なかの区報 2025年5月5日 人・想い・未来
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更新日:2025年5月2日
~子どもたちが自ら考え、話し合い、企画した取り組み~
中野の区立小中学校に通う子どもたちが、自分たちで予算20万~30万円の使い道を考えて企画し、行事や講演会を行う。今号の2ページでも特集しましたが、中野区では、子どもたちの意見を尊重した全国的にも珍しい取り組みを行っています。
オリンピアンやプロのアスリートを招き、物事に対し決して諦めないことの大切さを学んだり、人権問題をテーマに外部から講師を招き、命の尊さを学んだりと、学校によって取り組みはさまざま。私も、子どもたちが歌詞を作成し、楽曲を制作するという中野本郷小学校の取り組みの過程において、区長の話を聞いてみたいという意見があり、実際に小学校に足を運んで対話を行いました。
このような経験を通して、子どもたちも、イベントや講演会を実現させた達成感や自己肯定感、そして、他者とつながることの大切さが得られたのではないでしょうか。今後も、子どもたちの意見や考えが形になるような、特色ある教育活動を推進していきます。
さて、先月23日、孤独・孤立対策事業の一環として、アニメ会社で中野区に本社のある(株)MAPPAとそのグループ会社である(株)コントレールとタッグを組み、ヤングケアラーをテーマにしたショートアニメ「きかせてほしい きみのこと」を制作し、区公式YouTubeチャンネルで公開しました。
「周りの変化に気づき、声を掛けてみる」。このアニメが少しでも多くの区民のみなさんに届き、ヤングケアラーに対する理解が広がるきっかけとなればと思います。
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