なかの区報 2024年8月11日 人・想い・未来

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更新日:2024年8月11日

戦争の悲惨さを知り、平和を考える
8月15日。戦争で犠牲になられた方々を追悼し、平和を祈念する日です。

79年前、私たちのまち中野は、度重なる大空襲に見舞われ、見渡す限りの焼け野原に。日本は、沖縄戦や広島・長崎への原爆投下など大惨事を経験しました。一方でアジア諸国などに大きな被害をもたらしました。先の大戦で命を失われた全ての方に、心からご冥福をお祈り申し上げます。

世界では、紛争が絶え間なく起こっています。昨年10月、ハマスによるイスラエルへの攻撃によって勃発した、イスラエルとパレスチナの紛争は、多くの民間人が犠牲となり、人道危機が深刻化しています。また、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻も、未だ終息の様子は見られず、長期化しています。日本で戦争を体験した方々は年々少なくなってきていますが、その体験や思いを次の世代へ引き継いでいかなければならないと強く思っています。戦争の惨禍を二度と繰り返さないために、平和の祭典であるパリ2024オリンピック・パラリンピックが開催されている今こそ、平和について一人ひとりが考え、ご家族や友人と話し合ってほしいと切に願います。

区では昨年度、区内の中学校2年生を対象に、広島を訪れ、被爆の実態に触れるとともに、平和の尊さを学ぶ機会として、28年ぶりとなる「平和の旅」を実施しました。今年度も9月13日まで募集していますので、興味のあるお子さんはぜひご参加ください。世界の情勢を踏まえ、今後もさまざまな機会を捉えて平和への思いを発信していきます。

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