なかの区報 2020年1月11日号 区長 年頭のあいさつ

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更新日:2023年8月3日

明けましておめでとうございます

本年は、いよいよオリンピック・パラリンピックが東京で開催されます。外国からの来訪者が更に増え、日本中が昨年のラグビーワールドカップ以上の盛り上がりになると期待しています。中野区では、平和の森公園に新たに整備される体育館が卓球の公式練習会場となります。どの種目も楽しみですが、私は特にパラリンピックの車いすバスケットボールとボッチャに注目しています。
そういった高揚感の中、私は今、区民のみなさんの中野のまちへの愛着や誇り(シビックプライド)を育んでいきたいという思いにあふれています。それこそがまちづくりや地域づくりの資源であると考えているからです。本年中野区は、10年後の将来像を描く新たな基本構想を策定します。そして、その将来像を実現するための基本計画の改定に取り組みます。将来に向けて区政の方向性を定める大変重要なものです。ぜひみなさんのご意見をお聞かせください。みんなで作る基本構想、基本計画です。そのことがシビックプライドを醸成する第一歩になると思っています。例年以上に重要な年であると、身が引き締まる思いです。
また、「子育て先進区」の実現に向けた取り組みを進めます。そのためには、子どもや子育て支援の施策だけでなく、公園や道路整備、住宅、商業振興など全ての施策において「子育てしやすい」という視点を取り入れていくことが必要だと思っています。
更に、地域のみなさんが互いに支えあいながら、また、区と協働し、協創しながら安心して暮らし続けられる「地域共生社会」の実現に向けた取り組みを進めていきます。
昨年は大型台風が各地に甚大な被害をもたらしました。中野区は、被害に遭った連携自治体を支援するとともに、風水害をはじめとした緊急時への備えを着実に行います。
また、昨年末には大規模なシステム障害により、長い間、介護保険の手続きができないなど、区民や事業者のみなさんには、多大なるご不便をお掛けしました。実効性の高い再発防止策を講じるとともに、障害発生時の代替対応が複層的にできるようにいたします。
そして、中野の最大の財産である「人」が活躍して輝ける環境づくりを進めていく決意です。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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