なかの区報 2021年3月5日号 人・想い・未来
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更新日:2023年8月3日
施政方針と予算案に込めた思い 「つながる はじまる なかの」
東日本大震災からまもなく10年。新型コロナウイルスの感染拡大がいまだに予断を許さない状況です。改めて、震災や新型コロナウイルスで亡くなられたみなさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。私は、大規模災害への備え、そしてワクチン接種を始め、新型コロナウイルス感染症への対応に全力を尽くすとともに、将来を見据えた区政運営を進めていく決意を新たにしています。現在、中野区が区民のみなさんと検討してきた、10年後に目指すまちの姿を明らかにした新たな基本構想を中野区議会に提案しています。中野の歴史、文化、伝統、まちの魅力を大切に育みながら、人々が寄り添い、より豊かな暮らしを実現するため、この基本構想を定め、みなさんと共有したいと考えています。
また、令和3年度中野区当初予算案についても、中野区議会で審議いただいています。この予算案は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい財政状況が見込まれる中、抜本的な見直しを行い、歳出抑制をできる限り図る一方、感染症と政策課題に的確に対応し、困難を乗り越え未来へつなぐためのものとして編成しています。新規・拡充事業は、関連する事業の統合・再編や見直しなど、事業の構造改革に努めた上で予算化する一方、中野区が目指す「子育て先進区」、地域包括ケア体制、活力ある持続可能なまち、それぞれの実現に向けた予算となっています。更に、新型コロナウイルス感染症への対策を進め、強化する予算です。
年頭に申し上げた通り、私は、必ずや危機を乗り越える「良き年」とし、みなさんの中野への愛着と誇りを一層育んでいきたい強い思いです。一緒に中野の現在(いま)と未来(あす)を築いていきましょう。
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