2019年度(平成31年度)第2回庁議(6月4日)

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更新日:2023年8月3日

報告されたテーマ

中野区公共サインガイドラインの策定について(企画部)

 このことについて、次のとおり報告があった。

 ユニバーサルデザインの理念に基づくまちづくりを推進するとともに、区民や来街者にとって、わかりやすく、利用しやすい案内・誘導を行うため、今後の公共サインの整備及び維持管理などの統一基準となる「中野区公共サインガイドライン」(以下、「ガイドライン」という。)を以下のとおり策定したので報告する。

ガイドライン策定の経過

平成31年1月 ガイドライン(案)作成、総務委員会報告
平成31年2月 区民及び関係機関等意見募集
平成31年3月 ガイドライン策定

区民及び関係機関等意見募集の概要

募集期間

平成31年2月1日から同月22日まで
区報・中野区ホームページを通じて意見募集を周知

意見募集先

区民、交通事業者、電気・ガス関連事業者、福祉団体、国際交流団体

主な意見
  • 駅名の英語表記は交通事業者に合わせてほしい
  • 外国人も案内・誘導の対象であることを明確にしてほしい
  • サインデザインの統一を推進してほしい

ガイドライン(案)から主に変更した点

  1. 施設内・敷地内サインの取扱いについて(ガイドライン5ページ)
    ガイドラインの「対象外」から「参照」に変更した。
  2. 維持管理について(ガイドライン17ページ)
    維持管理費縮減の検討について追記した。
  3. 案内サインの表示基準について(ガイドライン19ページ)
    視覚障害者への配慮について追記した。

ガイドラインの概要

多言語表記

地図及び表示面に示す言語は、日本語及び英語の2言語を基本とする。また、地域や施設の特性及び視認性などを考慮した上で、必要に応じて中国語及び韓国語を含めた多言語化を実現する。

色彩

カラーユニバーサルデザインに配慮し、容易に識別できる色彩とする。サイン本体の色については、既存の案内サイン及び誘導サインの基調色である濃紺を用いることが望ましい。

他の情報媒体との連携

サインから発信できる情報量には限りがあるため、ICT技術の活用や区が発行している紙媒体のマップ・パンフレット等と連携を図り、効果的な情報提供を実現する。

サインの配置・設置の考え方

サインの集約や配置の工夫により景観に配慮するとともに、効果的な情報発信に努める。

維持管理に関する基本的な考え方

本ガイドラインに基づき、サインの新規設置・集約等を行う場合は、当該サインを所管する部署が事務局となって庁内調整を行う。

サインの標準デザイン

本ガイドラインの基本ルール等に基づくサインの標準デザイン

今後の予定

令和元年7月 第2回区議会定例会(総務委員会)報告
令和元年7月 ガイドライン及びガイドライン概要版を区ホームページで公表

参考 公共サインの整備状況

  • 誘導サイン
    既存の誘導サインについて板面更新を平成30年度に実施済。
  • 案内サインのうち主要駅周辺の一部について地図面及び誘導サインの更新を今年度実施する。
  • その他サインについては、施設名等の修正を継続的に行う。

中野区ユニバーサルデザイン推進計画の策定について(企画部)

 このことについて、次のとおり報告があった。

 中野区自治基本条例に基づくパブリック・コメント手続きを経て、中野区ユニバーサルデザイン推進計画を策定した。ついては、パブリック・コメントの実施結果及び中野区ユニバーサルデザイン推進計画について次のとおり報告する。

パブリック・コメントの実施結果

意見募集期間

平成31年3月22日(金曜日)~4月11日(木曜日)

意見提出者数

1人

提出方法別意見提出者数
提出方法別意見提出者数

提出方法

人数

電子メール

1

ファクス

0

郵送

0

窓口

0

1

提出された意見の概要及びそれに対する区の考え方(1件)
計画推進の取組について
提出された意見の概要及びそれに対する区の考え方

No.

提出された意見の概要

区の考え方

1

「区民との協働によるユニバーサルデザイン合同点検」について、区のサービスや施設だけでなく、街歩きのような形で広く参加できるものになってほしい。ユニバーサルデザインに対する理解が進んだとしても、「知らないことをイメージできない」あるいは「無意識の区別」といった問題が解決できない。そのためにも「様々な区民の出会いとそれぞれの生きにくさ・不便さの相互理解」のような場が必要なのではないか。

合同点検は、公園や区有施設を中心に実施し、地域にユニバーサルデザインの考え方を広げる区民の担い手を養成する。

多様な生き方、個性や価値観に触れ合うことは、ユニバーサルデザインへの理解を深め、解決される問題は多いと考えている。講座等を通して、ユニバーサルデザインへの理解を広げていくための取組を推進していく。

案からの主な変更点

なし
組織改正に伴う担当部署名変更の他、文言整理等の修正を行った。

計画推進に伴う今後の主な取組事項(予定)

職員実務研修「ユニバーサルマナー研修」の実施

基礎的な知識や対応スキル等の習得のため、区の取組及びユニバーサルマナーに関する研修を実施する。2023年度までに係長級以上の全職員を対象として実施予定。

「ユニバーサルデザインサポーター養成講座」の実施

地域で活動する区民等を対象にユニバーサルデザインの推進に必要な知識やスキル等を学ぶ講座を実施し、地域人材を養成する。2023年度までに100名程度養成予定。

ユニバーサルデザイン合同点検の実施

ユニバーサルデザインサポーター等の区民との協働により、公園や区有施設等の点検を行う。

要望・相談事案等の収集及び行政サービス総点検の実施

区のサービスについて、ユニバーサルデザインの視点で改善すべき点など、区民等からの要望・相談事案等を収集し、区のサービスの手順や要件などを総点検により見直す。

普及啓発イベントの実施

区民のユニバーサルデザインの理解促進のため、障害等の疑似体験やユニバーサルデザインの考え方を学ぶ体験型イベントを実施する。

取組の進捗状況の把握・公表

各取組の進捗状況について、全体の進行管理を行うとともに、区民に公表する。

今後の予定

令和元年7月 第2回区議会定例会(総務委員会)報告
令和元年7月 計画策定について区報及び区ホームページで周知

区報のリニューアルについて(企画部)

 このことについて、次のとおり報告があった。

 区の情報発信力向上の一環として、より分かりやすく区政情報を届けられる紙面をめざし、区報をリニューアルするので報告する。

目的

区の情報発信力を向上するため、その主媒体である区報について、掲載内容及び方法を工夫し、誰にとっても読みやすく、また、よりわかりやすくて親しみやすい紙面に見直す。

実施時期

令和元年7月5日号から(各月5日、20日発行。1月のみ1回)

仕様

A4版16ページ、オールカラー
巻頭特集、サブ特集、お知らせ、コラム等で構成する。

主な変更点

  • 区の重要施策について、地域住民や団体等に焦点を当てるとともに、写真やイラストを活用し、わかりやすく発信する。
  • オールカラーの紙面に刷新し、左綴じ、横書きに変更する。タイトルロゴも新しくする。
  • ユニバーサルデザインに配慮した文字や色を使用する。
  • お知らせは、インデックス的な掲載にする。

その他

リニューアルした区報について、令和元年8月にアンケート調査を実施する予定

お問い合わせ

このページは総務部 総務課が担当しています。

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