2019年度(平成31年度)第15回庁議(12月3日)
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更新日:2023年8月3日
報告されたテーマ
クラウドファンディング事業の実施の考え方(案)について(企画部)
このことについて、次のとおり報告があった。
クラウドファンディング事業の実施に当たり、以下のとおり考え方を整理したので報告する。
趣旨
区がクラウドファンディングの主催者となり、寄附者の関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げ、広く資金を調達し、寄附金の使い道を具体的に明示することで、区の取組への関心を集め、区民サービスの向上を図る。
対象とする事業の考え方
区民等の関心や共感を呼ぶプロジェクトのうち、区の一般財源だけでは実現が難しい事業を次に掲げる視点から選定する。
- 区の課題のうち寄附を募ることで早期解決につながる事業
- 社会的な課題に対して区民等の認知度を向上させていく事業
- 区が被災した場合の復興支援及び被災自治体を支援するための代理寄附
- 区内外に区のプロモーションとなる事業
- その他区長が必要と認める事業
実施方法
- ふるさと納税制度の活用
・ふるさと納税のスキームを活用することにより、寄附の申請をウェブ上で行うことやワンストップ特例で住民税及び所得税の還付を受けることにより、クラウドファンディングの手続きを簡潔に行う。
・区のふるさと納税のプロモーション支援業務を委託している事業者が提供するクラウドファンディングのサービスを利用する。 - 目標額及び募集期間
クラウドファンディングの対象事業の目的及び規模に応じて、目標額と募集期間を定める。 - 寄附金の取り扱い
クラウドファンディングにより集められた寄附金は、当該事業の財源とする。その目的以外には使用しない。 - 寄附者へのお礼の品
寄附金を最大限に事業に活用するため、通常のふるさと納税の返礼品の取り扱いはしない。ただし、事業の性質により、記念品等の取扱いを検討する。 - 基金の創設
クラウドファンディング専用の特定目的基金を創設する。クラウドファンディングにより受け入れた寄附金は当該基金にすべて積み立てる。 - 募集状況及び結果の公表
クラウドファンディングの募集状況や寄附金の取扱いについては、区のホームページやふるさと納税サイトのウェブ上で公表する。
今後の予定
令和2年1月~ クラウドファンディング事業の実施の考え方を策定
令和2年第1回定例会 基金条例案の提案
令和2年4月~ クラウドファンディングの実施
医療介護情報連携システム(なかのメディ・ケアネット)の本格活用について(地域支えあい推進部)
このことについて、次のとおり報告があった。
区では、中野区地域包括ケアシステム推進プランにもとづき、ICTを活用した在宅医療介護連携・情報共有推進のための取り組みを進めている。
昨年度導入した「なかのメディ・ケアネット」については、これまで、中野区地域包括ケア推進会議及び関係部会(在宅医療介護連携部会、同情報共有作業部会)において、運用テストを実施しながらその活用方法等について検討を重ねてきたところであるが、11月18日より本格活用を開始したため報告する。
進捗状況(経過)
2019年2月 運用テストの登録開始
2019年5月 第1回 運用テスト参加者に対するアンケートの実施
2019年8月~ 運用テスト参加者へのヒアリング実施
2019年10月 第2回 運用テスト参加者に対するアンケートの実施
本格活用開始日
令和元年(2019年)11月18日(月曜日)
本格活用に伴い実施する内容
- プロジェクト機能を用いた登録者全員に対する情報配信
(1)「活用マニュアル」
区及び問合せ窓口(受託事業者)への問合せ内容やアンケートをもとに、活用事例、よくある質問への回答、有効な使い方の事例等を紹介
(2)利用者向けニュース
地域包括ケア関連情報、研修案内、講演情報等 - ポータルサイトの充実
(1)医療・介護関連情報の掲載・発信
・専門職向け
なかのメディ・ケアネットの利用案内、専門職向けの研修・講演案内等の情報
・一般区民(在宅療養者本人・家族等)向け
区の在宅療養推進事業(講演会等)の案内、在宅療養に関する基本情報(「在宅療養ハンドブック」等)、在宅養相談窓口の案内など
(2)登録機関一覧の公開
なかのメディ・ケアネットに登録している機関(診療所・事業所等)の情報を地図上に公開
今後の予定
- 講演会の実施
なかのメディ・ケアネットと同一のシステムを先進的に導入し活用されている愛知県豊橋市の医師を招き、「ICTを活用した多職種連携の取り組み」と題した講演会を実施する。
(1)日時・会場 令和元年(2019年)12月19日(木曜日)19時30分~ 中野区医師会館
(2)講師 豊橋市医師会理事 山内智之 氏 - 専門職向け説明会・登録会
各専門職の団体などを対象に説明会及び登録会を随時実施し、利用拡充を図っていく。
中野駅新北口駅前エリア再整備事業計画(案)について(まちづくり推進部)
このことについて、次のとおり報告があった。
中野駅新北口駅前エリア再整備事業計画(以下、「再整備事業計画」という。)について、区役所・サンプラザ地区再整備推進区民会議や意見交換会等を経て案を作成したので、以下のとおり報告する。
第13回区役所・サンプラザ地区再整備推進区民会議について
- 開催概要
日時:令和元年10月17日(木曜日)午前10時30分から正午まで
会場:中野区産業振興センター会議室
議事:再整備事業計画(素案)について - 主な意見
・計画段階からエリアマネジメントを行うことは素晴らしいことだが、アイディアコンペで出てきた提案を評価し、計画に取り入れるというプロセスを行わないと実現は難しく、民間事業者公募の募集要項の中にこのプロセスを取り入れることを義務づけてほしい。
・「高品質なレジデンス」とあるが、この事業は中野の顔となる事業であり、公共性の高い事業であると思うので、このエリアに個人の住宅があるというのは抵抗がある。
・集いの広場の想定面積として2,500~3,000平方メートルとあるが、この広さでは最大7,000人の多目的ホール来場者が一斉に外に出ることに懸念がある。
・今後の民間事業者公募にあたっては、区民会議に関する資料に目を通し、参考にしてもらった上で提案をまとめてもらうような仕組みを作ってほしい。
・これまで事業協力者に無償で協力してもらったことや、その事業協力者が今回の民間事業者公募に参加できることは、透明性や公平性の観点から見て問題がある。
・民間事業者公募にあたっては、1者のみの応募の場合は再公募とし、必ず複数者の競争となるようにしてほしい。
再整備事業計画(素案)に係る意見交換会等について
- 意見交換会
(1)日時
第1回:令和元年10月19日(土曜日)午後2時から3時30分まで
第2回:令和元年10月23日(水曜日)午後7時から8時30分まで
(2)参加人数
第1回:9人 第2回:13人 - その他の意見交換、意見募集等
・各団体との意見交換会
・区ホームページによる意見募集、区民の声(メール) - 再整備事業計画(素案)に対する意見・要望
【計画全般について】(6)件
No. | 区民等からの意見・要望 | 区の見解等 |
---|---|---|
1 | 事業性の観点から、住宅が多くなり、高さも高くなることが予想される。総量規制を設けたり、地区計画で周辺地区への圧迫感低減や景観、環境への配慮を規定したりするなど、区が開発のコントロールをしないといけない。 | 総量規制は想定していないが、全く規制がない訳ではなく、都市計画で用途地域や容積率などが決まっている。また、容積率の割り増しを行う際には、周囲に空地を確保する仕組みになっているため、開発の中で公共的な空間を増やし、環境性を高める取組みにつなげていきたい。地区計画については、平成31年3月に「中野四丁目新北口地区地区計画」を定めており、今後まちづくりの進展にあわせて、地区計画を変更することもあり得る。 |
2 | 駅の目の前の広場空間に面して、住宅を含んだ高層建築物が立つのはどうなのか。 | 駅前のシンボル的な空間として、良い景観を作っていきたいと考えており、本計画でも街並み形成の方針として示している。 |
3 | 防災性や景観の観点から、立体道路に疑問を持っている。廃止することはできないのか。できないのであれば、美しいものにしてもらいたい。 | 立体道路は、交通計画上必要な動線であり、さらに土地利用の観点から上部を建築物として利用することとしている。立体道路沿いの歩行者動線については拠点施設とあわせて整備する予定であり、明るい空間にしていきたいと考えている。 |
4 | 区民の財産であり、かつ駅前の一等地である土地を新区役所財源のために処分して良いのか。処分するにしても、なるべく少ない面積にし、土地の評価にあたっては、必ず複数の不動産鑑定士に検証してもらいたい。 | 本計画に記載している土地評価額は、平成31年1月時点での路線価をもとに算出している。今後、評価額が上下する可能性もあるが、目安として示したものであり、事業の中で改めて鑑定評価を行うことになる。 今回の整備は、新たな拠点を作ることに加え、新区役所整備費用を捻出することも大きな目的であり、その費用を確保する手法として、市街地再開発事業による整備を想定している。 |
5 | 拠点施設のコンセプトの中で、持続可能性を標榜するだけでは具体性や持続への意思表示が乏しい。 | 整備する拠点施設は、超長期に及ぶものと捉えており、持続可能性には、建物の堅牢性や耐久性、施設経営、維持管理の安定性や継続性の観点も包含している。 |
6 | 他の駅前再整備との差別化を図るようなコンセプトにするべきではないか。 | 中野駅新北口駅前エリアは、中野サンプラザのDNA を継承するとともに、人・文化・産業・情報が集積し、多様なコンテンツを世界に発信する、中野のシンボルとなる新たな文化・芸術等発信拠点の形成を目指すこととしている。 |
【施設計画について】(11)件
No. | 区民等からの意見・要望 | 区の見解等 |
---|---|---|
7 | 大規模集客交流施設を「多目的ホール」と呼んでいるが、アリーナと同じではないか。 | 「アリーナ」の明確な定義はないが、本計画で誘導する「多目的ホール」は、音楽公演を主用途とし、さらに多目的に使えるようフラットな空間を想定している。固定席を段々に配置する、いわゆる「劇場型ホール」は想定していない。 |
8 | 周辺の開発でも住宅の整備が予定されており、中野サンプラザのDNA継承をコンセプトとして掲げるのであれば、中野駅新北口駅前エリアには住宅を入れない方が良いのではないか。 | 中野サンプラザのDNA継承として、多目的ホールやホテル、宴会場などを誘導したいと考えている。住宅については、人口バランスという点に加え、事業性の観点からも必要であると考えている。 |
9 | 分譲住宅が整備される場合、整備後も適切な管理が行われるよう、投資目的ではなく住民となる人に購入を限定するような工夫はできないか。 | 住宅の購入者を限定することは難しいと思うが、区としては、エリアマネジメントによりまちの価値を維持、向上し、住み続けられるまちを目指していきたい。 |
10 | 中野四丁目新北口西エリアにつながるデッキはどのようなものを想定しているのか。想定スケジュールだと中野四丁目新北口西エリアの方が早く完成する予定だが、どのように整備するのか。また、中野四丁目新北口西エリアの開発はまだ決定したものではなく、それを前提に計画が進むのはどうなのか。 | 回遊性向上やユニバーサルデザインの歩行者ネットワーク形成を目指しており、中野駅新北口駅前エリア街区の北側から中野四丁目新北口西エリアへ接続し、さらに新区役所に接続するデッキネットワークを、個々の開発の進捗にあわせて順次整備していく。 |
11 | 帰宅困難者対策など、災害時の体制はできているのか。計画にあたっては、複数の専門家に意見を聞いてもらいたい。 | 今回の開発により地域の防災力を高めていきたい。災害時に建物にいる人が安全であることはもちろん、エネルギーの供給が途絶えず、業務が継続できることを目指したい。中野区役所一帯は広域避難場所に指定されており、周辺地域からの避難場所としても想定している。 |
12 | エネルギーについて、リスク分散をするという考えも重要ではあるが、新区役所は災害時の拠点となる施設であり、新区役所を中心としたエネルギーの供給システムを考えてもらいたい。 | 拠点施設については、自立分散型エネルギーシステムを誘導し、災害時に外部電力が途絶えても電力を供給できるようなエネルギーシステムの構築を求める考えである。周辺地区との連携は、双方の協議となる。 |
13 | 開発にあたっては、最新技術の導入やイノベーションも重要であり、専門家の意見を聞きながらまちづくりを進めるべきである。 | 今後の計画の参考とする。 |
14 | 新しいサンプラザには、現在中野駅周辺にはない映画館を入れてほしい。 | 本計画では、拠点施設の整備にあたり、新たな文化・芸術等発信拠点の形成を図っていくこととしているが、具体的な施設・機能については民間事業者の提案による。 |
15 | 「再整備事業計画策定に向けた基本的な考え方」(令和元年7 月公表)の参考資料として、多目的ホールのケーススタディをしていたが、多目的ホールの規模は、このケーススタディの5 千人から7 千人規模の案に落ち着いたと考えていいのか。 | 本計画では、最大収容人数の上限を7 千人としているものであり、実際の規模については今後の民間事業者の提案による。 |
16 | 多目的ホールは、1万人以上集客できる施設にしてもらいたい。 | |
17 | 現在の中野サンプラザの規模はちょうど良い。建設費はかかると思うが、計画の多目的ホールのほかに現在の規模のホールも併設する等の案について、意見募集を実施してみたらどうか。 |
【エリアマネジメントについて】(2)件
No. | 区民等からの意見・要望 | 区の見解等 |
---|---|---|
18 | 中野五丁目など既成市街地との共存が重要であり、デッキ接続などのハード面だけではなく、民間事業者に加え、市民も入ったエリアマネジメントを築いていかなくてはいけない。 | 中野駅周辺まちづくりは、各地区の個性を生かしたまちづくりを進めている。中野五丁目についても、その良さを生かしたまちづくりを進めたいと考えており、エリアマネジメントを進める上でも地元との連携を求めていきたい。 |
19 | 同時多発的に工事が行われることは、住民にとってストレスになるため、エリアマネジメントは重要である。周辺開発も含めたプロデューサーのような存在について、考えはあるか。 | 中野駅周辺のまちづくりや開発について、地元や来街者などへの情報提供や期待醸成が必要だと考えている。工事やプロモーションなど、開発間での連携も大切であり、課題に応じた連携を図っていきたい。その中心となったり、アドバイザー的な立場を担ったりする人の存在も重要ではないかと考えている。 |
【 民間事業者の募集及び選定について】(3)件
No. | 区民等からの意見・要望 | 区の見解等 |
---|---|---|
20 | 民間事業者選定は、オープンにわかりやすく行ってもらいたい。審査委員の人選が重要であり、建築などの専門家に入ってもらいたい。また、施設ができた後のマネジメントも重要であることから、審査委員会にはマネジメントの専門家を入れてもらいたい。 | 選定にあたっては、外部の有識者による審査委員会を設定する予定であり、都市計画や建築、会計士や不動産鑑定士などの専門家により構成する考えである。 いかに持続可能な開発ができるかは大きなテーマであり、事業者選定にあたっても施設の運営やエリアマネジメントに関する提案を求めていく予定である。 |
21 | 今回の事業は、民間事業者にかなりの部分を委ねることになるが、民間事業者選定の審査では、バラ色の提案だけのものが選定されることがないように工夫してもらいたい。 | 民間事業者の提案にあたっては、事業の成立性や施設運営なども重要な観点であると考えている。現在、審査項目や基準の検討を進めているところである。 |
22 | 事業者提案を透明化するために、公開プレゼンテーションを実施してもらいたい。 | 民間事業者の募集要項について現在検討を進めており、プレゼンテーションを公開するかどうかについても、その中で検討する。 |
【中野駅周辺まちづくりについて】(5)件
No. | 区民等からの意見・要望 | 区の見解等 |
---|---|---|
23 | 中野駅周辺でこれだけ大規模な開発が続いて大丈夫なのか。サンモールや中野ブロードウェイなど、既存商店街にも影響があるのではないか。 | 中野駅周辺では、中野駅新北口駅前エリアだけでなく複数の開発が進んでおり、これらの開発により、地区一帯の底上げが図られ、中野駅周辺の活力が向上することを目指している。周辺の商店街とも話をしており、地元との共存共栄で進めていきたい。 |
24 | 中野駅周辺の各開発の全体的なイメージが分かるイメージ図があった方が良い。 | 中野駅周辺まちづくりの概要をまとめたパンフレットを作成している。全体のイメージ図については、今後の事業の進捗にあわせて考えていきたい。 |
25 | 駅周辺のレベル差がわかりにくい。区民にもわかりやすくなるように努めてもらいたい。 また、回遊性を損なわないレベル差としてほしい。 | 現段階では建物のパースなどがないため、分かりにくい部分もあるかと思うが、今後も、できるだけ分かりやすい表現となるよう工夫していきたい。 |
26 | 中野五丁目は何も手を加えない方がいいのではないか。歩行者デッキが本当に必要なのか、地元とも良く話をしてほしい。 | 中野駅新北口駅前エリアや中野四季の都市から中野五丁目に行く人が多いことが想定されるため、円滑な歩行者動線を確保したい。デッキを計画する際には、中野五丁目のまちづくりと一緒に考えていく必要があり、地元とも話をしながら検討を進めていきたい。 |
27 | 中野駅周辺で3つの土地区画整理事業が進行しているが、1つの事業にできないのか。 | それぞれの事業の性格や進捗状況に違いがあるため、別の事業としている。 |
【その他】(2)件
No. | 区民等からの意見・要望 | 区の見解等 |
---|---|---|
28 | 意見交換会の参加人数が多くないので、意見交換会以外でも意見を述べられるのであれば、周知してほしい。 | 意見がある場合には、担当までメール等で送ってもらいたい。(令和元年11 月14 日まで、区ホームページにおいて意見募集を実施) |
29 | 再整備事業計画の基本的な考え方についての意見募集を行っていたが、なぜ区報に載せなかったのか。 | 素案の前段階では通常、意見募集は行わないが、今回は考え方をホームページに掲載したことから、募集という形をとったものである。 |
再整備事業計画(案)について
【中野駅新北口駅前エリア再整備事業計画(案)】
- 計画の基本的事項
1-1. 中野駅新北口駅前エリア再整備について
1-2. 計画の範囲
1-3. 計画の性格
1-4. 計画地の概要
1-5. 上位計画及び関連計画
1-6. 中野四丁目新北口地区地区計画について - 拠点施設整備のコンセプト
- 拠点施設整備・誘導の基本方針
3-1. 中野のシンボルとなる新たな文化・芸術等発信拠点の形成
3-2. 公共公益性の向上につながる空間構成
3-3. 持続可能性を高める用途構成や機能 - 事業化に向けた基本方針
4-1. 事業手法
4-2. 区有地等資産活用の考え方
4-3. 想定スケジュール
4-4. 民間事業者の公募・選定について
再整備事業計画(素案)からの主な変更点
頁 | 主な変更点 |
---|---|
10 | (3-2-1. 歩行者動線の整備・誘導方針) 「商業施設などのにぎわい機能と一体的に配置することで」を「商業施設などと一体的にゆとりをもって配置し」に修正 |
11 | 動線計画イメージ(平面/レベル別)に縦動線として階段等を追加 |
12 | 広場計画イメージの図を修正(広場の色の変更、みどりのネットワークの矢印追記など) |
15 19 | 「地権者(又は関係権利者)の同意(又は合意、全員同意)の上」の表記を「地権者の了解の上」に統一 |
18 | 想定スケジュール下欄に注釈を追記 |
19 | (民間事業者選定の基本的な考え方 (3)基本協定の締結) 「代表施行者及び共同施行者となる者と関係権利者との間で」から「関係権利者との間で」を削除 |
19 | 公募・選定の流れのスケジュールを変更 |
今後の予定
令和元年12月 パブリック・コメント手続の実施
令和2年1月 再整備事業計画策定
令和2年2月 民間事業者募集要項公表
中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業に係る鉄道事業者との工事の施行に関する協定の締結について(まちづくり推進部)
このことについて、次のとおり報告があった。
中野区(以下、「区」という。)、東日本旅客鉄道株式会社(以下、「JR」という。)及び東京地下鉄株式会社(以下、「東京メトロ」という。)は、中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業及び中野駅ビル建設事業に伴い、以下の工事施行協定を締結する。
工事施行協定の締結について
建物本体の工事に着手するにあたり「中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業に伴う工事の施行に関する協定書」及び「工事の施行に関する令和元年度協定書」を締結する。
併せて、既に工事を進めている支障移転工事等について「中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業に伴う支障移転工事等の施行に関する変更協定書」及び「支障移転工事等の施行に関する変更平成31年度協定書」を締結する。
建物本体の工事施行協定の概要(予定)
(1)締結日 令和元年(2019年)12月中旬
(2)工事の期間 令和元年(2019年)12月から令和10年(2028年)3月
(3)工事の施行 工事はJRが施行し、一部東京メトロの設備は東京メトロが施行する。
(4)費用及び負担 総額概算 26,856,582千円
・区負担 南北通路分 2,463,849千円
区負担 橋上駅舎分 6,381,298千円
区負担 計 8,845,147千円
・JR負担 17,959,930千円
・東京メトロ負担 51,505千円
(5)協定の変更 協定の内容を変更する必要が生じたときは、区、JR及び東京メトロで協議する。
(6)年度協定の締結 本年度工事内容等について別途年度協定を締結する。
支障移転工事等の変更工事施行協定の概要(予定)
(1)締結日 令和元年(2019年)12月中旬
(2)費用及び負担 総額概算 4,384,388千円
・区負担 南北通路分 816,746千円
区負担 橋上駅舎分 1,215,399千円
区負担 計 2,032,145千円
・JR負担 2,352,243千円
(総額約9億8千万円、区負担額約6億7千万円、JR負担額約3億1千万円の減額)
(3)年度協定の締結 本年度工事内容等について別途変更年度協定を締結する。
(4)理由 設計作業により建物の詳細が確定したことによる共通費の費用負担の見直し、工事作業の進捗による電気関係工事の一部取りやめなどの変更が生じたため。
今後の予定
現在、施行している支障移転工事等に引き続き、建物本体工事については協定締結後、JR及び東京メトロが工事発注手続きを行い、令和2年(2020年)3月頃より工事に着手する。
なお、工事着手前に工事内容や工事の進め方等についての区民説明会を行う。
中野駅周辺地区駐車場地域ルールの検討状況について(まちづくり推進部)
このことについて、次のとおり報告があった。
中野駅周辺では駐車場の整備に関して、中野区駐車場整備計画(平成29年9月)が定められており、地区内における駐車施設の適切な確保と運用が図られるよう、駐車場の利用実態を踏まえ、駐車場地域ルールの導入を検討するとしている。
現在、各地区のまちづくりの事業進捗と合わせて適切に駐車場施策を進めるため駐車場地域ルールの策定検討を進めており、検討状況について報告する。
検討会等の開催状況について
- 駐車場地域ルール策定協議会
第1回(2019年2月)
・中野駅周辺のまちづくり及び駐車場の現況
・駐車場地域ルールの考え方、他地区の事例等
第2回(2019年9月)
・中野駅周辺の駐車に関する追加調査結果について
・地域ルール(案)の方向性について - 荷捌き駐車に関する勉強会
第1回(2019年7月)
・中野駅周辺の荷捌きに関する現況と課題
・地域荷捌き駐車場についての意見交換
第2回(2019年11月)
・中野駅周辺の駐車に関する追加調査結果について
・地域の荷捌きのあり方について
主な意見
・附置義務駐車場の隔地、集約化について、利用者が駐車場に求める距離感や時間について詳細の分析が必要
・附置義務駐車場を隔地、集約化する場合は、駐車場を設置する場所についての適切な周知が必要
・荷捌きは中野区の賑わいにとって重要な要素であり、安全・安心に荷捌きができる環境整備を目指すべき
・質の高い駐車場を確保するため、車室や車路、出入口の安全確保等の技術的な基準も必要
・地域ルールにおける地域貢献の項目として、自動二輪車や自転車駐車場の確保を記載すべき
今後の予定
2019年12月 駐車場地域ルール策定協議会 第3回開催
2020年3月頃 駐車場地域ルール(案)の作成
2020年度 意見交換会、駐車場地域ルールの告示
2020年度 運用体制の構築、駐車場地域ルールの施行
お問い合わせ
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