小児用肺炎球菌予防接種

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更新日:2024年4月1日

令和6年4月1日から、15価肺炎球菌ワクチン(PMDA 新規ウインドウで開きます。バクニュバンス水性懸濁注シリンジ(外部サイト))が定期予防接種になりました。
13価肺炎球菌ワクチンの予診票(青色)をお持ちの方は、お手元の予診票で15価肺炎球菌ワクチンの接種が可能です。

  • 肺炎球菌は、多くの子どもの鼻やのどにいて、普段はおとなしくしていますが、子どもの体力や抵抗力が落ちた時などに、細菌性髄膜炎、肺炎、中耳炎、副鼻腔炎、骨髄炎、関節炎などの侵襲性肺炎球菌感染症を引き起こします。
    なお、抗生物質が効かない肺炎球菌(耐性菌)が増えているので、早期に診断治療が始まっても、予後が悪い例が増えています。
  • 日本の侵襲性肺炎球菌感染症の発生率は、5歳未満のおよそ10万人に6人で、発症者のおよそ100人に4人がなくなっています。
  • 肺炎球菌には色々な種類の菌があり、2013年11月1日からは13種類の肺炎球菌の成分が含まれたワクチンが使用されています。
  • 小児用肺炎球菌ワクチンの接種による副反応は、接種部位が赤くなる・腫れる・痛むなどが主なもので、ときに軽い発熱が見られることがあります。
    いずれも一時的なもので、数日間で消失することがほとんどです。
  • 小児用肺炎球菌ワクチンは2013年10月1日から2022年6月30日までに、予防接種をしたおよそ10万人に2人の重篤な副反応が報告されています。
  • 厚生労働省の専門家会議では「死亡例の報告頻度は、10万接種あたり0~0.18であり、急ぎの検討が必要とされる10万接種あたり0.5を下回っている」とされています。

参考

次の1から4までのお子さんは、ワクチン接種が受けられません

  1. 摂氏37.5度以上の熱があるお子さん
  2. 重篤な急性疾患にかかっているお子さん
  3. ワクチンの成分などによってアナフィラキシー・ショック(全身のじんましんや、嘔吐、呼吸困難、血圧低下などの激しい全身アレルギー症状)を起こしたことのあるお子さん
  4. 医師が不適当な状態と判断したお子さん
  • 免疫をつけるために間隔をあけて数回の接種が必要です。
    予防接種は医療行為であり、医師の判断によって、法定された接種間隔で接種できない場合もありますので、実際の接種に際しては、かかりつけ医とよく相談して、接種漏れがないようにしましょう。
  • なお、医師が必要と認めた場合には、同時に違う種類のワクチンを接種することができます。

接種開始時期と接種回数

  1. 生後2か月から7か月になるまでに接種を始めた場合は、4回接種
  2. 生後7か月から1歳になるまでに接種を始めた場合は、3回接種
  3. 生後1歳から2歳になるまでに接種を始めた場合は、2回接種
  4. 生後2歳から5歳になるまでに接種を始めた場合は、1回接種
  • 区では毎月、お子さんが生後2か月になる前の月末に、保護者宛てに実施医療機関名簿や接種日程等と一緒に予防接種予診票つづりを送付しています。
    生後2か月以降に中野区に転入したなど、予診票がない場合は、お手数ですが、予防接種予診票の交付・再交付の申請をお願いします
  • 令和6年1月以前に生まれた方には、予診票つづりに13価肺炎球菌ワクチンの予診票(青色)を同封しています。
    13価肺炎球菌ワクチンの予診票(青色)をお持ちの方は、お手元の予診票で15価肺炎球菌ワクチンの接種が可能です。
  • 予防接種前の注意については、予防接種を受けるときの注意にお進みください。

まず予約

  • 小児用肺炎球菌ワクチン接種は、受けたい方が各自で医療機関と日時を調整し、その医療機関に出向く個別接種です。
    医療機関によって、接種の曜日・時間などが異なりますので、必ず事前に各医療機関にお問い合わせの上、予約をしてお出かけください。
  • 中野区内の実施医療機関の詳細は、中野区予防接種実施医療機関一覧へお進みください。
  • 中野区内の実施医療機関以外の医療機関での接種を希望する場合は、中野区外で接種を受けるにはにお進みください。

接種当日

関連リンク

お問い合わせ

このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。

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