身近な事業者からの不安なメッセージに注意！（消費者相談の現場から2023年3月号）

通販サイト、クレジットカード会社、宅配便事業者などの実在する組織をかたるメールやSMS（ショートメッセージサービス）を送信し、個人情報を詐取するフィッシングに関する相談が消費生活センターなどに寄せられています。
メールやSMSに記載されたURLには安易にアクセスしないでください。アクセスしてしまっても個人情報は絶対に入力しないでください。ID・パスワードなどを入力してしまったらすぐに変更し、クレジットカード会社などにも連絡しましょう。

　デジタル化の急速な進展や新型コロナウイルス感染症の感染拡大など、社会環境が変化する中で、消費者の意識や行動も大きく変化しています。
　定期購入に関するトラブル、詐欺的な通信販売のトラブル、マッチングアプリなどで知り合った人からの投資や副業といった儲け話をきっかけとした消費者トラブルに関する相談が多くなっています。また、高齢者を狙った詐欺や悪質商法は後を絶たず、振り込め詐欺などのほか、リフォーム工事に関する相談も多く寄せられています。
　このほかにも、昨年より成年年齢が20歳から18歳に引き下げられ、若者の消費者トラブルの未然防止に取り組むことも必要となっています。
　消費生活センターでは、こうした消費者被害に遭うことがないように、契約や商品、サービスに関する正しい知識や情報について、「出前講座」や「くらしの講座」などの事業を活用しながら啓発活動を行うとともに、消費者被害を未然に防ぐため、町会をはじめ、消費者団体などの関係機関と連携を図ってきました。
　区は、これからも、誰もが、安心した暮らしを営むことができるよう、消費者行政を推進していきます。

　中野区長　酒　井　直　人

消費生活センターまでお電話ください。
相談受付 電話 03-3228-5438
相談時間 月曜日から金曜日 午前9時半から午後4時まで(土曜日・日曜日・祝日・年末年始は休み)

消費者ホットライン （局番なし）188
（以下の窓口へおつなぎします。音声ガイダンスに沿って電話機を操作してください。一部のIP電話、プリペイド式携帯電話からはご利用できません。年末年始は休み）

土曜日 9時～17時 東京都消費生活総合センター（直通あり 03－3235－1155）
土曜日・日曜日・祝日 10時～16時 国民生活センター 消費者ホットライン（局番なし）188へ

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