予防接種を受けるときの注意

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更新日:2023年9月24日

小冊子「予防接種と子どもの健康」をご一読ください。

小冊子「予防接種と子どもの健康」(予防接種ガイドライン等検討委員会監修)

参考

13歳以上の方が接種を受ける場合、予診票の保護者同意欄に記入があれば、保護者の同伴なしでも接種できます。
ただし、HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種は、接種直後の失神について国などから特に注意喚起がされていますので、未成年者の予防接種の原則のとおり、保護者などの同伴をお勧めします。

  • 生活実感として1つ歳をとるのは「誕生日の当日」ですが、新規ウインドウで開きます。法律(外部サイト)上は「誕生日の前日」に1つ歳をとります。
    (例)2021年3月1日生まれのお子さんの1歳から2歳になるまでの間とは、1歳になる日(=1歳の誕生日(2022年3月1日)の前日)である2022年2月28日から、2歳になる日(=2歳の誕生日(2023年3月1日)の前日)である2023年2月28日までとなります(期間としては、誕生日の前日から、次の誕生日の前日までの、1年+1日)。
  • 生後2か月になる日は、誕生月の2か月後の誕生日と同じ日にちの前日です。
    (例)2021年1月1日生まれのお子さんの場合、生後2か月になる日は、誕生月の2か月後の誕生日と同じ日にち(2021年3月1日)の前日の、2021年2月28日となります。
  • 誕生日と同じ日にちがない場合は、その月の最後の日に、1か月が経過したとして数えます。
    (例)2021年1月31日生まれのお子さんの場合、生後3か月になる日は、誕生月の3か月後の誕生日と同じ日にち(2021年4月31日)がないので、誕生月の3か月後の月の最後の日(2021年4月30日)の前日の、2021年4月29日となります。
  • 週数を数えるときは、起算日の曜日を基準にして、同じ曜日がきたとき週数を増やします。
    (例)2021年3月25日(木曜日)に、4週後とは、4回後の同じ曜日の、2021年4月22日(木曜日)となります。
  • 定期予防接種は接種する年齢や期間が定められていて、その年齢や期間をはずれると任意予防接種となりますので、ご注意ください(新規ウインドウで開きます。厚生労働省 定期の予防接種における対象者の解釈について(外部サイト))。
  • 予防接種は、体調のよいときに受けるのが原則です。
    お子さんの健康状態を確認し、責任をもって予診票に記入してください。
    予診票は、接種をする医師の判断を助ける大切な情報となります。
  • 医療機関で接種の記録をしますので、母子健康手帳を持参してください。
  • 保護者の代わりに、祖父母などが同伴する場合は、委任状も持参してください。

次の方は予防接種は受けられません

  • 発熱(通常37.5度以上)がある方
  • 重い急性疾患にかかっている方
  • その日受けるワクチンの成分で、新規ウインドウで開きます。アナフィラキシー・ショック(外部サイト)(全身のじんましんや、嘔吐、呼吸困難、血圧低下などの激しい全身アレルギー症状)を起こしたことがある方
  • 医師が不適当と判断した方

参考

  • 予防接種を受けたあと30分間は、急な副反応が起こることがあるので、接種場所でお子さんの様子を観察しましょう。
  • 接種当日は、はげしい運動はやめましょう。
  • 入浴は差し支えありませんが、注射の場合、接種部位はこすらないように注意しましょう。
  • 接種後、生ワクチンでは1か月、不活化ワクチンでは1週間は、健康状態に注意しましょう。
  • 保健所は区民に情報を提供するために、随時健康被害の情報収集や調査をしています。
    医師の診察を受けた場合だけでなく、何か気付いたことがありましたら、下記このページについてのお問い合わせ先 中野区保健所 保健予防係までご連絡をお願いします。

病院・診療所の開設者または医師は、予防接種を受けた者が、一定の病状を呈していることを知ったときに、国に報告することが義務づけられています。
詳しくは、予防接種の副反応疑い報告のお願い へお進みください。

  • 生ワクチン(ロタウイルスBCGMRおたふくかぜ水痘(みずぼうそう)など)同士の接種は、27日以上空けてください。
  • 不活化ワクチン同士の接種には、接種間隔の規定はありません。
  • mRNAワクチン(新型コロナウイルスワクチン)は、他のワクチンとの接種間隔を2週間以上空ける必要があります。
    詳しくは、厚生労働省 新規ウインドウで開きます。新型コロナワクチンQ&A(外部サイト) をご覧ください。
  • 医師が必要と認めた場合には同時接種(=同じ医療機関で続けて同時に接種を行うこと)ができます。
    同日接種(=同じ日に、違う医療機関を回って、違う種類の接種を行うこと)も制限が緩和されています。
    詳しくは新規ウインドウで開きます。かかりつけ医(外部サイト)にご相談ください。
  • 不活化ワクチンで、感染症を予防する効果(抗体)を得るためには、同じ種類のワクチンを複数回に分けて接種することが必要です。
  • ワクチンによって異なる接種間隔が法定されていますが、これを守らないと、免疫力がつかないことがあるだけでなく、任意予防接種扱いで有料となったり、健康被害が起こったとき救済されなかったりすることがあります。
    ただし、予防接種(ワクチン接種)は医師の判断(診察)が必要な医療行為なので、実際に接種できるかどうかはかかりつけ医とよくご相談ください(次の方は予防接種は受けられません)。
  • 予定していたスケジュールどおりに予防接種が進まない場合は、かかりつけ医と相談して、予防接種のスケジュールを立てましょう。

参考

予防接種による健康被害への補償は、予防接種法に定められた定期予防接種と、任意予防接種で異なります。

定期予防接種による健康被害

定期予防接種によって、副反応が現れて、医療を必要とする状態になったり、障害が残ったり、死亡したりなどの健康被害が起こったときは、予防接種法による医療費・障害年金等の補償が受けられる場合があります。
お問い合わせ・ご相談は、下記このページについてのお問い合わせ先まで。

参考

任意予防接種によって健康被害が起こったときは、新規ウインドウで開きます。医薬品医療機器総合機構法による救済制度(外部サイト)があります。
お問い合わせ・ご相談は、医薬品医療機器総合機構 救済制度相談窓口 フリーダイヤル 0120-149-931(祝日・年末年始を除く平日9時~17時)まで。

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関連情報

お問い合わせ

このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。

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