なかの区報2019年7月5日号 人・想い・未来

　7月、太陽が輝く夏到来。区の情報発信力向上の第一歩として、区報をリニューアルしました。私は、区民のみなさんが区の情報を得ることは、区政への理解や共感が深まり、まちに対する愛着や誇りを育むきっかけになると感じています。より分かりやすく区政情報を届けられる紙面をめざし、オールカラーに刷新するとともに、ユニバーサルデザインに配慮した文字や色を使用しました。また、区の重要施策について、地域や団体で活躍している「人」にスポットライトを当てた発信に変えています。それは、中野のまちに住み、働き、学び、活動する人こそがまちの主役であり、中野の財産であると実感しているからです。
　私の趣味は、学生時代に魅せられたトロンボーンです。まちづくりを考えるとき、オーケストラによる演奏が思い浮かびます。弦楽器や管楽器、打楽器、ピアノを音響、照明などが支え、指揮者がまとめることでハーモニーを奏でます。更に、観客が一体となって演奏会は創られます。中野でも、さまざまな思いを持った人たちが、それぞれの特性を生かして一緒にまちづくりを進めることで、魅力に溢あふれるまちを実現し、観客である「中野ファン」を増やすことができると思うのです。
　酷暑になるといわれています。暑さ対策を工夫して、楽しい夏にしていきましょう。