2021年度(令和3年度)第17回庁議(10月26日)
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更新日:2023年8月3日
報告されたテーマ
新庁舎整備事業の進捗状況について(総務部)
このことについて、次のとおり報告があった。
新庁舎整備の進捗状況について、次のとおり報告する。
新庁舎整備事業の実施設計について(令和3年6月時点)
- 外観・内観パース
- 設計方針・デザインコンセプト
- 計画概要
- 配置計画
- 平面計画
- 断面計画
- 環境・災害対応・業務継続計画
- ユニバーサルデザイン計画
- 構造計画
- 設備計画
新庁舎に配置する機能の変更について
- 生活援護機能については、生活相談・自立支援窓口及び生活保護窓口を含め生活援護機能を一体的に区役所新庁舎に配置する。
- 社会福祉協議会については、一部の機能を新庁舎に配置する。
- 公共公益活動団体スペースについては、相談室スペースとして活用する。
作業スペース及び打ち合わせスペースについて
現庁舎では複合機やシュレッダー、文房具コーナー等の作業スペース及び、打ち合わせスぺースを各課ごとに設置しているが、新庁舎ではスペース等を効率的に活用するため、それらを集約・共用化する。
新庁舎整備事業のスケジュールについて
令和3年6月 旧中野体育館地上部解体工事完了
令和3年7月 新庁舎建設工事着工
令和6年2月 竣工
令和6年5月 開設
キャッシュレス決済推進事業の追加実施について(区民部)
このことについて、次のとおり報告があった。
本事業は、「東京都生活応援事業」の補助金を活用し、新しい日常における生活応援を図るとともに、区内商業のデジタル化の推進、地域経済の活性化を図ることを目的として、本年9月1日から9月30日までの期間で実施し、期間中の区内消費は約6億円となった。
一方、執行額の見込みが当初の予定を下回ったことから、本予算を更に活用し、緊急事態宣言解除後の社会経済活動再開に合わせた区内商業への速やかな支援及びキャッシュレス決済の更なる推進を図るために、下記のとおり追加実施を行う。
事業概要
対象期間 | 令和3年12月1日から12月31日まで |
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委託事業者 | PayPay株式会社 |
対象者 | 区内の対象店舗においてPayPay残高で支払いを行った者(区内在住・在勤・在学等は問わない) |
利用方法 | 期間中、対象店舗においてPayPay残高で支払いを行った日から起算して30日後にポイントを付与する。 |
対象店舗 | 中小企業基本法第2条第1項で定める区内中小店舗のうちPayPay導入店舗(2021年8月現在 対象は約3,300店舗) 〈除外業種等〉 ・大手企業(スーパーマーケット、コンビニ等含む) ・公共サービス、保険製剤薬局、鉄道、宝くじ など |
付与率 | 30% |
付与総額等 | 3億1,000万円(想定ポイント付与総額) |
1人あたりのポイント付与上限 | 1決済あたり3,000円相当、期間内総額1万円相当 ・第1回事業実施時は1決済あたり2,000円相当、期間内総額1万円相当であったものを、変更して実施する。 |
利用者支援(デジタルデバイド対応)
PayPayを利用するには、QRコードを表示したり、読み取るためのスマートフォン等を用いる必要があるため、その操作等に不慣れな人向けの支援を引き続き行う。
- 商店街で高齢者向けスマートフォン相談会を実施したほか、中野区役所にて利用者向け説明会を行う。
- 相談窓口、コールセンターの設置(受託事業者の既存制度の活用)
周知等
- 区報、区のホームページ、SNS、区役所1階のデジタルサイネージ
- 区の掲示板、区有施設及び区内の参加店舗、区内各大学へのポスター掲示
- Web広告
- 区内JR駅ポスター掲示、関東バス車内広告
- 中野区商店街連合会の会員あてメール、東京商工会議所中野支部の会員あてメールなど
予算措置等
第1回実施時の未執行分を活用し、予算措置額の範囲内において追加実施を行う。
【予算措置額】
- 歳出総額 494,397千円
- 都補助 352,846千円
(内訳)
事業費分(ポイント付与分)補助率4分の3 350,846千円
事務費分(定額) 2,000千円
- 一般財源 141,551千円
【第1回予算執行見込】
ポイント還元額 | 約1億5,000万円 |
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事務費執行分 | 約1,300万円 |
合計 | 約1億6,300万円 |
【第2回予算執行予定】
ポイント還元額 | 約3億1,000万円 |
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事務費分 | 約1,800万円 |
合計 | 約3億2,800万円 |
(参考)【第1回実施状況について(速報値)】
総決済金額 | 603,115,765円 |
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ポイント還元額 | 145,107,341円 |
総決済回数 | 257,169回 |
これまでの経緯と今後の予定
令和3年6月
第2回定例会で補正予算議決
区民委員会及び危機管理・感染症対策調査特別委員会にて事業実施の報告
令和3年7月
事業者決定
令和3年8月
区民委員会及び危機管理・感染症対策調査特別委員会にて事業者決定の口頭報告
区報掲載、事業周知、加盟店募集等(利用者支援含む)
産業振興センターにて事業者向け説明会開催
高齢者会館(4か所)にて説明会開催
区民委員会及び危機管理・感染症対策調査特別委員会にて事業開始の報告
令和3年8~9月
区民活動センター(5か所)にて利用者向け説明会開催
令和3年9月
第1回事業実施
令和3年9~10月
高齢者向けスマートフォン相談会開催(1か所 計3回)
区民委員会及び危機管理・感染症対策調査特別委員会にて事業実施状況の口頭報告
令和3年11月
区民委員会及び危機管理・感染症対策調査特別委員会にて追加実施の報告
区報掲載、中野区役所にて利用者説明会開催予定
令和3年12月
第2回事業実施予定
新型コロナウイルスワクチン接種について(健康福祉部)
このことについて、次のとおり報告があった。
令和3年3月21日に策定した「新型コロナウイルスワクチン接種実施計画」(以下「実施計画」という。)について、7月15日に更新を行ったところであるが、接種率の状況を踏まえ更新を行う。また、寝たきり等により外出による接種が困難な方への訪問接種を実施することとしたので報告する。
区への住民接種用ファイザー社製ワクチン供給等(1回目・2回目分)について
10月5日の週まで 343.5箱(398,970回分)受領済
(参考)10月22日現在の武田/モデルナ社製ワクチンの接種回数 約106,800回
実施計画(令和3年11月18日更新予定)
10月18日までの接種実績等を踏まえ、区民全体の想定接種率を67.0%から82.0%に上方修正する。
訪問接種(1回目・2回目分)の実施について
寝たきり等により集団接種・個別接種の会場でのワクチン接種が困難で、かかりつけ医の往診による接種を受けられない方からの接種希望の申請を受け付け、医師及び看護師等が当該居宅を訪問して接種を行うこととする。
- 対象者
中野区在住で、本人が接種を希望し、かつ以下の項目のすべてに該当する方
(1) 在宅療養中で常時寝たきりの状態にある方、またはそれと同等の状態にある方(要介護4・5、身体障害者手帳1級・2級、愛の手帳1度・2度相当)
(2) 家族又は支援者による接種会場への付添い・移動支援が困難な方
(3) かかりつけ医の往診による接種を受けることができない方、かつ、かかりつけ医から接種の許可を受けている方
(4) 家族または支援者による同席及び接種後の経過観察が可能な方
(医師・看護師による接種後の経過観察は原則として行わない。) - 申請受付方法
申請受付期間 10月28日~12月15日
受付方法 本人又は支援者からの申請書を郵送又はメールにて受付 - 接種方法
区内医療機関又は区が手配した医師・看護師等が当該居宅を訪問して2回の接種を行う。 - スケジュール
10月28日 広報・申請受付開始
11月15日 第1次申請受付締切、日程調整した上で接種
11月30日 第2次申請受付締切、日程調整した上で接種
12月15日 最終申請受付締切、日程調整した上で接種
進捗状況等について
- 接種券発送数(対象者数)
75歳以上 38,966人(4月15日発送済)
65歳以上74歳以下 31,526人(5月14日発送済)
16歳以上64歳以下 234,649人(6月10日発送済)
12歳以上15歳以下 6,449人(7月16日~10月7日発送済)
(9月以降に12歳になる方は、誕生月の前月初旬に送付している。) - 進捗状況の公表
8月中旬から、原則毎週月曜日に区ホームページの接種状況を更新している。
新型コロナウイルスワクチン追加接種(3回目接種)について(健康福祉部)
このことについて、次のとおり報告があった。
令和3年9月22日に厚生労働省から、2回目接種後に8か月を経過した区民に対して、原則1・2回目と同一のワクチンを1回接種する体制の確保についての通知があった。
これを受けて、「中野区新型コロナウイルスワクチン追加接種実施計画(案)」(以下「追加接種計画(案)」という。)をとりまとめたので報告する。なお、追加接種計画(案)は、今後の通知等により内容を変更することがある。
追加接種計画(案)
- 追加接種対象者
(1)対象者
2回目接種後8か月を経過したすべての区民
(2)接種スケジュール
2回目接種後7か月を経過する方に対して接種券を送付する。 - 区の追加接種体制について
(1)想定追加接種者数
約256,500人(2回目の想定接種者数)
(2)接種体制の確保
2回目接種実績を踏まえて、1か月間で最大62,220回を接種できる体制を整える。
・個別接種
各医療機関への意向調査の結果、区内140以上の医療機関の協力により、1週間当たり最大17,000回程度の接種体制を整える。
・集団接種
令和4年1月下旬から2月下旬まではファイザー社製ワクチンの接種を、2月下旬以降は武田/モデルナ社製ワクチンの接種を行うため、中野サンプラザにおいて1週間当たり3,500回程度の接種体制を整える。
・高齢者施設等の接種
高齢者施設等の入所者及び従事者等については、原則として施設毎の接種希望者を把握し、各施設で接種する体制を整える。 - 相談・予約体制
(1)コールセンター
令和4年1月からフリーダイヤルに変更し、対象者の増減に合わせて回線数を設定する。土日祝日を含む毎日、午前9時から午後7時に受け付ける。
(2)予約方法
<個別接種(一部を除く)及び集団接種>
・コールセンターから電話予約(係員が区予約システムに代行入力)
・WEB上の区予約システムから予約
区予約システムを変更し、多くの個別接種医療機関に利用を促す。
<個別接種の一部医療機関>
・各医療機関の予約方法に従い予約 - ワクチンの管理・移送体制について
ファイザー社製ワクチンについては、1・2回目と同様に、区がワクチンの分配・移送を行う。 - 1・2回目接種希望者への接種について
ワクチン供給の範囲内において、新たに12歳になった方など、1・2回目の未接種者で接種を希望する方にも接種を行う。
今後のスケジュール(予定)
令和3年11月中旬 追加接種計画を策定、2回目接種から7か月経過した区民に接種券を送付開始
令和3年12月 追加接種開始
中野の森プロジェクトの経過及び事業効果について(環境部)
このことについて、次のとおり報告があった。
中野の森プロジェクトのカーボン・オフセット事業によるこれまでの経過と事業効果について、以下のとおり報告する。
中野の森プロジェクトの概要
中野区は、森林資源を保有するなかの里・まち連携自治体と連携して、現地の森林整備活動で得られるCO2吸収量によって、カーボン・オフセットを着実に進める「中野の森プロジェクト」に取り組んでいる。
カーボン・オフセットとは、区内での日常生活や事業活動において、削減努力をしても減らせないCO2排出量を区外での森林整備(間伐)などによるCO2吸収量で埋め合わせることである。
群馬県みなかみ町とは、中野区、みなかみ町、群馬県の三者で平成26年4月に締結した「中野区とみなかみ町との地球温暖化防止のための連携に関する協定」を平成31年4月に更新し、森林整備、木材利用の促進や環境交流・環境学習を推進している。
また、福島県喜多方市とは、中野区、喜多方市の二者で平成27年7月に締結した「中野区と喜多方市との連携による地球温暖化防止のための森林整備等に関する協定」を令和2年4月に更新し、喜多方市が保有するJ-クレジット(CO2吸収量)の購入による森林整備の支援のほか、間伐材利用等を通じた環境交流・環境学習を推進している。
カーボン・オフセット事業の経費と効果について
- みなかみ町でのカーボン・オフセットによるCO2 吸収量1t当たりの経費の推移
年度 | (A) 植栽経費 (円) | (B) 植栽地管理 | (C) 造林補助金額 (円) | (A+B-C) 造林補助金 差引後経費 (円) | CO2 吸収量 (t/年) | CO2 吸収量 |
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平成26 (2014)年度 | 3,881,520 | 1,382,832 (0) | 906,165 | 4,358,187 | 9.1 | 478,922 (578,500) |
平成27 (2015)年度 | 3,796,848 | 5,467,629 (3,236,565) | 977,715 | 8,286,762 | 18.2 | 455,317 (509,037) |
平成28 (2016)年度 | 3,052,080 | 5,315,139 (2,095,875) | 1,787,445 | 6,579,774 | 27.3 | 241,017 (306,492) |
平成29 (2017)年度 | 2,181,600 | 4,804,677 (698,625) | 1,511,955 | 5,474,322 | 36.4 | 150,393 (191,931) |
平成30 (2018)年度 | 2,181,600 | 5,944,212 (2,255,472) | 2,229,705 | 5,896,107 | 45.5 | 129,585 (178,589) |
平成31 (2019)年度 | 0 | 3,029,312 (0) | 708,365 | 2,320,947 | 54.5 | 42,586 (55,584) |
令和2 (2020)年度 | 0 | 2,342,244 (0) | 506,499 | 1,835,745 | 61.3 | 29,947 (38,210) |
令和5 (2023)年度 (予測) | 0 | 987,945 (0) | 190,080 | 797,865 | 91.4 | 8,729 (10,809) |
- 1の( )は内シカ柵設置費
- 2の( )は造林補助金を考慮しない場合の経費
- 令和7年度以降、シカ柵の撤去費用がかかる。
- 造林補助金額の計算:森林面積×標準単価×補助率-事務手数料(10%)
- 喜多方市のJ-クレジット(CO2吸収量)1t当たりの経費の推移
年度 | J-クレジット | オフセット | CO2 吸収量 | J-クレジット 充当事業の内訳 |
---|---|---|---|---|
平成27 (2015)年度 | 500,000 | 50 | 10,000 |
|
平成28 (2016)年度 | 600,000 | 60 | 10,000 |
|
平成29 (2017)年度 | 600,000 | 60 | 10,000 |
|
平成30 (2018)年度 | 700,000 | 70 | 10,000 |
|
平成31 (2019)年度 | 700,000 | 70 | 10,000 |
|
令和2 (2020)年度 | 600,000 | 60 | 10,000 |
|
令和5 (2023)年度 | 700,000 | 70 | 10,000 | 未定 |
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