ごみ減量・リサイクル情報通信「ごみのん通信(第32号)」

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更新日:2025年6月30日

ごみのん通信タイトル

第32号

 中野区では、ごみ減量やリサイクルを推進するために、ごみ減量・リサイクル情報誌「ごみのん通信」を発行しています。(「ごみのん通信」既刊号一覧

「食品ロス」を減らしましょう

 まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」。日本では、年間472万トン(令和4年度推計)の「食品ロス」が発生しています。一人1日あたりに換算すると、毎日おにぎり1個分に近い量の食品が捨てられていることになります。
食品を買い過ぎない、食べ残しを減らすなどといった、皆さんそれぞれができることから食品ロスを減らしましょう!

新渡戸文化短期大学発 あまりにも美味(おい)しいあまりものレシピ
~肉や魚を買いすぎたときの保存アレンジ編~

 区内にキャンパスのある新渡戸文化短期大学と連携し、あまりがちな食材をおいしく食べきるレシピを紹介します。
 第32号には、「新渡戸文化短期大学の学生さんによる「プロジェクトサークルにとラボ」の協力により「肉や魚を買いすぎたときの保存アレンジ」のレシピを掲載。大量に安く購入した、または買いすぎた肉や魚を「とりあえず冷蔵庫保存」「とりあえず冷凍」にすることが多い中、ほんのひと手間で次回すぐにおいしい料理にいできるレシピ例をお届けします。冷凍庫に入れたまま、使い道をなくしたり、冷蔵庫に入れてそのまま鮮度や味が落ちてしまったりしないような工夫をお伝えします!
ぜひ参考にしてみてください。

 

レシピ考案者

  ▲今回のレシピの考案者

(左から)食生活デザインコース1年 牧野 恵(まきの めぐみ)さん、右が同コース播磨 唯(はりま ゆい)さん、 真ん中は栄養士コース、播磨 彩(はりま あや)さん

肉や魚の保存について

おいしさポイント

  • 冷凍すると、肉は繊維が破壊されて柔らかくなるため、しっかりと味がしみこみます
  • 塩分控えめでも、しっかりと味がつくため、減塩になります
  • 加熱後の冷凍肉・魚は短時間で調理が終わります

保存方法

  • フリーザーバッグに食材と調味料を入れてもみこむ
  • 冷凍(3週間くらい)、冷蔵(3日くらいまで)どちらもOKです

1. 鶏もも肉のめんつゆ漬けを使って

鶏もも肉めんつゆ漬けの作り方

鶏ももめんつゆ漬け

材料・分量(2~3人分)

  • 鶏もも肉(カットする) 大1枚(約250グラム)
  • めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ5(約100cc)
  • 水 大さじ6(90cc)
  • 砂糖 小さじ1

フリーザーバッグに食材と調味料を入れてもみこむ

応用調理例

鶏もも肉の照り焼き

もも照り焼き

【材料】
鶏もも肉めんつゆ漬け 油
【作り方】

  1. めんつゆ漬けを解凍する。
  2. 油をうすく引いたフライパンに入れ、弱火で焼く。
鶏もも肉の親子丼

もも親子丼

【材料】
鶏もも肉のめんつゆ漬け
玉ねぎ1/2個分
卵2個
三つ葉など
【作り方】

  1. 冷凍のめんつゆ漬けを凍ったままフライパンに入れる
  2. 玉ねぎをスライスしてフライパンに加え、フタをして中火にかけ煮る
  3. 煮立ったら、アクを取りながら2分くらい弱火にして煮込む
  4. 鶏肉に火が通ったら、溶き卵を回し入れ、フタをして一呼吸おいて火を止める
  5. 卵が半熟になったらごはんにのせ、刻んだ三つ葉を散らす

2.豚肉の生姜醤油漬けを使って

豚肉の生姜醤油漬けの作り方

材料・分量(2人分)

  • 豚肉(切り落とし) 約200グラム
  • 酒 大さじ2
  • しょうゆ 大さじ1
  • しょうが 大さじ1(チューブOK)

フリーザーバッグに食材と調味料を入れてもみこむ
(1.鶏もも肉のめんつゆ漬け写真参照)

応用調理例

生姜焼き

豚生姜焼き

【材料】
豚肉の生姜醤油漬け 油
【作り方】

  1. 生姜醤油漬けを解凍する
  2. 油を薄く引いたフライパンに入れ、中火~弱火で焼く
肉野菜炒め

豚肉野菜炒め

【材料】生姜醤油漬け 家庭にある野菜など
(写真は玉ねぎ、にんじん、レタスの外葉や芯使用)
【作り方】

  1. 生姜醤油漬けを炒め、薄切りにカットした野菜を加え合わせて炒める
    肉の味がしっかりしているため、野菜は少しの塩・胡椒で味をまとめるだけでOKです

食品ロス削減・美味しさポイント
酒も生姜も肉を柔らかくする効果があります。

3.魚(鮭)の甘酒漬けを使って

魚(鮭)の甘酒漬けの作り方

甘酒漬け

材料・分量(2人分)

  • 魚の切り身(今回は鮭) 2切れ
  • みそ 大さじ1
  • 甘酒 大さじ2
  • (チューブの生姜を加えてもOK)

フリーザーバッグに食材と調味料を入れて漬け込む

調理例

鮭の甘酒漬け焼き

甘酒漬け焼き

【作り方】

  1. 甘酒漬けを解凍してから、表面のみそをスプーンで軽く取る
  2. 油を薄く敷いたフライパンに入れ、ふたをして中火で2分、裏返して約2分焼く

 食ロス削減・おいしさポイント
 甘酒は魚の臭みを消し、ふっくらと香りがよく、甘みが控えめで上品な仕上がりになります

4.魚(ぶり)の塩麹漬け

魚の塩麹漬けの作り方

材料・分量(2人分)

  • 魚の切り身(今回はぶり) 2切れ
  • 塩麹 大さじ1
  • 付け合わせの野菜(例 玉ねぎ パプリカなど)

フリーザーバッグに食材と調味料を入れて漬け込む
(3.魚(鮭)の甘酒漬け写真参照)

応用料理例

ぶりの塩麹漬け焼き

ぶりの塩麹漬け

【作り方】

  1. 解凍してから、アルミホイルに野菜を置き、その上に魚をのせる
  2. オーブントースターで10分から15分焼く
    魚焼きグリル、フライパンでフタをして焼くこともできます

ぜひお家でお試しください

ここでは紹介しきれなかった調味料を使ったレシピや、これまでに学生さんたちが考案したレシピは「あまりにも美味(おい)しいあまりものレシピ」のページでご覧になれます。

関連情報

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このページは環境部 ごみゼロ推進課が担当しています。

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