令和5年10月1日から廃棄物処理手数料が変わりました

　23区では条例で一般廃棄物の処理手数料の額を定めていますが、この廃棄物処理手数料と、実際に廃棄物の処理・処分にかかる費用との間に大きな差が生じました。
　そこで、23区一斉に令和5年10月1日から、廃棄物の処理手数料を1キログラムあたり40円から46円に改定しました。
※東京二十三区清掃一部事務組合の処理施設へ直接持ち込む場合の処理手数料は、1kgにつき15円50銭から17円50銭に変更されました。

　廃棄物処理手数料の改定に伴い、以下のことを変更しました。

　廃棄物処理法の規定により、「一般廃棄物収集運搬業者及び一般廃棄物処分業者は一般廃棄物の収集運搬並びに処分につき、区が定める手数料の額を超える料金を受けてはならない」ことになっています。
このため、事業所が事業系一般廃棄物の処理を委託する際の契約処理料金は、区が定める手数料の額を超えない料金となります。
　今回の廃棄物処理手数料の改定により、この委託契約処理料金の上限額が変更になりました。
※通常の収集若しくは運搬又は処分以外に、作業場所の敷地内での清掃、廃棄物の引き出し、ごみ容器の貸与、排出物の分別や選別作業等の特別な業務の対価は、委託契約処理料金の上限額に含まれません。
※特別な業務を依頼する場合には、あらかじめ委託契約書に収集若しくは運搬又は処分の処理料金とは別に特別な業務に対する料金を明記することで廃棄物処理手数料の支払い等のトラブル防止をお願いします。

　小規模事業者から排出される資源・ごみや、家庭から排出される粗大ごみ、引っ越しなどで一度に大量に排出されるごみを収集する場合は、有料ごみ処理券を貼って出していただくことで、廃棄物処理手数料を負担していただいています。これらの処理手数料が改定になりました。今回の改定に伴う改定後の事業系有料ごみ処理券は、令和5年10月1日から中野区ごみ処理券取扱所で販売しています。

　今回の料金改定の前に購入された事業系有料ごみ処理券（以下「旧券」といいます）は使用できません。旧券の還付（払戻し・振込み）等手続きについては、有料ごみ処理券の払戻し（還付）と差額精算の手続きをご確認ください。なお、地方自治法第236条の規定により、旧券は料金改定により使用できなくなってから5年を経過したときには、還付請求（払戻し・振込み）等ができません。詳しくは、中野区清掃事務所（電話番号03-3387-5353）にご連絡ください。

　家庭から排出される粗大ごみの処理手数料は重量により価格を設定しています。このため、廃棄物処理手数料とともに、令和5年10月1日申し込み分から改定しました。詳しくは、中野区清掃事務所（電話03-3387-5353） にご連絡ください。

　植木の剪定や引越しなどで家庭から一度に多量のごみ（45リットルのごみ袋で5袋以上）を出す場合は、清掃事務所では、臨時ごみとして有料で戸別に収集しています。
今回の改定に伴い、45リットル袋の料金は一袋300円のまま変更ありませんが、70リットル袋の料金は一袋500円から600円に改定されました。詳しくは、中野区清掃事務所（電話03-3387-5353） にご連絡ください。

　令和5年10月1日申し込み分から、1頭あたり2,600円を3,000円に改定しました。
※25キログラム未満の動物に限ります。詳しくは、中野区清掃事務所（電話03-3387-5353） にご連絡ください。

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