なかの区報2019年8月5日号 人・想い・未来

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更新日:2023年8月3日

恒久平和の願いを込めて
 8月15日は、戦争で犠牲になられた方々を追悼し、平和を祈念する日です。戦時中は、中野も度重なる空襲に見舞われ、大きな被害がありました。終戦から74 年が経過した今、改めて、先の大戦で命を失った多くの方々に、心からご冥福をお祈り申し上げます。
 中野区は現在、10 年後に目指す将来像を描く、新しい基本構想を区民のみなさんとともに考えています。将来への夢や希望も、平和であることを前提として、初めて実現できるものです。
 戦後生まれが日本の人口の8割を超え、戦争を体験した方は年々減少しています。戦争の惨禍を二度と繰り返さないためには、戦争の悲惨さと平和の尊さを次の世代に伝えていくことが不可欠です。若い人たちにその思いが届くよう、伝える方法を工夫し、区民のみなさんと一緒に考えながら、平和に関する取り組みを進めていきたいと思います。
 来年は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」が開催されます。同時に、平和首長会議において、被爆者の存命のうちに核兵器廃絶を実現すべきとして定められた「2020ビジョン(核兵器廃絶のための緊急行動)」の目標年次でもあります。平和な国際社会の実現は、まずは地域社会から。中野区は、あらゆる個性を受け入れるまち。国籍や文化などの違いを超えて互いを理解し、尊重し合えるための取り組みをみなさんとともに進め、子どもも大人も笑顔が絶えないまちを、将来にわたって実現していきます。

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