2022年度(令和4年度)第23回庁議(3月7日)

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更新日:2023年10月16日

報告されたテーマ

中野区子ども総合計画の策定について(子ども教育部)

 このことについて、次のとおり報告があった。

 中野区子ども総合計画(案)に対するパブリック・コメント手続の実施結果を踏まえ、中野区子ども総合計画を策定したので以下のとおり報告する。

パブリック・コメント手続の実施結果について

  1. 意見募集期間
    令和5年2月1日(水曜日)から2月21日(火曜日)まで
  2. 意見提出者数
    5人(内訳:電子メール5人)
  3. 提出された意見の概要及びそれに対する区の考え方
提出された意見の概要及びそれに対する区の考え方

NO.

意見の概要

区の考え方

第3章 計画の展開

目標1 子どもの権利を保障し、子どものすこやかな成長を支援する

1

 子どもの声を聴く・感じ取るには、経験の積み重ねによる専門性が必要である。また、声に気持ちを寄せそれを代弁して伝えられる「ゆとり」も必要であり、保護者にも労働時間と経済的なゆとりが必要であると考える。子どもの権利に関する条例にも記されたように、今後の取組には、子どもに関わる大人への支援や働く条件の向上などを検討することを記載してほしい。

 子どもの言葉にならない(できない)考えや思いも含めた子どもの意見を受け止めるために、幅広い方法を活用して子どもの声を聴く機会を確保していく。
 また、保護者をはじめ、子どもと関わる周囲の大人の負担や悩みを軽減するための様々な支援や取組について、計画に記載している。

2

 支援が必要な子どもや家庭への施策が多く、トップ層を伸ばしていく施策がない。ギフテッドの子どもへの支援や区立小中学校での算数・英語の習熟度別授業の推進を検討してはどうか。また、ほとんどの子どもは生活で英語を使っておらず、学校の授業にとどまっている現状を踏まえ、一層の英語教育の充実を図るため、学校以外で英語を使う場所を提供してはどうか。

 中野区子ども総合計画は、59ページに記載のとおり基本理念を実現するための5つの目標を掲げ、その目標に資する取組を推進していくための計画である。
 学校教育の内容については、現在策定を進めている中野区教育ビジョンの中で充実を図っていきたい。

3

 「小・中学生文化芸術振興事業」について、ぜひ促進してほしい。
 各小中学校の体育館を使って、演劇団体による学校公演を年1回行ってほしい。

 実施にあたっては、事業の主旨を踏まえ、児童・生徒の意見を参考に各学校ごとに希望する実施内容や方法を決定し、学校ごとに特色ある事業となるよう工夫して行う予定である。

目標2 子どもが安心して育つための家庭への支援を推進する

4

 ファミリー・サポート事業がやや使いづらい。例えば、子どもの送迎は出発場所または到着場所のどちらかに保護者がいる必要があるが、学童から習い事に送ってもらいたいといったニーズに対応できず、民間サービスを利用しなければならない。もう少し使いやすいように改善できないか。

 ファミリー・サポート事業は、地域の中で助け合いながら子育てをする相互援助活動である。利用会員と協力会員が安心して活動をするために、送迎時は出発場所または到着場所において、保護者による引き継ぎを必要としている。
 利用会員だけでなく協力会員にとっても安心安全な活動ができるようにするための制度であることをご理解いただきたい。

5

 中野東図書館は子育て支援、ビジネス支援を謳って新設され、子育て支援アドバイザーにより専門の相談先情報が得られることもあるため、子育てに関する相談を実施する場所として、中野東図書館を記載するべきではないか。

 中野東図書館の子ども・子育て支援をテーマとしたフロアでは、子育て支援アドバイザーが子育て支援に関わる情報提供や相談機関の紹介など、本の紹介にとどまらないサービスを提供している。
 このサービスは、図書館サービスの一環として行っているものであり、子育てに関する相談事業として行っているものではないため、計画には記載しない。

6

 「実質的なひとり親家庭への支援」(金銭給付)事業は、親権争いを激化させ、正当な理由のない親権獲得を助長するため、反対する。また、離婚は夫婦関係を解消する手続きに過ぎず、ひとり親とは他方親の不存在(死別、失踪、勾留、接近禁止命令)のみとすべきだと考える。

 この事業は、事実上離婚状態であるにも関わらず、法的に離婚が成立していないため、児童扶養手当等のひとり親に関する手当の要件に該当しない方を経済的に支援するために実施するものである。

目標3 子どもと子育て家庭を支える教育・保育環境を整備する

7

 保育園の待機児童ゼロを維持するためには、地域ごとの人口動態、出生率を把握・予測する必要がある。
 また、子どもが毎日安心して遊ぶ権利や学ぶ権利が保障されるために、待機児童対策を優先した結果、保育環境が置き去りになっていないか、保育の質の向上に大切なことは何かなど検証を行い、より子どもに寄り添った環境整備を行ってほしい。
 区立保育園の数は、少なくても10園を継続し、区の責任において行う保育のスタンダードとして存在してほしい。

 今後長期的には子どもの数が減っていく中で、教育・保育施設をどのように整備していくのか検討を進めているところであるが、待機児童ゼロを維持していくため、必要な地域に必要数を整備していく予定である。
 また、保育の質の向上に資する施策についても引き続き推進していく。
 区では、保育の質の維持・向上、障害児保育など今後の区立保育園が担うべき役割及び民間保育所の定員充足の状況を踏まえ、当面の間は、現行の10園を存続する予定である。

8

 「保育園等の指導検査の充実」については、単に法令を遵守しているかどうかにとどまらず、保護者が安心して子どもを預けることができるよう、保育園と保護者が良好な関係を築いているかといった観点でも指導検査を行い、結果を公表してほしい。

 指導検査においては、児童福祉法等をはじめ関係法令に照らし、設備及び運営に関する基準等の適合状況及び区が別に定める指導検査に係る基準・方針等に対する実施状況等について個別的に明らかにし、必要な助言及び指導又は是正の措置を講じている。
結果についてもホームページで公表している。

9

 園庭がない保育園に保育士を増員してほしい。子どもを公園へ連れて行った際の置き去りや交通事故、遊んでいるときの見守り、怪我などの対応が必要である。
 また、現在の保育士の基準では十分な保育はできない。基準よりも1名多く保育士を配置してほしい。

 園外での保育については、安全に十分留意して行っていただいているものと認識している。児童の安全を確保し、質の高い保育を行うには、保育士を適切に配置することが重要であり、区では国の基準を上回る保育士の配置基準を定めている。保育士の適切な配置については引き続き研究していくとともに、必要に応じ、国や都に対して基準の見直しを要望していく。

10

 学童クラブが待機となり、高額な民間学童を使わざるを得ない家庭が一定数存在する。学童クラブの需要が偏っている現状を踏まえ、応募が募集定員に達していない学童クラブを中心に、昨今家庭のニーズが高いSTEAM教育や英語教育などの専門的な能力を持った人員を配置して、希望者を分散させてはどうか。区として特色のある学童クラブの展開にも資すると考える。

 区が補助をしている民間学童クラブでは、特色ある運営を行っている施設もあり、今後もニーズを踏まえて、学童クラブの配置と運営について検討していく。
 また、児童館、キッズ・プラザも含めて、魅力ある放課後の居場所となるよう、引き続き検討していく考えである。

(注)意見の概要は、区分整理の関係から、提出された意見の分割や同趣旨の意見の統合を行っている場合がある。

中野区子ども総合計画(案)からの主な変更点

なし

中野区子ども総合計画

第1章 計画の基本的な考え方
第2章 子どもと子育て家庭、若者を取り巻く状況
第3章 計画の展開
第4章 子ども・子育て支援事業計画(第2期)中間の見直し
第5章 計画の推進

子ども相談室の愛称及びマスコットキャラクターの募集について(子ども教育部)

 このことについて、次のとおり報告があった。

 中野区子どもの権利に関する条例に基づき、令和4年9月に子どもオンブズマンの子ども相談室を開設したところである。子どもたちが愛着をもち、相談しやすい、来訪しやすい子ども相談室としていくため、以下のとおり、愛称とマスコットキャラクターを募集する。

募集内容

  1. 子ども相談室の愛称
  2. 子ども相談室のマスコットキャラクター

募集期間(予定)

令和5年5月上旬~6月中旬

募集方法

区ホームページ及び区報への掲載、区内小中学校へのチラシの配布等

応募資格

区内在住・在学の小学生・中学生

選考方法

〇子ども相談室(子どもオンブズマン事務局)において、応募のあった案の中から、愛称及びマスコットキャラクターを選考する。
〇愛称及びマスコットキャラクターの選考に当たっては、子どもの意見を反映するものとし、選考をともに行う子どもを募集し、意見を聴きながら、最終案の選定を行う。

今後のスケジュール(予定)

令和5年7月~9月 子どもからの意見聴取の実施
令和5年10月 愛称及びマスコットキャラクターの決定、公表

令和5年度学習支援事業について(子ども教育部)

 このことについて、次のとおり報告があった。

 令和5年度学習支援事業について、「学習支援事業の拡充に係る考え方」を踏まえ、以下のとおり実施する。

拡充内容

  1. 生活に困窮するひとり親家庭を支援するため、児童扶養手当受給世帯を対象に追加する。
  2. 学習のつまずきを解消するため、より早期からの支援の必要性から、小学5年生まで対象を拡大する。(令和6年度以降に小学4年生まで拡大予定)
  3. 中学校進学に向けて学習習慣や基礎学力の定着を図るため、よりきめ細やかな指導を行うべく、小学6年生の指導について、児童2名に対し指導者1名を配置する。
  4. 子どもの学ぶ意欲を尊重するため、中学生は希望により週2回の受講を可能とする。
  5. 通塾しやすいよう、小学生・中学生ともに実施会場を増設する。(小学生1ヶ所追加、中学生延べ2ヶ所追加)
    学習支援事業の拡充内容
     

    令和4年度【現行】

    令和5年度【拡充案】

    対象

    世帯

    就学援助受給世帯

    就学援助受給世帯

    児童扶養手当受給世帯

    学年

    【小学生】6年生

    【小学生】5・6年生

    【中学生】1~3年生

    【中学生】1~3年生

    支援内容

    指導体制

    (集合型個別指導)

    【小学5年生】5対1

    【小学6年生】5対1

    【小学6年生】2対1

    【中学生】2対1

    【中学生】2対1

    受講回数

    【小学生】月3回

    【小学生】月3回

    【中学生】週1回

    【中学3年生】上記に加え

    夏期特別指導6回

    【中学生】希望により週2回

    【中学3年生】上記に加え

    夏期特別指導6回

    実施会場

    【小学生】各5ヶ所

    【小学生】各6ヶ所

    【中学生】延べ9ヶ所

    【中学生】延べ11ヶ所

今後のスケジュール(予定)

令和5年4月 受講者募集
令和5年6月 開講

若者育成支援事業の実施結果について(子ども教育部)

 このことについて、次のとおり報告があった。

 大学生・社会人支援の試行実施として令和4年度より新規に開始した「若者会議」と、これまで実施してきた「ハイティーン会議」の拡充、若者向けの「情報発信」を一体的に行った若者育成支援事業の実施結果について、以下のとおり報告する。

事業の目的

「すべての若者が健やかに育ち、持てる能力を生かして共に支えあい、チャレンジしながら成長していけるまち」の実現に向け、すべての若者が自分らしく生き生きと成長できるよう、また、多様な他者や仲間との交流によって社会性や他者への思いやりを育むことができるよう、若者の育成支援施策及び環境整備の取り組みを充実し、区の若者支援を社会資源として創出するために実施した。

令和4年度の事業概要と活動内容

中学生及び高校生年代を対象としたハイティーン会議の実施、大学生・社会人を対象とした若者会議のあり方の検討や、メンターとしてのハイティーン会議のサポート、若者による若者にとって魅力的な情報発信事業に取り組んだ。

令和5年度の展開

  1. ハイティーン会議
    令和4年度に引き続き、中学生及び高校生年代が自主的・自発的な活動や地域参加などへ具体的に取り組み、意見表明できる場としていく。あわせて、中高生年代向け施設のあり方を検討する。
  2. 若者会議
    令和4年度の本事業メンバーより提言された「若者会議のあり方」を踏まえ、若者が考える区の現状や課題に対するワークショップ等を行い、「まちを知って地域とつながる」、「若者自らがチャレンジする」、「若者の声を届ける(提言)」役割を担っていく。また、引き続きハイティーン会議のメンターの役割も担っていく。区は、若者会議の活動の伴走支援を行うとともに、若者のチャレンジの実現に向けて協働していく。
  3. 情報発信事業
    引き続き、魅力ある情報の発信に努め、Twitter(中野区若者情報発信アカウント(Nakano Youth News))フォロワー数の増加を図り、若者に関する情報や取り組みの周知を効率的に行う。

今後の予定

令和5年7月 ハイティーン会議及び若者会議メンバー募集
令和5年7月~令和6年1月 若者会議開催(全6回程度)
令和5年8月~令和5年12月 ハイティーン会議(全5回程度)

中野区環境マネジメントシステム内部監査及びマネジメントレビューの実施結果等について(環境部)

 このことについて、次のとおり報告があった。

 令和4年度中野区環境マネジメントシステム(以下「EMS」という。)の内部監査の結果等について、以下のとおり報告する。

EMS内部監査概要、結果

  1. 実施期間
    令和4年10月31日(月曜日)~11月22日(火曜日)
  2. 監査対象
    本庁舎43職場、庁外施設157職場(EMS対象職場全て)
  3. 監査の実施方法
    文書監査、ヒアリング
    (注)実地監査は実施せず、文書監査の結果、運用状況に課題があると思われる課・施設を対象にヒアリングのみ実施。
  4. 監査結果
    (1)指摘事項54職場
     ・職場毎の各事情に対する指摘:46件
     ・EMSに関する必要事項の職場内未周知に対する指摘:10件
    (注)指摘件数は個別指摘事項ごとに集計(上記2事項ともに指摘があった施設は2施設あり)
    (2)優良事例10職場
     ・コピー・プリンタ使用量の削減を図る取組:7件
     ・廃棄物排出量の削減・リサイクル意識の向上を図る取組:3件

EMSマネジメントレビューにおける区長からの指示事項

  1. 新区役所への移転、環境負荷の低減に向けて、各職場にて定める環境目標については、具体的かつ測定可能な数値目標、並びに環境負荷の低減に対してより実効性の高い目標を掲げ、当該目標の達成に向けて、より具体的な取組事項を検討し、職場全体で取り組むこと。
    なお、新区役所移転に伴う粗大ごみの処理にあたっては、斡旋等の再利用を促進し、真に不要な物品のみを廃棄すること。
  2. 内部の会議や管理事務だけでなく、区が関わる会議及びイベント・事業等においても、紙を使用しないもしくは必要最小限の使用に抑える運用を工夫・検討すること。(電子機器の活用、資料の部数削減等)
  3. 電力需給ひっ迫が懸念される状況も踏まえ、体調や業務に支障が出ない範囲での省エネルギー・節電対策に努めること。(使用していない部屋・昼休み時間中の消灯、離席時のパソコンの蓋閉め等)

令和5年度区全体の目標決定

  1. 紙の使用量の削減⇒コピー・プリンタ使用量 前年度比10%減
  2. エネルギー使用量の削減⇒前年度と同数値以下に抑える。
    (注)職場毎の目標設定等の詳細については、令和5年度のEMS報告様式作成依頼通知(4月初旬依頼予定)の中で通知する。

今後の予定

本件に関して、EMSニュースにより全庁あて周知予定。(3月中)

「(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」に係る環境影響評価書案に対する区長意見の提出について(環境部)

 このことについて、次のとおり報告があった。

 (仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業に係る環境影響評価書案(以下「評価書案」という。)について、東京都環境影響評価条例に基づき、評価書案に対する区長意見を東京都知事あて提出したので、報告する。

区長意見

  1. 全体的な要望
    事業の実施に際し、環境影響評価制度の目的である「環境の保全」について適正な配慮がなされ、区民の健康で快適な生活の確保に資するために、必要な対策を講じるとともに、今後も様々な機会を通じて、区民等へ情報提供されたい。
    また、工事の実施にあたっては、本地区周辺で多くのまちづくり事業が同時期に実施予定であることも踏まえ、関係機関等と十分に協議の上、影響の低減に配慮されたい。
  2. 環境影響評価の項目に係るもの
    ア 騒音・振動
     解体工事に当たっては、騒音・振動などの発生に対する周辺住民の理解を得ることにより周辺住民からの苦情や紛争を未然に防ぐ観点から、工事作業の内容について、事前に周辺住民に対し十分に周知されたい。
     また、本地区周辺では、本計画を含め複数の市街地再開発事業、街路事業が進められており、将来の周辺の交通量は現行に比べ相当程度増加することも考えられることから、可能な限り周辺開発による交通量変化を勘案し、更なる環境保全のための措置を検討し、騒音・振動への影響の一層の低減に努めること。
    イ 日影
     当該建物は高さ約260メートルの区内ではこれまでにない超高層ビルであり、日影の影響範囲は北側の住居系地域等を含み広範囲にわたることから、地域への説明を適切に行うこと。
    ウ 風環境
     当該建物は高さ約260メートルの区内ではこれまでにない超高層ビルであり、歩行者等の安全確保を最大限考慮した防風対策を講じる必要がある。
     区がかかわる公共的な事業であることに鑑み、今回環境影響評価書案で示された風環境の影響や防風対策について地域への説明を適切に行うとともに、本案で示された風環境評価指標の領域B(低中層市街地相当)をさらに減ずる防風対策に取り組むこと。また、事後調査においても多角的にその効果の検証を行い、必要に応じて更なる対策を講じること。
     なお、強風時など街路樹への影響等が懸念されるため、本事業実施にあたっては、倒木等への対策について考慮して進められたい。
    エ 景観
     中野区景観方針では周辺の街並みとの調和への配慮を示しているが、本件建物は中野通りや中野五丁目、中野四季の森公園側等への圧迫感が想定される。区がかかわる公共的な事業であることに鑑み、建物の形態、意匠、色彩及び沿道緑化など、様々な工夫により建物の圧迫感の軽減に向けた具体的対策を行うこと。
    オ 温室効果ガス
     国の温室効果ガス削減目標及び区のゼロカーボンシティ宣言をふまえ、将来における環境負荷を増大させないよう、可能な限りの二酸化炭素の排出削減に取り組むこと。
     建築物の高断熱化に取り組むとともに、最新の高効率機器等を積極的に導入するなど、二酸化炭素の排出削減につながる技術や手法を検証し、最大限活用すること。
  3. その他
    ・道路環境
    次に掲げる事項について課題と認識しており、道路管理者及び交通管理者と協議のうえ事業を実施されたい。
    ア 計画建築物から生じる日陰による長期の路面凍結や積雪
    イ 興行施設や商業施設設置による違法駐車や違法駐輪の発生

環境影響評価手続きに係る主な経過

令和5年1月23日~2月21日 評価書案縦覧・閲覧期間
令和5年3月8日 都民からの意見書提出期限

今後の予定

令和5年度以降

  • 事業者が東京都知事あて「評価書案に係る見解書」提出
  • 東京都による「都民の意見を聴く会」の開催
  • 東京都知事が「東京都環境影響評価審議会」の答申を受け、「評価書案審査意見書」を事業者あて送付
  • 事業者が東京都知事あて「環境影響評価書」提出

千光前通り沿道のまちづくりについて(まちづくり推進部)

 このことについて、次のとおり報告があった。

 中野二丁目地区は、中野駅周辺まちづくりグランドデザインVer.3において、地区のめざすべき姿を「新たな業務・商業の集積と生活・コミュニティの核」として示している。その実現に向け、平成27年3月に「中野駅南口地区」において都市計画決定した地区計画や土地区画整理事業と市街地再開発事業の一体的施行等により、現在、駅前広場の拡張整備や再開発による南口のにぎわいの核の形成に向け、まちづくり事業を進めている。
 一方、これに隣接する千光前通り沿道についても、中野区都市計画マスタープランにおいて、駅からなかのZEROへ向かう千光前通り沿道では、安全で快適な歩行者空間を確保するとともに、にぎわいのある商業地域の形成を図ることとしており、駅直近で進めている市街地開発事業等の事業進展とあわせたまちづくりを推進していきたいと考えている。
 このことについて、千光前通り沿道のまちづくり検討を進めていくため、以下のとおり、まちづくりに関する意向調査を実施したので、その結果及び今後の取組みについて報告する。

意向調査の実施について

  1. 調査目的
    千光前通り沿道におけるまちの魅力や課題点等を把握し、今後のまちづくりを検討する際の基礎資料とするため、意向調査を実施する。
  2. 対象
    千光前通り道路境界から概ね20メートルの範囲に土地もしくは建物を所有している方
  3. 調査期間
    令和4年12月12日~令和5年1月6日
  4. 調査方法
    郵送による配布、郵送又はWEB回収
  5. 回収状況
    回収率:約35.0%(配布数157件、回収数55件)

今後の取組みについて(予定)

令和5年度 地域への情報提供、意見交換等の実施、まちづくり基本方針(たたき台)の検討

お問い合わせ

このページは総務部 総務課が担当しています。

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