3歳から4歳です。
- 第1期追加の標準的接種年齢は4歳から5歳で、第1期初回を完了してからおおむね1年後に1回接種します。
対象の方と接種費用
- 日本脳炎第2期の対象は、9歳から13歳未満の方です。
- 接種費用は無料です。
接種回数
日本脳炎第2期の接種回数は1回です。
2005(平成17)年5月から2010(平成22)年3月までの積極的勧奨の中断のため、接種の機会を逃し、日本脳炎の予防接種(第1期3回+第2期1回の計4回)が完了していない1995(平成7)年4月2日から2007(平成19)年4月1日に生まれた方については、特例措置があります。
2007(平成19)年4月2日から2009(平成21)年10月1日に生まれたお子さん
日本脳炎特例措置の対象は、次の1、2いずれにも該当するお子さんです。
- 日本脳炎第1期3回を終了していない
- 接種当日、9歳から13歳未満
1995(平成7)年4月2日から2007(平成19)年4月1日に生まれた方
日本脳炎特例措置の対象は、次の1、2いずれにも該当するお子さんです。
日本脳炎第3期(14歳から16歳になるまでの方が対象)は、2005年7月29日付で廃止されました。
予診票
- 日本脳炎予防接種をするには、日本脳炎予防接種予診票が必要です。予診票は下記の3種類です。
1.日本脳炎第1期予診票:お子さんの生後2か月目に郵送します。
2.日本脳炎第2期予診票:お子さんの9歳の誕生月末に郵送します。
3.日本脳炎特例予診票:郵送していません。 - 「東日本大震災に被災し避難してきた」「予診票郵送以降に中野区に転入した」「接種に行ったが医師の判断で接種しなかった(医師の診察を受けると、接種しなくても予診票は使用される)」「紛失した」など、日本脳炎第1期・第2期の予診票がない場合、または、日本脳炎特例の予防接種を希望する場合は、お手数ですが、予防接種予診票の交付・再交付の申請をお願いします。
- 13歳以上16歳未満の方が、保護者の同伴なしに予防接種を受ける場合は、保護者の同意が必要です。予診票の保護者自署欄に予め記載をしてください。
16歳以上の方は、保護者の同意なしに接種できます。
- 保護者の代わりに、祖父母など普段からお子さんの健康状態をよく知っている方が接種に同伴する場合は、委任状を用意しておいてください。
- 詳しくは、未成年者が予防接種を受けるには、保護者の同伴が必要ですにお進みください。
- 中野区予防接種実施医療機関一覧の、「日脳」の欄に○表示がある医療機関で受けられます。
- 医療機関によって、接種の曜日・時間やワクチン在庫状況などが異なりますので、必ず事前に予約してからお出かけください。
- 中野区外での接種を希望する場合は、中野区外で接種を受けるにはにお進みください。
- 日本脳炎予防接種予診票と母子健康手帳を、医療機関にお持ちください。
- 保護者の代わりに、祖父母など普段からお子さんの健康状態をよく知っている方が接種に同伴する場合は、委任状も医療機関にお持ちください。
- 13歳以上の16歳未満の方が、保護者の同伴なしに予防接種を受ける場合は、保護者の同意が必要です。
保護者自署欄に記載済みの予診票を医療機関にお持ちください。 - その他の注意、接種後の注意は、「予防接種を受けるときの注意」にお進みください。
お問い合わせ
このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。
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