なかの区報 2025年8月11日 人・想い・未来
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更新日:2025年8月11日
~戦後80年、平和への想いを未来へ~
8月15日は、戦争で犠牲になられた方々を追悼し、平和を祈念する日です。日本は、東京大空襲や沖縄戦、広島・長崎への原爆投下など大惨事を経験しました。私たちのまち中野も、1945年5月25日の山の手大空襲に見舞われ、見渡す限りの焼け野原に。分かっているだけでも、死者418人、負傷者1,611人、全焼家屋は約2万戸に及ぶなど、戦争による被害は計り知れないものがありました。一方でアジア諸国などに大きな被害をもたらしました。先の大戦で命を失われた全ての方に、心からご冥福をお祈り申し上げます。
終戦して今年で80年目。日本で戦争を体験した方々は年々少なくなってきている一方で、世界を見渡すと、紛争やテロが絶え間なく起こっています。戦争の惨禍を二度と繰り返さないために、戦争の悲惨さ、そして平和の尊さを、戦争を知らない次の世代へと引き継いでいかなければなりません。
平和条例を制定している中野区では、2018年に平和首長会議に加盟、2020年に、中野区立総合体育館に「中野区平和資料展示室」を設置、2022年に、被爆樹木2世であるアオギリの苗木を平和の森公園内に植樹、2023年からは、区内の中学校2年生を対象とした「平和の旅」を実施するなど、平和に関する取り組みを着々と進めてきました。
さまざまな価値観や個性が受け入れられ、国籍や文化の違いを超えて理解し、尊重し合えるまち、中野。今後も、さまざまな機会を捉えて平和への想いを未来につなげ、発信していきます。
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