【事前申し込み制】災害時における犬の同行・同伴避難訓練を実施します!
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更新日:2025年10月20日
中野区総合防災訓練で、犬の同行・同伴避難訓練を実施します。(事前申し込み制)
災害発生時に、飼い主がペットとともに「危険な場所」から「安全な場所」に避難する「避難行動」を同行避難と言い、安全に避難した先の環境や状況により、「他の避難者や動物福祉に配慮しながら飼い主とペットが生活をすること」を同伴避難と言います。(内閣府「人とペットの災害対策ガイドライン」より引用)
今回の訓練では総合防災訓練会場を安全な避難先と仮定し、危険な場所から避難する同行避難と、避難場所でペットを管理して一緒に生活する同伴避難の両方を体験できます。実際の避難所では飼い主とペットが同居できる環境ではないことも考えられるため、飼い犬にはケージで過ごす訓練を、飼い主には飼い主同士が協力して避難所で犬達を管理する訓練を行います。(その間飼い主は、交代で医療防災訓練や公助連携防災訓練にも参加できます。)
また、当日は「災害時のペット防災」についての講演も予定していますので、ぜひご参加ください。(講演は犬の同行・同伴避難訓練参加者以外の方も聴講できます。)
※同行・同伴避難訓練のブースではパネル展示を行っており、公益社団法人東京都獣医師会中野支部の獣医師も待機しておりますので、ペットの防災などについて質問もできます。
※「見学のみ」の場合は申し込み不要ですが、ペットを連れての見学はできません。見学の際には訓練中の犬には近づかないようにお願いします。
日付 | 場所 | 受付時間 | 講演開始時間 |
---|---|---|---|
令和7年11月9日(日曜) | 中野区立平和の森小学校 (中野区新井3-29-1) |
午前9時から午前10時 | 午前10時45分から (途中退場可) |
令和7年11月16日(日曜) | 中野区立第二中学校 (本町5-25-1) |
午前9時から午前10時 | 午前11時15分から (途中退場可) |
※受付時間内のご都合のよい時間帯にお越しください。
参加資格
- 飼い犬の登録及び令和7年度狂犬病予防注射済票を交付されている犬に限ります。
- 当日は鑑札及び令和7年度狂犬病予防注射済票を首輪やハーネスに付けてください。
- 当日はケージを持参してください。
- 必ずノミ・ダニ対策をして参加してください。
- 犬を確実に扱える方が連れて来てください。
※犬を飼っている人は狂犬病予防法により、鑑札と注射済票の装着が義務づけられています。
※マイクロチップで飼い犬登録をしている場合は、環境省から発行されている登録証明書をご持参ください。
申し込みについて
申込期間
令和7年10月21日(火曜)から11月4日(火曜)まで
申込方法
電話または中野区保健所窓口にて受付けます。
- 電話の場合:生活衛生課衛生環境係(03-3382-6662)へご連絡ください。
- 窓口の場合:中野区保健所窓口(2階の2番窓口)までお越しください。
※受付時間は、平日の8時30分から17時までです。
必要な情報
以下の情報をお伝えください。
- 飼い主の住所、氏名、電話番号(当日中止などの緊急連絡をすることがあるため、携帯電話などのつながりやすい電話番号をお願いします。)
- 犬の名前、鑑札番号またはマイクロチップ番号、令和7年度狂犬病予防注射済票番号、犬種、性別、生まれ年
雨天時について
荒天の場合は中止となる可能性があります。
中止の場合は、実施の可否が決まり次第、当日の朝8時15分までに事前申し込みの際にお聞きした電話番号へ連絡します。
注意事項
- 当日の受付時間は午前9時から午前10時までです。受付時間内のご都合のよい時間帯にお越しください。
- 通常の総合防災訓練の開始時間は午前9時45分からですが、「犬の同行・同伴避難訓練」については受付開始を午前9時からとします。
- 会場には駐車及び駐輪スペースがありませんので、車や自転車などでの来場はご遠慮ください。
【同日開催】ペット防災のパネル展示・講義(事前申し込み不要)
同行・同伴避難訓練会場の獣医師会ブースでは、ペット防災のパネル展示、パンフレットの配布や、講演を行います。
詳しくは当日獣医師会のブースでお尋ねください。
パネル展示:震災で被災したペットの状況などについてのパネルを展示します。
講演:屋内会場にて、ペット防災の講演を行う予定です。※会場の都合上、天候などにより予定が変更する場合があります。
『中野区地域防災計画』におけるペットとの同行・同伴避難の取り扱い
『中野区地域防災計画』では、飼い主が被災し避難所で生活する際のペット(小動物)の同行・同伴避難を受け入れ、区立学校の敷地内の一部スペースをペットの避難場所として確保することを定めています。
なお、避難所で受け入れるペットの同行・同伴避難には次の取り決めがあります。
- 飼い主が自宅での生活が困難になった場合
- 受入動物は、小動物(犬、猫、鳥等)のみ
- ペットフード、ケージ、トイレ、常備薬、その他ペットの飼育に必要な物資は飼い主が用意する
- 受入場所は、原則として、一般の避難者スペースと分離した場所に設置する
(その他詳細は、避難所ごとにルールが異なる場合があります。)
避難所に連れてきたペットが他の人の迷惑とならないように、日頃から基本的なしつけを
- ケージやキャリーバックに嫌がらずに入る
- 首輪やハーネスを嫌がらない
- トイレを決められた場所でする
- 無駄に鳴かない
- 人や他の動物を怖がらない
- 犬の場合は「待て」「おすわり」等ができる
日頃から社会のルールに従って適正な飼養・管理をすることが大切です
お問い合わせ
このページは健康福祉部 生活衛生課(中野区保健所)が担当しています。