高齢者のスマホトラブル!(消費者相談の現場から 2020年9月号)
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更新日:2024年5月7日
携帯電話やスマートフォン(以下「スマホ」)は今や多くの人の生活に欠かせないものとなっています。その一方で、契約・解約時のトラブルや、操作に慣れていないことによる利用時のトラブルが消費生活センター等に寄せられており、特に60歳以上のトラブルが増えています。
相談事例1
スマホの機種変更のために店舗に行き、一番安いプランを希望したところ、タブレット端末とのセット契約を勧められ、申し込んだ。後日届いた請求書を見ると思っていたより高額で、説明がなかったため無料だと思っていたヘッドホンや充電器等の付属品も有料だった。
相談事例2
友人にスマホで電話をした。長くても5分くらいの通話だと思ったが、お互いに電話が切れておらず約8時間の通話時間になっており、高額な通話料を請求された。
消費生活センターからアドバイス
契約書にサインする前に、どの契約で料金が発生するか、月額料金はいくらかを確認しましょう。また、中途解約時の違約金の確認もしておきましょう。タブレット端末や光回線等、複数のサービスを勧められても、内容がよく分からないものや必要がないと思った契約はその場で断りましょう。
携帯電話会社や販売店では、スマホ教室や有料のサポートサービス等を提供している場合もあります。
また、格安スマホは、今までの携帯電話会社と同じサービスが利用できるとは限りません。サポート内容や問い合わせ方法など、契約内容をよく確認しましょう。無料通話は独自のアプリを使うなど、会社により指定のサービス提供方法があり注意が必要です。
困ったとき心配なときは
消費生活センターまでお電話ください。
相談受付 電話 03-3228-5438
相談時間 月曜日から金曜日 午前9時半から午後4時まで(土曜日・日曜日・祝日・年末年始は休み)
土曜日・日曜日・祝日はこちらへ
消費者ホットライン (局番なし)188
(以下の窓口へおつなぎします。音声ガイダンスに沿って電話機を操作してください。一部のIP電話、プリペイド式携帯電話からはご利用できません。年末年始は休み)
土曜日 9時~17時 東京都消費生活総合センター(直通あり 03-3235-1155)
土曜日・日曜日・祝日 10時~16時 国民生活センター 消費者ホットライン(局番なし)188へ
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