電力・ガスの契約切り替えでトラブルに!(消費者相談の現場から 2020年12月号)

ページID:507769333

更新日:2024年5月7日

 平成28年4月から電力、平成29年4月からガスの小売りが全面的に自由化され、電力・ガス会社や料金メニューを自由に選べるようになりました。その一方で、電話勧誘や訪問販売をきっかけとした電力・ガスの契約切り替えに関するトラブルが増えています。

相談事例

 大手電力会社から委託されていると名乗る事業者から電話があり、「電気料金が安くなるから契約先を変えないか」と言われた。契約先を変えるつもりはなかったが、話の流れで検針票のお客様番号や住所等を伝えたところ、「書類を送るので検討してほしい」と言われた。後日、電気料金の請求書が届いたため事業者に確認したところ、契約したことになっており、解約には違約金が必要と言われた。

消費生活センターからアドバイス

・大手電力・ガス会社をかたって、契約の切り替えを勧誘するケースがみられます。新たに契約する会社の
 社名や連絡先をよく確認してください。

・契約先の切り替えを検討する場合は、候補としている電力・ガス会社から、料金プランだけでなく料金の
 算定方法、契約期間、契約解除の違約金の有無などの条件も確認しましょう。

・契約する気がなければ、電話や訪問時に、検針票の記載情報(氏名、住所、顧客番号など)を教えてはい
 けません。

・電話や訪問で勧誘を受けて、契約の切り替えをした場合、法定の契約書面を受け取った日を含めて8日以
 内であれば、原則としてクーリング・オフができます。

困ったとき心配なときは

消費生活センターまでお電話ください。
相談受付 電話 03-3228-5438
相談時間 月曜日から金曜日 午前9時半から午後4時まで(土曜日・日曜日・祝日・年末年始は休み)

土曜日・日曜日・祝日はこちらへ

 消費者ホットライン (局番なし)188
(以下の窓口へおつなぎします。音声ガイダンスに沿って電話機を操作してください。一部のIP電話、プリペイド式携帯電話からはご利用できません。年末年始は休み)
土曜日 9時~17時 東京都消費生活総合センター(直通あり 03-3235-1155)
土曜日・日曜日・祝日 10時~16時 国民生活センター 消費者ホットライン(局番なし)188へ

関連情報

お問い合わせ

このページは区民部 区民サービス課が担当しています。

本文ここまで

サブナビゲーションここから