なかの区報 2020年4月5日号 人・想い・未来
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更新日:2023年8月3日
4月。本来なら春の心躍る季節ですが、新型コロナウイルス感染症の広がりが社会に大きな影を落としています。今は、感染の拡大防止を最優先すべきと考えていますが、区は刻々と変わる状況をしっかりと捉え、適切な対応とその情報発信に尽力します。
今号では、木造住宅密集地域である上高田で防災まちづくりに取り組んでいるみなさんを特集しています。防災性の向上には、道路や公園の整備、住宅の建て替え促進などハード面の施策が不可欠ですが、その実現には相当の時間を要します。一方で、地震などへの災害対応は待ったなしです。そうした時に最も頼りになるのが「人=地域のみなさん」だと改めて実感しました。特集記事では、地元をよく知り、愛しているみなさんだからこそ実現できたことを紹介しています。ハードが十分でないことを補うソフト(人の力)とハート(心意気)。地域の底力を感じ、大変心強く思います。
こうしたまちづくりの取り組みは、区内の他のエリアでも盛んです。中野駅周辺や連続立体交差事業が実施されている西武新宿線沿線のまちは、これから大きく変わっていきますが、それを支えるのは地域の方々とその人たちの思いであると再認識しました。
リニューアル後の区報10月5日号が「東京都広報コンクール」で入選しました。今後も、みなさんからの意見を基に、より読みやすく、親しみやすい紙面になるよう努めていきます。
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