なかの区報 2022年3月5日号 人・想い・未来
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更新日:2023年8月3日
施政方針に込めた思い「不確実性の時代に対応する区政運営を」
新型コロナウイルス感染症との闘いが始まってから2年。患者の命を守るべく力を尽くしている医療従事者を始めとしたエッセンシャルワーカーのみなさん、そして全ての関係者の方々に、心より御礼申し上げます。
令和4年度は、区制施行90周年、憲法擁護・非核都市宣言40周年という節目の年。区民のみなさんとともに歩んできた歴史を振り返り、更に、昨年改定した「中野区基本構想」で明らかにした10年後に目指すまちの姿の実現に向けて、区政をより前進させていく年次となります。
私は、感染症の長期化により増加している生活に困窮している方や教育格差が拡大したといわれる子どもたちへの支援策を講じる一方、町会・自治会や区内事業者のみなさんが活動を力強く再開できるようバックアップし、活力と経済を回復させていく決意です。そして、更にその先へ。子どもたちと中野の未来に向けて、超回復を目指して、実効性の高い施策を実施していきます。
また、新型コロナウイルス感染症を始め、先の見通しが立たないことや状況が変わることが今の社会ではいわゆる「普通」の感覚として捉えられています。この変化に柔軟に、また「スピード感を持って」ではなく、「スピーディに」対応していきます。そして、更なる歩みとして、多様性を尊重し、さまざまに意見を交わしながら、区民、事業者・団体と区が協働・協創し、「チーム中野」で区政を運営していきます。
東日本大震災から11年。都は首都直下地震の被害想定の見直しに着手しています。区は、その検討結果も踏まえつつ、大規模地震への備えを着実に進めます。みなさんも災害時の備えを今一度ご確認ください。
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