ごみ減量・リサイクル情報通信「ごみのん通信(第18号)」
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更新日:2023年10月16日
第18号
中野区では、ごみ減量やリサイクルを推進するために、ごみ減量・リサイクル情報誌「ごみのん通信」を発行しています。(「ごみのん通信」既刊号一覧)
ペーパーレスを推進し、環境負荷を低減するため、17号からごみのん通信を電子化しています。今後は区ホームページから、資源とごみに関するお役立ち情報をみなさんにお届けします。
10月は「3R推進月間」です
10月は3R推進月間です。みなさんは、ご自分が毎日どのくらいごみをだしているか、ご存じですか?
2022年度、中野区では、一人1日あたり453g(※10月1日の人口より)のごみが出されていました。この一人1日あたりの量は、2019年度から2021年度まで、23区で中野区が最少の数値でした。しかし、2022年度は2番目に少ない数値となりました。みなさんのご協力で一人1日あたりのごみの量は年々減少していますが、次の「3R(スリーアール)」の実践の積み重ねでさらにごみを減らしましょう。
「3R(スリーアール)」が大切です
小さなことでも続ければ、効果が出ます。できることを実践してみてください。
1.Reduce(リデュース) ごみを出さないようにする、ごみになるものをもらわない
・買い物袋を持って買い物に行く
・マイボトルで水分補給をする
・プラスチックの使い捨てフォークなどをできるだけもらわない
・使い捨て歯ブラシなどをできるだけもらわない など
2.Reuse(リユース) 捨てずに工夫して繰り返し使う
・詰め替え商品を利用する
・壊れたら直して使う
・フリーマーケットやリサイクルショップ、フリマアプリ等を活用する など
3.Recycle(リサイクル) もう一度資源として生かす
・資源とごみを分別して出す
・区立施設等にある拠点回収を利用する
・スーパー等にあるペットボトル自動回収機を利用する など
(中野区ごみ減量キャラクター ごみのん)
「ごみ分別チャットボット」「ごみ分別アプリ」をご利用ください
資源とごみを正しく分別することで、効率よくリサイクルやごみの処理をすることができます。自治体によって分別ルールは違いますので、中野区のルールを正しく理解して、ごみを減量しましょう。分別に迷った際には、分別方法や収集日などについて検索することができる「中野区ごみ分別チャットボット」や「中野区ごみ分別アプリ」 をご利用ください。
アプリについては、「中野区ごみ分別アプリ」のページをご覧ください。
10月は「食品ロス削減月間」でもあります
まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」。日本では、年間523万トン(令和3年度推計)の「食品ロス」が発生しています。一人1日あたりに換算すると、毎日おにぎり1個分もの食品が捨てられていることになります。
少しでも「食品ロス」を減らせるように、中野区は区内にある新渡戸(にとべ)文化短期大学と連携して取り組みを行ってきました。夏休みのイベント「あまりにも美味(おい)しいあまりものレシピ 親子クッキング」も、その一つです。今年も8月に開催し、実体験を通して「もったいない」を、親子で意識して行動する契機となりました。詳しくは【開催レポート】の記事をご覧ください
また、中野区も参加している「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」では「おいしく 楽しく 食べきろう!」をキャッチフレーズに、家庭でできる食品ロス削減の取組を呼びかける全国共同キャンペーンを実施しています。
(全国共同キャンペーンちらし)
「なかのエコフェア2023」で「エコ」を楽しく学ぼう!
区内環境団体や事業者などの取り組みの紹介や、EV(電気自動車)トラックや燃料電池自動車の展示など、身近なエコに「見て・触れて・学べる」イベントです。ごみゼロ推進課からは、遊びながら学べる「釣りゲーム」や「なかのもったいない ぱくぱくパートナーズ」のお店の紹介パネルなどを展示する予定です。もしかしたらどこかで「ごみのん」に会えるかもしれません。ぜひお越しください。
詳しくは、なかのエコフェア2023のページでご確認ください。
日時:11月11日土曜日 午前10時~午後3時
会場:中野四季の森公園イベントエリア
新渡戸文化短期大学発 あまりにも美味(おい)しいあまりものレシピ ~災害用非常食編~
区内にキャンパスのある新渡戸文化短期大学と連携し、あまりがちな食材をおいしく食べきるレシピを紹介します。今号の主役は「災害用非常食」。今年の8月に実施した親子料理教室の会場アンケート調査で、「期限切れで捨ててしまいがちの食材」の中にもあがっていました。災害時にはありがたい非常食ですが、普段の食事の中では使い道に困り、捨てられてしまうことも多い「お悩み食材」となっているようです。今回は、非常食の中から「アルファ化米」と「乾パン」を美味しくアレンジしてみました。ぜひ参考にしてみてください。
▲今回のレシピの考案者
(左から)食物栄養学科 福島 琳華(りんか)さん(1年生) 堀下 美海(みみ)さん(1年生)
アルファ化米(白米)のチヂミ風
材料(2人分目安)
アルファ化米(白米) 100グラム(1袋)
水 指定の分量
片栗粉 大さじ2
ピザ用チーズ 適量
ニラ 1/2束(ねぎ、万能ねぎでも可)
もやし 適量
ごま油 大さじ2
【自家製タレ】
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ1
ごま油 大さじ1
豆板醤 小さじ1(お好みで)
作り方
1.アルファ化米(白米)を袋に記載されている分量通りに作る。
2.「1」をボールに入れて、片栗粉、チーズを入れて混ぜる。
3.「2」にカットしたニラともやしを入れて、よく混ぜる。
4.ごま油をひいたフライパンに、「3」を薄く広げて焼く。
5.その間にタレの材料を混ぜ合わせて、タレを作っておく。
6.「4」の表面に焼き色がつくまで加熱して、完成。
ポイント
通常の白ご飯としては、食べにくいと感じる方が多いアルファ化米。切ることの少ないもやしとニラを使って、混ぜて焼くだけのチヂミにしました。
チョコクランチ
材料(2人分目安)
乾パン 50グラム
板チョコレート 2枚
作り方
1.乾パンを袋に入れ、麺棒などでたたいて砕く。
2.チョコレートを包丁で細かく刻んでボウルに入れ、50度程度のお湯を用意し、湯せんにかける。
3.溶けた「2」の中に、「1」を入れて混ぜる。
4.クッキングシートの上に「3」をスプーンなどで一口サイズに置き、冷蔵庫で冷やして固める。
5.「4」が固まったら、完成。
ポイント
チョコレートのコーティングで、乾パンの硬さも味も気にならない、とても美味しいお菓子に変身します。簡単で大好評の1品です。
ここでは紹介しきれなかった調味料を使ったレシピや、これまでに学生さんたちが考案したレシピは「あまりにも美味(おい)しいあまりものレシピ」のページでご覧になれます。
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