BCG予防接種
ページID:499951261
更新日:2024年2月7日
- 赤ちゃんは結核(外部サイト)に対する抵抗力が弱く、発病すると重症になることもあります(結核研究所 結核Q&A(外部サイト))。
- BCG予防接種は、重症な結核である結核性髄膜炎(外部サイト)や粟粒結核(外部サイト)などの予防に有効です。
- BCG予防接種の方法は、牛に感染する牛型結核菌を時間をかけて弱めたもの(=BCGワクチン(外部サイト))を、管針法というスタンプ方式で、上腕の2か所に押しつけて接種します。
- 定期予防接種の実施は区市町村の義務のため、中野区に住民票のあるお子さんは、原則として中野区内で定期予防接種を受けることになります。
- BCGは生ワクチン(外部サイト)です。他の生ワクチンを接種する際は、BCGを接種した日の翌日から起算して27日以上の間隔を開ける必要があります。 不活化ワクチン等を接種する際は、間隔をあける必要はありません(厚生労働省 ワクチンの接種間隔の規定変更に関するお知らせ(外部サイト))。
- BCGワクチンの効果や副反応(外部サイト)の詳細については、次の参考リンク先をご覧ください。
参考リンク先
- 日本ワクチン産業協会 よぼうせっしゅのはなし(日本語、English)(外部サイト)
- 医薬品医療機器総合機構 乾燥BCGワクチン(外部サイト)
- 定期予防接種としての対象の方は、中野区にお住まい(東日本大震災に伴う被災者を含む)の、生後1歳になるまでの乳児です。
標準的な接種時期は生後5か月から生後8か月です。
生まれてから今までに、先天性異常、心臓病、肝臓病、脳神経疾患、免疫不全症、結核などの病気で診察を受けている場合は、主治医に接種可能かどうかご確認ください。 - 接種費用は無料です。
- 長期にわたる療養や特別の事情のため、対象年齢でBCG予防接種を受けられなかった場合、予防接種が受けられる状態になってから2年以内で、かつ、満4歳未満であれば、定期予防接種が無料で受けられます(長期療養特例)。ご希望の場合は、下記このページについてのお問い合わせ先 中野区保健所 保健予防係まで、お問い合わせください。
- 中野区予防接種実施医療機関一覧
医療機関によって、ワクチンの所有状況や予防接種を実施する曜日・時間などがそれぞれ異なりますので、必ず医療機関に直接問い合わせて、予約をしてからお出かけください。
- 中野区内の実施医療機関以外の医療機関での接種を希望する場合は、中野区外で接種を受けるには にお進みください。
- BCG予防接種予診票
区では毎月、お子さんが生後2か月になる前の月末に、保護者宛てに実施医療機関名簿や接種日程等と一緒に予防接種予診票つづりを送付しています。
生後2か月以降に中野区に転入したなど、予診票がない場合は、予診票の交付・再交付の申請をお願いします(予診票の送付や再発行について)。 - 母子健康手帳
- 委任状
保護者の代わりに、保護者以外の方が接種に同伴する場合は、委任状も医療機関にお持ちください(未成年者が定期予防接種を受けるには原則保護者の同伴が必要)。
- 保護者の方は、お子さんの様子が普段と変わりないか、しばらく観察してください。
- 正常な場合は、10日くらい経たないと針痕は見えてきません(少し赤くなることはあります)。その後、2~4週間後くらいに針痕が赤く盛り上がります(日本ビーシージー製造株式会社 接種部位の経過について(画像あり)(外部サイト))。
- 一般的な副反応、健康被害が起きたときの対処など、予防接種全般についての注意は、予防接種を受けるときの注意 にお進みください。
コッホ現象
- コッホ現象とは、すでに結核に感染している赤ちゃんに、BCG接種をしたとき、早い時期に現れる接種部位の皮膚の、滲出性の(=液体のしみ出しを伴った)炎症(外部サイト)のことです(日本ビーシージー製造株式会社 コッホ現象ってなに?(画像あり)(外部サイト))。
- BCG接種後10日までの間に、針痕が赤く盛り上がった場合は、コッホ現象の可能性がありますので、針痕部分を清潔に保って、速やかに医療機関を受診してください。
参考
関連ファイル
お問い合わせ
このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。
本文ここまで
サブナビゲーションここから