ごみ減量・リサイクル情報通信「ごみのん通信(第39号)」

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更新日:2025年11月17日

ごみのん通信タイトル

第39号

 中野区では、ごみ減量やリサイクルを推進するために、ごみ減量・リサイクル情報誌「ごみのん通信」を発行しています。(「ごみのん通信」既刊号一覧)      

生ごみを再利用!コンポストの取組を紹介します

みなさんコンポストをご存知ですか?コンポストとは、生ごみなどを微生物の力でたい肥にする仕組みのことです。燃やすごみの約3割が生ごみといわれており、生ごみを再利用することで、ごみの減量にもつながります。

地域で取り組むコンポスト

東中野区民活動センター運営委員会では、地域交流の一環として、家庭で出た生ごみをたい肥に変え、公園の花壇にまく活動に取り組んで今年で4年目になります。コンポストバッグを地域の方に貸し出し、いっぱいになったら区民活動センターのコンポスターに投入します。コンポスターがいっぱいになったら、そのまま2~3か月かけて熟成させ、栄養たっぷりのたい肥が完成します。
熟成中はコンポスターを回して中身をかき混ぜる作業も大切な工程のひとつ。子どもたちが楽しそうに回しにきてくれるそうです。コンポストバッグを使って困りごとがあればすぐに運営委員会のスタッフに相談できるので、初めてでも安心して取り組めます。こうして地域のみなさんでたい肥を育てていきます。

  
(写真は左から、コンポスター、コンポスターの中の様子、コンポストバッグ。コンポストバッグには、きのこ菌を含んだ木くずが入っていて、きのこ菌が生ごみをたい肥に変えていきます)

みんなで作ったたい肥で花を咲かせよう

10月26日、コンポスターで作ったたい肥を使って、おかのうえ公園の花壇にチューリップとヒヤシンスの球根を植えました。生ごみがたい肥になる仕組みや球根の植え方の説明を聞いてから、子どもたちがスコップを手に一生懸命、丁寧に球根を植えていました。家庭から出た生ごみがたい肥となって土に返って花を咲かせるという循環を感じられるのもこの活動の魅力です。

  

スタッフの下倉さんは、「コンポストの存在を子どもたちが身近にあたりまえのものとして知っていてほしい」と話します。運営委員会の岸会長もご自身で生ごみを乾燥させてコンポスターに持ち込むなど、日々の暮らしの中でごみ減量に取り組まれているそうです。
地域でコンポストに取り組む活動を通して、地域のコミュニティが活性化し、自然にごみ減量への意識が高まっていることを感じました。
来年の3月には緑の葉の間からつぼみが顔を出すそうです。何色の花が咲くのか楽しみですね。
※東中野区民活動センター運営委員会でのコンポストの取組に興味がある方は、ごみゼロ推進課にお問い合わせください。また、ご家庭で生ごみの減量やたい肥化に挑戦したい方は、区の生ごみ処理機・コンポスト化容器のあっせんをご利用ください。詳しくは「生ごみ処理機・コンポスト化容器あっせんのご案内」をご覧ください。

エコフェアが開催されました

11月8日、エコフェア2025が開催されました。ごみゼロ推進課・清掃事務所のブースにも多くの方にご来場いただき、楽しみながらごみ減量への関心を高めていただく機会となりました。
「ごみのんカーの積込実演」では、たくさんの方が集まり、説明を聞きながら積み込みの様子を真剣に見ていました。会場には「ごみのん」も登場し、子どもたちが握手したり写真を撮ったりと盛り上がりました。

  
「古着リユース」も大盛況で、来場者が掘り出しものを探しながらリユースの魅力に触れていました。同ブースの「生ごみ処理機・コンポスト化容器の展示」では、パンフレットを手に実物を触ってじっくり見ている方もいました。

 
「ペットボトル自動回収機の実演」では、子どもたちも自動回収機にチャレンジ!「一般社団法人全国清涼飲料連合会によるパネル展示」では、自販機横に置かれているリサイクルボックスへの異物削減やペットボトルの飲み残し削減を呼びかけました。クイズラリーのポイントだったこともあり、多くの方に立ち寄っていただきました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。 
 

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このページは環境部 ごみゼロ推進課が担当しています。

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