訪問販売などで必要のない高額な買い物を繰り返してしまう相談が寄せられています。【消費生活センター情報特急便 2025年1月号】

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更新日:2025年1月14日

 ひとり暮らしの高齢の母についてです。週末に様子を見に行った際に見知らぬ品物があり、誰かが訪問に来た形跡があるので様子を尋ねましたが、よく覚えていないとのことです。今までと違って、判断能力に心配なところも出てきました。この先、訪問販売などで必要のない高額な買い物を繰り返してしまうことが不安です。

【2025年1月号】消費生活センター情報特急便リーフレット版

情報特急便



消費生活センターから

 訪問販売の場合、ご家族が即座に気が付いてクーリングオフができる場合もありますが、1人で困っていて時間がたってしまい、解約ができなかったということもあります。
 認知症等により判断能力が低下した方が、不利益な契約を結んでしまったときに取り消すことができるように備えるための方法として、成年後見制度(法定後見制度)がありますので、ご紹介します。
 法定後見制度は、ご本人の判断能力が低下した時点で家庭裁判所が援助を行う人(後見人等)を選任する制度です。法定後見制度では、後見人等に取消権が与えられ、ご本人が結んでしまったご本人にとって不利益な契約を取り消すことができます。また、後見人等は不利益な契約を取り消す以外にも、お金や生活のことなど困ったことを相談しながら支援してもらうことができます。詐欺や悪質商法の手口には限りがなく、日々新たに巧妙な手口が登場します。大きなトラブルになる前に、信頼できる人や機関に相談できることが大切です。

成年後見制度

◆成年後見制度
「成年後見制度」は認知症などによって判断能力が十分ではない方の権利を守る援助者を選ぶことで、ご本人が安心して暮らせるよう支援する制度です。制度利用にあたっては費用がかかりますが、助成制度を利用できる場合もあります。下記までお気軽にお問い合わせください。
【成年後見制度についてのお問合せ先】
中野区成年後見支援センター 中野区役所4階 03-5380-0134
★消費生活トラブルで困ったときは、消費生活センターへご相談ください。
★QRコードから中野区ホームページにて、2020年4月からの「情報特急便」をご覧いただけます。

関連情報【消費生活センター情報特急便の裏面掲載】

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