なかの区報 2020年10月20日号 人・想い・未来

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更新日:2023年8月3日

子どもたちの未来を拓く(ひらく)ために

自転車散歩が気持ちの良い季節です。しかし、昨年区内で発生した交通事故の約55%は自転車が関与しており、その割合は都内で2番目の高さでした。私も自転車に乗るのが好きですが、スマートフォン使用や傘差しなどの危険な運転は厳禁。交通ルールを守って、安全な運転を心掛けましょう。

巻頭では、経済的な理由などで塾に通えない子どものために、学習を支援している団体を特集。学習支援の場は、人の出会いとつながりが広がる場にもなっています。心強いサポーターであり、中野の「財産」だと思います。学びが未来を拓くことは、歴史が示しています。新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に困難を抱える家庭が増えることは明らかです。そうした中で、未来を担う子どもたちの育ちや学びは、行政、地域、団体、事業者などが役割に応じて強みを生かし、トータルで支えていくことが不可欠。区ができることを改めて考え、実行していく決意です。

毎年秋から冬にかけてインフルエンザが流行します。発祥すると新型コロナウイルス感染症と区別がつかない恐れがあり、肺炎など合併症を起こしやすいご高齢の方は、どちらにも注意が必要です。65歳以上の方はインフルエンザの予防接種を無料で受けられます。ぜひ早めの接種を。日頃の健康管理にも気を配り、インフルエンザもコロナも乗り越えましょう。

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